獅子宿燻亭3

獅子宿燻亭3
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依頼していた太鼓の皮の張り具合を吟味に
高畠の中島屋太鼓店さんにお邪魔致しました。

獅子宿もそうですが、こちら・・
少し分かりにくい位置の集落に
あるので、初めての方は戸惑うかもしれませんね。

さて・・
太鼓店の工房にある
この小振りの太鼓

実は長井市内の幼稚園や保育園に
獅子舞道具一式を貸し出しするためのものです。

普通太鼓は既に皮が張られて購入しますが・・
今回小振りな太鼓ながら音質を低めにしたいために
一度使用した太鼓の皮を使って、張りたての皮でも低音を
響かせるようにしていただきました。

今日はその音の吟味

打った瞬間
実家の百歳の太鼓に近い、低くい響きの波動を感じました。

一発でOK

今週末にはお届け戴けるそうです。

さて太鼓が出来たら太鼓の大きさに合わせ太鼓台の設計
園児たちといえば3歳から5歳の体格ですから
予想以上に小さな寸法になるでしょう。

獅子を納める箱も太鼓の上部に設置出来る様な
神社雰囲気を感じる様なデザインを考案致しました。

もちろん幕の付いた獅子頭
警護棒や衣装もセットします。

いやー豪華な獅子舞ごっこセットになりそうです。

小さな子どもの頃の楽しい獅子舞体験が繋がって
大人になってからも獅子舞にすんなりと入れるような
感性を育てる事が出来れば良いな〜と思います。

あらら雪降ってます。
イタヤカエデの板を材料に滑車を制作してみました。

オシシの軸棒を制作する木工旋盤

ワクワクして取り付けてみると良い具合…

本日から我が家のトイレがグレードアップして

エコ自動ドアーに生まれ変わりました〜。

重りも民家の梁を再生し製材した板を使用しておりま〜す。




部屋にもダブル滑車を設置し
反対側に重りを下げました。

自己満足しております。
茅葺きの家は自然の換気口が無数にあり

暖房効果はありません。

しかし毎年、気休めかも知れませんが、風を遮る為の

農業用ビニールを金具を取り付け障子に張り雪囲を行います。



しかし囲炉裏で火を焚くには隙間だらけの超換気性のある構造でないと

窒息してしまいます。


今年、自宅を少しリフォームいたしましたが、

窓は二重の堅牢な樹脂サッシ・・断熱材に囲まれ床暖房

それでも寒いのが苦手な私には、猫の戸の開け閉めも気になる始末です。


灯油を節約するには厚着と狭い居間に家族がごちゃごちゃ集まって

倹約するしかありません・・。


しかし・・雪が積もりませんねぇ。





滑車とペットボトルの重しで自動ドアを制作しました。

…と…言っても閉めるだけ。

地球の重力を使った自動ドアであります。


また本日ヘッダー更新しましたよ。

「馬の田楽」という短編のお話です。

どんなお話でしょうかねぇ・・・。



恒例になりました八尺大獅子の冬囲い…

さっさと完了しました。


何時もなら、かなり寒くなって止むを得ず

腰を上げる冬囲いですが・・・・

よく考えてみると時期的には同じ

今年は暖冬だけの話です。


充分間に合うと見た茅の量の見積もりが

全然足りず茅場に取りに行って時間のロス・・・。

まだまだ茅があるのに見す見す刈らずに放棄してしまうという

苦渋の未練を残して冬囲い完了しました。










幸せになろうとしたのに
まさか
鶴が化けていたとは・・・

チッ・・と舌打ち一つ

若者は鶴が飛び去る姿を見て
振り返るやいなや・・
素朴な若者の表情が豹変した。
この若者も素朴な若者に化けていたのだった。

それでもやりきれない若者は
家に帰ってヤケ酒をあおるのであった。
そしてポツリと
「町に繰り出して暴れてやる・・」
とつぶやくのであった。

現代風であればこんな終わり方では?

