獅子宿燻亭3

獅子宿燻亭3
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昨日の長井小学校獅子舞クラブ獅子舞の公演でした。

写真は直前リハーサルですが…

本番では完璧な仕上がりを見せてくれました。



明後日の山形県青少年健全育成県民大会の獅子舞披露に向けて最終リハーサルです。

薄暗くなった夕方…小学校から徒歩移動です。

帰りは保護者の方々のお迎えをお願いしました。

体育館での会場を設定した稽古の成果もあり…かなりの仕上がりになりそうです。





長井市五十川地区
うんなん神社の獅子頭が純白のヤクの毛を植え完了しました。

まだヤクの毛が顔に馴染むまで、しばし時間がかかります。

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修復に出ていた獅子が帰ってきました。

薄めた漆で金箔を貼る工程は

養生が重要です。

硬化したら強いのですが・・

シートベルトでの擦れ

修復してもらい金箔が復活…

もうしばらくは養生したいのですが、

気揉めるので毛植えの準備に入ります。

今日は獅子には触らず毛を一本一本束ねます。

百本以上の毛を束ねなければなりません。

普通の獅子の三倍の量にもなります。



長井小学校で稽古が始まりました。

午後から日曜日の公演のシナリオをプランニングし

動きのイメージを煮詰めました。


今回は獅子を二頭出します。

人数が気になりましが、児童センターのメンバーの先日の公演経験を考慮し

ました。

児童センターの子供達の成長に期待します。



本番に勝る稽古はありません!


本番での緊張感を経験し、お客さんの反応が肥しになります。

三春の三匹獅子の頭に被る竹の部分が完成したという連絡を戴きました。

そして高畠の竹工芸の工房に訪れました。

獅子舞の獅子とは構造が違い、頭に固定して踊る獅子踊り…

山形ではお寺から出るのが多いですね…。

流石上手く綺麗に完成しました。


三春では獅子舞と獅子踊りが一緒に出て町を練り歩き厄払いを行います。


さて・・次の工程

これから獅子頭を漆で塗り、鳥の羽の蓑(みの)を制作します。


子供達は本番に強い!
…っていうか緊張感あれば

上手く行くという事でしょうか?…

子供にこそ成せる業でしょう

何とも存在するだけで可愛いいオーラが…

小粒の獅子舞は大うけでした。

なんとも
今日は忙しい!

午後から明日の長井勤労センター祭のこけら落としの獅子舞披露リハーサル。

ほとんど獅子舞ビギナーの学童を操る体力を今日は持ち合わせていました。

実は一昨日
謎のめまいで体調不良

長井小の稽古を直前でキャンセルするはめになってしまいご迷惑をお掛けいたしました。

今日は復活

明日10時から勤労センターの玄関から可愛い獅子たちが暴れます。

想像以上に張りたての金箔は繊細でした。

風呂敷きで包み大事に運搬しましたが…擦れました。

風呂敷きが逆効果でした。

手直しが必要です。

しかし見事な金箔の鏡面仕上げです。

下地が良くないとこうはなりません。

木地制作
塗師
金箔張り

それぞれの伝統的な分業化の技術の集約でしょうか。

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4ヶ月の稽古で大成功を収めた伊佐沢小学校の獅子舞の学習発表会。

指導の感謝の会を開いて戴きました。


学校に到着すると玄関先に警護と今回一番熱い男が待っていてくれました。

二階の教室に案内され教室に入ると五年生のみんながお迎えです。

教室の黒板には子供達の感謝の会の次第が…


オジサンはすでに初老・・・

こういう子供達のメッセージには弱い

ウルウルです。



先日お祭りに立ち寄った白鷹の高徳寺の横越文殊尊の

屋根の彫刻が気になりました。


以前川西のおしゃぎり(山車)行列の盾の彫刻の表情に似ています。

調べてみると

関西のだんじりの屋根にしがみつき屋根を鋭い歯で

噛み付いている獅子の彫刻「獅子噛み(しがみ)」が出てきました。

これです。


更に、こちらが川西のおしゃぎり行列の盾の彫刻です。



川西の小松のおしゃぎりに獅子噛みの彫刻があるかどうかも

興味ありますね・・調べてみることにいたします。

川西におしゃぎりを調べているマニアの方がいらっしゃるんですよ・・♪






寒い1日でした。
蔵王や鳥海山に雪の知らせがあり冬の到来です。

屋根の足場に上がると

茅を切りそろえる工程に入っておりました…

冷たい風が切り屑を舞上げて目が開けられない程です。

大工さんがてっぺんの蔵掛けの検分にきました。

茅葺き職人さんが茅に棒を差し入れ藁縄を巻き付けてくれ足場の確保。

怪しい梯子を固定すると大工さんは躊躇なく梯子を登り梯子の短い所は

縄を手繰り寄せヒョイヒョイと登ってしまいました。

流石ですね〜職人のプライドですね!


