獅子宿燻亭3

獅子宿燻亭3
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ご覧のように3月20日春分の日、福島県会津若松市で彼岸獅子が

ご披露されます

先週こちらの小松獅子保存会の方々が獅子宿を訪れ見学

調べて見ると彼岸の恒例行事

当日鶴ヶ城本丸や市内の大通りで二団体「小松獅子団」「天寧獅子団」の

公演とあります・・

こちらのHPを覗いてみると興味深い獅子舞の歴史なども伺えました

獅子舞とありますが、こちら西置賜では獅子踊りです



本日も冬型の荒れ模様で吹雪

まだまだ獅子舞見学には厳しいかも知れませんが

一足早い春の気配を感じに会津に訪れては如何でしょうか?





いわき市の獅子頭を検分依頼の為

東北芸術工科大学の文化財保存研究センターにお邪魔いたしました

すると教授から驚くような感想が・・・

「南北朝までいくんじゃない?」

南北朝時代?? えーと?

平安時代をも超える?

ごご五六百年前!!

獅子頭の特徴での時代考証なので、木材の分析もお願い致しました

もちろん文化財級の代物です

左 甚五郎作の獅子頭にまたハクがつきましたね


桜で有名な三春町の田村大元神社の三匹獅子頭も三百年級でしたし

福島にはまだまだ超大物の獅子頭が潜んでいるのでしょうか?





今回は今後の保存修復依頼の検分

かなりの手ごたえでした






獅子頭講座の粘土獅子です

整形美容〜後はよろしく〜♪‥と、とある弟子がまる投げ

チョチョイノチョイと整形美容


不憫だったお顔が美人になりました?


制作中・・ラジオで震災から一年のセレモニーの様子が

一緒に手を合わせ黙祷致しました








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本日も囲炉裏に火を焚き燻蒸

今日の煙の動きが違います
気温が上がった為か‥
煙りが雲海の様にモクモク上って
天井に穴が開いてるのかと疑う程
思わず外に出て北側の屋根を確認してしまいました

昨年も積雪が気温が緩んで起きる、撫で転けで大穴が発生し落胆

しかも温水管破裂で湯煙蔵王温泉状態も体験させて戴きました

これから屋根の積雪に手を合わせる日々が続きます
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昨日の快晴から
打って変わってザンザン降りの雨‥

でも落ち着いて制作出来ますね

縦長の黒獅子の幟の下絵
パソコンにスキャンし貼り付けて合成‥
着色して色彩のバランスを見ました

何回も描き直しては練り直しを行います

鬼気迫る獅子舞の警護掛かりのシーン
野川の荒々しい波しぶきは洪水
卯の花姫の化身である龍が
雨を降らせようと天から降りてきました

毎年雨が付き物の黒獅子まつり

今年はどうでしょうかね〜?

そうそう今年こそ!これを完成しなくては

実はこちら昨年からの依頼‥

筆が遅くてね進みません

何を隠そう!獅子頭木地を燻製にしております

昨日の桐の獅子二頭

囲炉裏の火棚で縦列駐車

燻されて煙たそうです


冬場のビニールハウスでは物足りず・・

バンバン燻してる囲炉裏上空に移転です


手前の物体はサーモンに非ず

別件の獅子耳右左


以前チーズをぶら下げて試食してみると

これが

んまい!! また挑戦してみます







桐材で制作を進めています

軽量の獅子頭

昨日タテガミを付けた上山の獅子ですが耐久性に疑問符

ビニールハウスで乾燥させています



そういえば最近毎日

ビニールハウスに向かって猫らしき
足跡が‥

猫が暖まりに通っているようです

ポカポカ快適なのでしょう
先日竹の棒で軒のツララ落としをしたばかり‥また成長してきました

日射しが強まり、痩せてきた様です

またフワフワフワフワ雪が舞いだしました

青空を背景にした雪は目に染みます
もうすぐ弥生三月

先週の獅子頭作り講座の話です

いつも獅子頭作り講座は木曜日開催ですが、何時も天候荒れますなっ・・

皆さま真面目な方ばかりで、本日の欠席者は珍しいのですが一名欠席でした



写真提供のKさま

何時もありがとうございます


ワタクシお手手が粘土なんで撮影難しいので

撮影代理戴いております



粘土で獅子頭制作次回は四回目・・そろそろ架橋に入ります


あ〜ぁぁぁぁ〜っ ワタクシの眼鏡

誰だ〜っ こんな悪戯したのは〜っ!!!!!





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以前ご紹介した上山のお獅子のタテガミ作りが完了です


新しく染めた新調獅子幕に

白い布地に和紙で見立てたタテガミを縫い付けました‥



写真の様にタテガミが三段階に間隔を空けて

七列五列三列という神事でお馴染みの

数で取り付けられていました

深〜い訳がありそうです


幕は模様は無く紺と黒のツートン

こちらにも訳が・・



さて

改めて見本の古い幕を見て驚きました



幕の中央会館(わかる方だけわかります)・・

背中の幅30cm程の布地が残されています



なんと2mもあるでしょうか?

その尻尾の下に穴があります・・

たいていの哺乳類にはその場所に大事な穴がありますが

するってーとこれは獅子のお尻の穴?

まぁ・・察するに

これは後足役の方が頭を出す所でしょうね?



獅子頭は宇津権九郎型の雌獅子

桐の寄木作りで軽いのなんの・・

その幕を獅子頭に取り付けて完了


下顎に幕穴が無く、顎の下に幕の余った部分が出来て獅子振りが

露になるのですが大丈夫でしようか?

おせっかいして穴あけしたくなりますが我慢


所変われば獅子も変わる・・

どんな獅子舞か是非是非取材し拝見したいです




上山の獅子舞と言えば、中山白髭神社の獅子舞い

平成15年に長井市で開催された国民文化祭でお招き致しましたっけ

そういえば・・この獅子はその直ぐ隣の地区

白髭神社の獅子は総勢60名の巨大獅子でしたが

こちらは尻尾有りの小振りの少数派獅子


益々謎は深まります


いや〜あの長い尻尾の使い方とお尻の穴の使い方は特に興味津々ですね







店の駐車場の朝

雨が降って凍って一面スケート場みたいになっていました‥

転んで骨折なんて嫌なので

足を開き、小股で蹴り無しのフラット

な雪国歩き実践

しかし滅多にない現象が多い冬ですな

小振りの二頭

この獅子頭は軽量化の試作

幼稚園保育園児用


ただし桐の軽い獅子は歯音が悪い

そこは一工夫

前歯に硬い板を嵌めて音と補強を兼ねます
獅子宿で語り部の会開催
勧進代のディサービスの方々の企画
囲炉裏には炭が赤々と鉄瓶の口から湯気を上げています

火鉢も用意しました
目から暖かさを感じますね

雪の中に眠っていた桐材を掘り出してきました‥

サクサク氷を彫刻するように
小振りの獅子が現れてきました

気温が上がり雪が大根下ろし状態
日射しも強く感じる午後です
純米 磐城壽 んまい!
こんな旨い酒はなかなか無い!
いわき浪江町から長井に蔵替えして蘇った酒です

日本酒からご無沙汰していた舌も
目覚めました〜

一度お試しあれ!

本日御宝殿熊野神社の新調獅子頭が
獅子宿からいわきに嫁入り致しました

それでしみじみ祝酒
何やら今後何か、いわきとの
交流の縁が結びついたようです
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