笑点で菊扇さん得意のダジャレを引用しました
獅子宿の屋根は忙しいですね
落ちたり飛んだりと・・・
本日午後の突然の大風と激しい雨で屋根のシートが吹っ飛んだのです
ボダボダと不気味な雨漏りの音で二階に上ると暗いはずの天井が明るいではないですかぁ!
れれれれ
屋根の取り払った煙出しに被せたシートが風でめくり上がり、激しい雨が無情にも降り注いでいま
す
茅屋根のトタン葺き下地はほぼ完成しているのですが・・・遮る物が無い
実は茅屋根をトタンに葺き替えるいい加減な職人がギブアップしちゃったのです
その為に工事は遅れ難航不実・・・
自分の人を見る目が確かでは無かったということです
ザンザン降りの屋根に上りめくれたシートを戻しにかかりました
足場悪いんですよ
なんとか大工さん達の応援で復旧
雨漏りの被害も少なくて済みました
本日は私・・軽いお祭り燃え尽き症候群の様相
昨日のみちのく阿波踊り2013in山形に参加させて戴き笛を思う存分吹いて参りました
午後から七日町ホットなる広場にて参加団体の短いデモンストレーション演舞
東京からは江戸っ子連とひょっとこ連が参加し、流石洗練され粋な阿波踊りを披露
四方山会は んだず連とかっぽ連
んだず連・・・山形らしい素晴らしいネーミングですよね
メンバーの都合でデモの演舞は んだず連の笛も私が勤めることになりましたが
しょっぱなは頭と身体が分離するかのように緊張
吉野川という曲をソロで吹く20秒がありプレッシャーになっているようです
緊張すると気道や唇が固まって、みるみる音が悪くなるのが分かります
しょうがないですね・・・力不足というか度胸不足
お次は駅まで徒歩
既に福島うつくしま連と山大の学生連の四面楚歌のグループが演舞を披露していました
出演者達の着替え場所市民会館では親睦会を兼ね14団体各の演舞会
いよいよ空も暗くなり6時半から主会場のすずらん街での演舞です
400メートル程の大通りコース三か所での演舞から裏通りを巡って三回巡回
演舞も後半になると緊張も麻痺したのか、酔いで麻痺したのか恐怖の吉野川ソロも慣れ慣れです
踊りに笛、三味線、締め太鼓、鉦、大太鼓の鳴り物が一体化
本番は普段の稽古では鍛えられない心の稽古になるようです
締めは14団体の踊り子とお客さんも飛び入りし、大音響の鳴り物を総動員しての総踊りです
見るあほうのお客さんも年毎に増えてまさに壮観・・・全員心を一つにして盛り上がりました
なんと・・祭りが終わるや否や
恐れていた雷鳴ビガビガ ゲリラ豪雨 よく持ってくれました
みちのく阿波踊り2013は9月21日福島県郡山駅前に会場を移し開催されます
今週土曜日・・31日今年もみちのく阿波踊りin山形開催です
あぁぁ もうすぐ夏が終わる・・・・終わっているのかも
いやいや みちのく阿波踊り山形が終わるまでは夏にと決めました
先週から四方山会 山形市工業団地駐車場にて稽古開始です
夜も涼しくなってコンディション最高です
わたくし昨年デビュー以来やっと二年目
今年はホテルを予約済で気合注入・・・特製酒びょうたんはまだまだ塗料臭で使用不可です
日曜日の朝・・工事はお休み
視察に屋根に上ってみました
背景の空も、浮かぶ雲もすっかり秋の気配です・・・蝉の鳴き声もどこか疲れ気味
四方山会は今東京高円寺の阿波踊りイベントに遠征中・・・昨日深夜バスで出発
まだホテルでしょうね 午後からの出演だそうです
さて西側の切妻の下地造作が完了したようです
カチッとしてきました
細部はどうでしょう?・・・・意外と荒いですな〜
忘れ去られたような獅子と目が合いました制作の為お借りしていた獅子頭を返しに、とある方の玄関に訪れた時です玄関には獅子頭が二頭置かれていて‥一つの獅子頭と目が合いました正確には‥目が合ったような気がしたのですが‥訴えるような目だったからかも知れませんその獅子頭は以前こちらの獅子頭制作したとき以来で、大分放置された様子で汚れています竹田吉四郎作と思われる獅子頭で、昭和初期約80年前の作顔の真ん中から割れて針金で仮止めされています鼻筋の裏側が極端に薄く彫られ、それが破損の原因かと思います既に引退した境遇の獅子頭、毛も抜けなんとも悲惨きわまる表情にクリーニングを申し出ました‥
もう一つの獅子は南陽市法師柳の佐藤耕雲作で三代目の獅子です
こちらも疲労困憊のまま時間が停止してしまったような表情で手入れが必要でしたが、今回は
一頭だけに致しました
クリーニングは主に表面の汚れを洗い流し、割れの部分は針金を除去し最低限の補強を考えています ほとんど無い毛は新品の毛ではなく植え替えで出た少し年季の入った毛を補充してあげようかと思います
手間のかかるおせっかいです
面白いのは獅子頭の表情です 飯豊の諏訪神社や萩生の獅子に見られるような様式と長井の総宮系の獅子との様式を合わせたような表現になっています
割れの原因の薄彫り・・最初総宮系の獅子を彫り、途中で飯豊系に変更した可能性もあります
さて・・クリーニング後またご報告いたします
盆明け屋根のてっぺんいよいよ棟木と蔵掛け、煙り出しの解体が始まりました
高所での作業・・・安全第一ですが
職人が自ら作りたての茅屋根のトタン葺き下地に容赦なく茅の残材を散らかしていきます
後先の事は全く考慮ない作業に驚きます・・