以外にも蔵掛けはまだ使えるようですが

杉皮や貫の部分は老朽化して修復が必要と報告あり

来春に工事しようとまとまりました。
本日伊佐沢小の学習発表会です。

6月より今日の発表の為に毎週稽古してきました。

・・思えば長くもあり

あっという間でもあり・・みんな、よく頑張ってきました。


9月には獅子宿のかっきり祭りの獅子舞に参加して腕を磨いてきました…

笛の女子の口上もスラスラ堂々と見事な出来!

笛の音も清らかで楽しげ・・

獅子も稽古以上の仕上がりで気迫が満ちていました。

警護の声も凛々しく、神々しい獅子舞でした。

こちらの方言で神々しい意を「とどさい」と言います。


百々彩とでも書くのでしょうか?・・違うな

歳のせいかこういうシーンに

めっきり弱くなった小春日和の土曜日でした。


お恥ずかしい。




終わってしまうと寂しいのが常

さて・・今度はどんな楽しい企画が待っているのでしょうか?

獅子宿の茅屋根工事がいよいよ始まりました。

今年は昨年の継続箇所で北側中央

近くで見るとソジて階段状になっています。



軒先から消耗した茅を足していきます。

今年はペアーの職人さん達

仕事の会話もあり、はかどりそう・・。



伝統的な足場を設置

こんな憎い固定の工夫や知恵がありました。



茅場の茅の塩梅が気になり現地に行って、茅の様子を検分



まだ10月も半ばを過ぎても青々としております。

じっとり重く・・こりぁー移動が大変です。


職人さんに見てもらうと

「来年まで枯らせば大丈夫だ!」との太鼓判をいただき安心

天気を見て茅刈りを開始いたします。
白鷹町萩野公民館で主催の滝野、中山、萩野の三獅子の共演のご報告です。

秋晴れの日曜日

甥子の匠と萩野公民館に到着したのは正午近くになりました。

萩野地区の笛吹きの方に開始時間をお聞きし、あと三十分もあるので

近くを散策しようと坂道を登ると直ぐに神社が目に付きました。

ちょっと荒れ気味の境内

拝殿らしき建物はいやにガランとしています。

建具が無く廃屋の様です。

その後ろに立派な中規模の神殿がありました。

背景にはお寺があり墓地が隣接しています。


考察・・・

こちら萩野地区から白鷹山への登山道があり

この拝殿は参拝者や旅人の最低限の宿泊も可能な状態でないかと・・。





周りを巡るとこの神社の拝殿の基礎の石がずれています。
基礎の石が動いた様・・奇怪な現象です。

さて



開始の時間に近づいたので会場に向かうと民家の玄関に

滝野の鞍置八幡神社の獅子が安置され出番を待っていました。


白鷹の獅子で鼻髭は珍しい・・形は宇津権九郎型の大型の獅子頭です。

甥子が激写中



萩野公民館前で鷹山地区の獅子舞共演が始まりました。



こちらは中山と萩野の獅子頭です。



萩野の獅子頭はご紹介済みですが、中山の獅子は今回初めて・・・

こちらの獅子頭の耳が凄い!!!

さらに会場に豪快に全力疾走

二人の口取りが、はやる獅子を抑える様に激走して来ました。



口取りの持つ細い竹・・それをキチンと交差させています。

何故か意味有りげな所作

まさか十字をきっているのでは?? 

隠れキリシタンも関係しているのでは?

なーんて想像を膨らませ過ぎですね。


問題の獅子の耳の件ですが

かなり特異な耳の形です。  こちらをご覧ください。





白鷹の獅子の耳は紐や棒で穴に取り付けられ、

上下に動くにつれ耳もパタンパタンと獅子に当たり音をたてます。


中山の獅子は、例えればオサゲ髪や戦国武将のポニーテール状の様な耳

写真を見てご想像ください。

しかもこの写真は舞手の交代のシーン

舞手の前に交代する者が前に出て後ろから受け取るという離れ技です・・。


いよいよ萩野の獅子舞です。

獅子頭納品して翌年ご招待いただいて拝見して以来の獅子舞。




大きな幕の中に二十人ほどの若者が会場を狭しと独特なステップで走り

回ります。

あの重い獅子を掲げ凄い迫力・・・

最後に劇的な笛で獅子が神社に入る所作

会場の観客を魅了しました。
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