本日伊佐沢小学校にお邪魔しました。

五年生15名の総合学習の一環として

ウッディ粘土を使い獅子頭作りを行いました…

今日は最終日

しかし…

なかなか進まない…

何故なんだろう…

今日は仕上げるぞ!
という決意で図工室に臨みました。

しか〜し

急げど・・
幾ら あおっても
ゆったぁ〜りとした
空気に変化は見られずマイペース
変化なし。






今回も目標の完成までには及ばず…

残業

担任の先生…ご苦労様でした。
わたくしの指導力不足でスミマセン・・

ヘッダーを更新いたしました。


川西町小松の語り部・・山路愛子さんの自費出版のご依頼で

挿絵を制作しており、その始めの一話です。


100の民話を集め10作の挿絵を制作しました。

間も無く出版の予定ですが非売品の為、なかなかお目にかかれない

本ですので、こちらのブログで少しご紹介したいと思います。


第一話は「鶴の恩返し」南陽市の宮内珍蔵寺に伝わるお話

獅子宿でも以前語り部を開催した時にお話していただきました。

このシーンは鶴の姿になり自分の羽根を抜いて機を織る悲痛な場面

禁断のその姿を見てしまい全てが終わるという・・


子供の頃から馴染みの話でこの場面は印象的でした。


偶然、若者が甥子にそっくりなんです。

出てくるキャストが知人に似ているので不思議でしたね・・。


もう一つの挿絵は戸が中障子のバージョン

鶴がちょっと見えるのですが

リアルに見えるよりシルエットの方が想像力が広がりますね。

さて・・どっちにしようかな??





長井駅前にあった実家を解体いたしました。

大正からの古い家。

解体して更地になると
やはり・・想像した以上に狭い空間。

年の瀬に入り
思い出しますね・・・・

子供のころ
四十数年前にもなりますか・・

あの正月二日の初売りの賑やかさ・・
当時、実家は洋品店を営んでおりました。

亡くなった親父は二代目

初代は大正の頃、ここに苦労して開業。

物資の無い時代・・何でも仕入れ売って生計を支え
戦後東京の闇市にリックを担いで仕入れにも出向いたとか。

あの頃
昼ご飯も食べる暇も無い程の
お客さんが長井駅から堰を切ったように溢れ
店にもギラギラした消費意欲いっぱいの人々ばかりでした。

高度成長期の日本の勢いだったのでしょうね・・

現在のゴーストタウンの様な町並みは
あの頃、誰が想像できたでしょうか?
「時代は変わった」と一言では済まない故郷の変わり様です。

しかし
あるはずの消滅してしまった実家の空間を前にして

不思議と寂しさは感じませんでした・・

何故かと言うと

自分の記憶の中にあの家の隅々が
しっかりと焼きついているのです・・瞼の裏に。

自分の人生の1ページが更新されたような気がします。

解体を請け負っていただいた業者さん
ご苦労様でした。
栄町の皆様長年お世話になりました。
長井小学校獅子舞クラブの朝会での獅子舞発表があり、

朝から学校にお邪魔いたしました。

四十年前に通った学びやです…

もう職員玄関から入ります。


すると体育館から獅子舞の太鼓が聞こえてきました!

ソワソワしながら急いで黒光りの廊下を小走りし体育館に向かいます。

条件反射かな?

もうリハーサルが始まっていて

元気な獅子たちが舞っていました。


本番も益々勢いが増し、子ども達の歓声が上がり…

今年最後の獅子舞。

六年生は小学校最後の獅子舞です。

愛用のメガネがありません。

はて…

お風呂にも無い
洗面所
寝床
トイレ
あれ〜居間にも無い…

諦めかけて‥座った前のガラスのテーブルを見ると角に引っかかっておりました。

最近老眼が進んで近くが見えにくくなり難儀していても

やはり無いと困る体の一部です…良かった良かった。

本日の小さな幸運でした〜

本日のお昼からのテレビ番組

探偵ナイトスクープに獅伝が出演いたしました!

当然我が家
盛り上がりました。

短い時間でしたが、お馴染みの獅子舞と笛太鼓が

全国版のテレビにデビューです。

どういう訳か・・山形市在住の熱狂的な獅子舞ファンの二歳児と

タレントのタムケン氏が絡むストーリー・・・


山形のとある神社で獅伝の獅子と二歳児が遭遇する時の二歳児の

怖さの微妙な表情が何とも言えませんね。


確かに小さい頃オシシは強烈に怖かった

その反動が人によって大人になってから

獅子の魅力にのめり込むのだと思います。


獅伝の皆様・・出演ご苦労様でした。

...もっと詳しく
長井小学校獅子舞クラブ本年度最後の稽古です…

来週町会発表があり全校生徒に披露いたします。



さて・・来年に向けて新しい企画を温めています。

子供達が新しい獅子頭をデザインしてくれました。

詳しくは内緒…来年のお楽しみです。



以前ボール紙で作った獅子頭ですが、こんなイメージでしょうか・・

獅子宿の定休日
霧が出てなんと寒いこと…

屋根のてっぺんの杉皮で葺いた部分に穴が開き
大工さんにお願いし修理してもらいました。

今年は部分修理で何とか積雪をしのいで

来年は本格的に大修理しなくてはなりません。




こちらは飯豊のお獅子

今年完成した獅子…ですが

久しぶりに里帰り…娘が帰ってきたようです。

晩酌に付き合って戴きます。