獅子宿燻亭3

獅子宿燻亭3
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飯豊松原地区八幡神社に行列の道具の

調査にお邪魔致しました

先日取材した件ですが

下調べしております

まだまとまっていない調査ですので

予告編であります・・・


十数年前に境内に飾られている行列の持ち物の意味有りげな

様子の印象が元になりました


飯豊町萩生の陶芸家Tさんからの問い合わせがありました・・

Tさんは萩生のお諏訪様の行列の持ち物の破損修理の為の

資料調査でした


Tさんに松原八幡神社の話をすると早速神社関係者の方に

検分を依頼実現致しました


さて

検分の最後に発見した写真の幕は

以前獅子舞で使用した古幕

驚きました

唐草模様です・・・

獅子頭は長井の総宮系のスタイルであれば

波浪模様のはず・・

唐草模様は川西町で見たことがあります

どんなデザインの選択があったのでしょうか・・つづく


真夏のうだるような感覚は無いにしろ

暑いのは、子ども達のシャツのグチャグチャの汗跡を見ると分かります‥

夏休み明けの稽古で、子ども達の力の違いの差が出てきました

環境の違いでしょうね‥

家の近くの神社で獅子舞が有る地区の子供は直ぐ分かります 

伝統文化の影響って子ども達にどんな影響を及ぼすか調べてみなくてはなりません
飯豊の獅子の塗りです

雷雨で暗くなってきました
ポリカーボネートの透明な屋根で
明るい屋根
滅多に蛍光灯など付けないのですが
流石に暗いので点灯

獅子頭が仕上がってくる様は
何時もながらワクワクドキドキです


伊佐沢の茅葺き父ちゃんの仕事

宮内の池黒に訪れました

沖ふじで焼きそばの大盛りを戴いて
満腹の腹ごなし‥
白鷹の子獅子が入院しました

どんな重症患者かと思いきや
鼻先を打撲し、擦り傷
軽傷ですが、ご家族の皆さんの子獅子の愛情が伺えますね‥
伊佐沢の生き字引の飯沢さんに
「だみ太鼓」の打ち方を習いました

実は飯沢さんは念仏踊りの師匠

獅子彫りや歌謡民謡や日本舞踊・・

餅つきの返しのパフォーマンス等多彩な方です

今日は獅子宿にひょうたんの工芸品を卸しに
いらっしゃいました

ついでに明治27年作の獅子頭に記された
総代の分析を依頼・・

またまた話が飛んで

昔・・一度葬儀で遭遇した太鼓
だみ太鼓=葬式の際に打たれる太鼓の話になりました

出来ますか?と尋ねると
聞き覚えはあると・・口述で憶えているとか
こりぁ〜チャンスとばかり桶太鼓を引っ張り出して来ました

ドロドロドロリン
独特なリズム・・・
葬式の始まりの合図でしょうか

これは後世に残すべき文化でしょう

だみ太鼓
田沢寺の和尚さんにもお尋ねしなくては・・
飯豊系の獅子頭制作です

技術って何でもそうですが、
兎に角やってみて挑戦しないと始まりませんね‥

塗りは難しい・・

今まで制作した獅子頭のレプリカを制作し、
これらは獅子宿に展示します

100年ぶりに制作という獅子もあり
滅多に拝見出来る獅子では有りません
大まかに荒彫りしたものを記憶を辿り制作します

塗りの技法は発展途上
数をこなして経験を重ねます

漆負けが怖いですが
いずれ漆に挑戦したいですね‥

先日山形の塗屋さんにお邪魔し漆負けの話になりました
金箔のベテランのおばちゃんは最初に酷い漆負けを経験しましたが
それ以後は大丈夫とのこと・・

古い獅子頭の修理でも漆負けする私ですが
人によって反応は様々

昨年制作し納品したとある神社の獅子頭
今年お祭りにデビューの予定でしたが・・

なんと!獅子連の漆負け慎重案で今年はデビュー見送り
ああ見えて獅子も慎重ですが獅子連は更に慎重・・
石橋を叩いて渡るのごとし

どちらかというと私は石橋を渡ってから叩くタイプですね・・
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柳材で手のひらサイズの獅子を制作中

写真だと大きく見えますが手のひらにスッポリ


この間まで暑かったのに・・・ストンと涼しくなり
蝉も戸惑っている様です

アブラゼミが主流
最近ヒグラシゼミは聞こえてこない
イメージ的には今頃に鳴く筈ですが
出番間違えたかな?

この手のひら獅子
結構前に制作を始めてましたが
ある日突然・・・放置

私の気まぐれ

何が閃いたのか仕上げを始めました
暫く間を置く事も大切なことです


毎日毎日暑い日が続きます

14日‥

長井市内ではアチコチでお祭り‥

耳を澄ませば四方八方から太鼓

の音が聞こえてきます


いよいよ待ちに待った清水町地区祭りの獅子舞

限られた短い時間に汗だくで獅子舞をご披露しました

短い時間に最初から最後まで全力疾走です・・


着替えを済ませて・・

年に一度の盆踊り

生演奏と生唄・・そして太鼓

良い風情ですねぇ〜

単純な踊りの繰り返しが酔いも加わって軽い恍惚感です

東の空に大きな入道雲

稲妻がビガビガ轟きます






最終の稽古の後
公民館で幕付けを行いました
最後に口幕を取り付けて完了です

幕付けを終えた頃
若いお母さんと
お母さんとそっくりな赤ちゃんが
獅子を見たいと訪れました

赤ちゃんは男の子
怖いけど見たいらしい様子
恐る恐る近づきましたが
それ以上は無理

子供ながらに獅子を見たいという衝動を
を感じるのでしょうね‥
老若男女
獅子は不思議な魅力があるのですね


明日はお休みして
日曜日が本番です


小振りの獅子完成です
きかない顔つきです・・

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昨年雨天の為中止なった地区祭りの獅子舞い‥

今年コソはと稽古にも力が入ります

今年は新たに三人の母ちゃん達が笛で参戦です


足の裏を蚊に刺され痒いこと‥
羽音もしない小さな蚊です
大きく腫れないものの
一時むず痒い‥
小振りの獅子をじっとして
仕上げをしていると狙われ
裸足や腕の裏を数カ所もやられました

蚊にすれば仕事の後のビールみたいに美味しいでしょうね‥


さてこちらの小振りの獅子‥
奥行き20センチ 耳幅36センチの大きさ
昨日金の塗りを仕上げて、明日毛を植えて完成

さて‥どうしようかな?

販売か‥幼稚園園児用の予備にしようか迷っています
大きさが園児用にしては小さいのです

帯に短しタスキに長し‥なんです


先週の土曜日放映
YBC旅の見聞録に紹介していただきました

リポーターの
あべ ゆうじさんの芸達者振りはご紹介済みでしたね・・

放映した映像を見ても驚きます

やっぱり上手い・・・!!

持った格好が決まっています

正に一を聞いて十を知る・・です

また来ないかな〜♪

それにしても

我が姿・・中年太りです

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恒例になりました
確か四回目・・
寿泉荘夏祭りの獅子舞い

夏らしい暑さが戻り絶好の日和

暑いのは少々獅子舞には辛いコンディションですが
獅子舞に40人以上のボランティアが集まってくれました

長井黒獅子研究会を中心に清水町黒獅子会、伊佐沢黒獅子会、
えくぼ獅子舞クラブそして伊佐沢小学校六年生14名の皆さんです

伊佐沢小六年生は施設内の動けないお年寄りを巡り
一人一人にご信心を行いました・・
太鼓の大音響で窓ガラスがブルブル振動します

子ども達の獅子舞が終わりました
ようやく日が沈み、涼しくなった駐車場の会場では
園の皆さんが獅子の出番を待っています

車椅子やベットで移動
暑い中、職員の方々の準備や看護が大変です・・

いよいよ
獅子舞開始
動と静の獅子の動きに歓声が上がります

新作の大型の獅子頭・・
初の獅子舞でも基本がしっかりしていれば大丈夫
上々の無事獅子舞を納める事が出来ました

獅子舞の終了と同時のグットタイミングにドカンと一発
花火が上がりました

しかし良いタイミング・・

しばし花火の競演に目を奪われました