獅子宿燻亭3

獅子宿燻亭3
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ふっとい!

もまだ入荷しました

さっそく60センチバーのチェーンソーで縦割りしてみました





お隣の畑の主から珍しいキャベツを戴きました

さっそくデカいチェーンソーで製材した柳を使って制作しました

荒彫り・・

生木ですからサクサク彫り進めました

激しい雨の雨音も静かになったようです


切り屑もどんどん溜まります

けっこうガサパル厄介物ですが

囲炉裏で燃やす燃料になるので紙の袋に入れて乾燥させます


明日は中を彫りをして乾燥を進めます


左側の小振りの獅子を眺めていると、閃いた!

‥あの獅子の作風に似てる!‥と

この小振りの赤い獅子はかなり以前収集したもので

はっきりとした記憶に無いのが残念です

似ていると思いませんか?







今日もチェーンソーで木取り

バーの長さが60センチもあると仕事が早い!

自前のチェーンソーは2サイクルでウルサイのに非力

樵仕様のプロ用は4サイクル・・原付以上の排気量ですから

馬力が違います


しかし今日は・・ブツリブツリと停止

スロットルを全開にしないのでカブリ気味なのでしょうか?


だましだまし・・ながら木取りを進めましたが

体力が続きません

中腰がいかん!

このままだと、ぎっくり腰

今日はこの位にしてやろう!





大は小を兼ねる・・

大型のチェーンソーを駆動しました

いままで使用してたのは玩具のようです

バーの長さは倍


昨年仕入れた柳の丸太

丸太の太さに対して、自前のチェーンソーのバーの短さに戦意喪失して

木取り作業を先伸ばしていましたが・・11月に入りイヨイヨ積雪の季節を

前に奮起致しました


昨日・・本職の樵に依頼しましたが

チェーンソーのストライキで不発


では自分でバンバンしてくださいとプロのチェーンソーをお借りしました

赤いラッカースプのレー缶であたりをつけて バッサリ

切れること切れること!!


ところが後半急に切れ味が悪化・・・石でもこすったのでしょうか?


切れなくなると大変

爆音だけがこだまして木屑が出なくなります


チェーンソーの切れ味調子は木屑を見るとわかります


丸太切りでは正方形の木屑で、縦切は長い繊維状の切り屑が出ると

切れてる目安なんです〜♪


チェーンソーの研ぎ方が悪いと真っ直ぐに切れず最初の切り始めの位置と最

後の切り口がずれて無駄な労力とガソリンを費やします

生木のもろい特性に甘えてクサビを打ち込んで強引に割ってしまう手も最近

覚えました〜


樵の経験も獅子彫には必須です






荒れ模様の中、長井小学校へ‥

五年生の総合学習の勉強です


9時半から2時間の授業・・・長井・・イヤイヤ長い!


お話する方も大変ですが・・聞く方も大変だったでしょうねぇ

ご苦労様でした


獅子舞クラブや児童センター獅子舞クラブのメンバーもいて

内容の濃い授業となりました






獅子宿の茅屋根が月明かりに浮かび上がります

今晩は笛の稽古

冷え込んできたので囲炉裏に火を入れました

お集まりのえくぼの皆さんはカレコレ10年選手ですが

なかなか笛吹きの道は遠く、完全習得の決心を致しました


獅子舞の道行笛から稽古です

今回初めての方もいましたが音だしも順調

笛の指読みで反復します


まぁ聞きなれているので頭の中にある、まとまりの無い音符が記憶

されていて、唇と指の反復で構築し直すといったところでしょうか・・


道行笛と太鼓は起承転結の4つのパーツで出来ていています

以前ご紹介したと思いますが


1 だだんこ だだんこ だだんこ   どんでん(たた だん)

2 だだんこ だだーん だん(たた)  どんでん

3 2と同じ 繰り返す

4 だだんこ どんでん だだんこ   どんでん(たた だん)


こんな構造になっているかと思います


これを暗記し太鼓のバチに摺合せると簡単に演奏可能

笛はこの構造に音譜を重ねた楽譜でマスター出来ます

後日ご紹介します

太鼓の中級編は()の細かい連弾を駆使

初めての皆さんもこれを暗唱して是非挑戦して下さい

笛は六調子の六穴で長井市内の楽器屋さんで販売しています

太鼓は当座テーブルの縁か車のハンドルで代用下さいませ













これ満月ではありません

獅子宿もやっと新蕎麦入荷致しました

飯豊産だそうで親近感が涌沼神社‥

なんちゃって


出荷は昨年より遅れているようです

やっぱり新蕎麦は良いですね

少し緑がかってます

打ち立てを水蕎麦で試食

若々しい蕎麦の香り‥とモチモチ感


珍しく蕎麦の話題でした


貴重な秋の晴れ間に茅刈をサボって

木槌を振るっております‥

でっ・・お尻がムズムズなんです


モデルの獅子頭が素晴らしいので美味しくて

箸が止まりません・・って感じです


モデルの獅子頭の中の彫も丁寧で軽量化を意識して彫り込んで

おります


見えない所もキチンと仕上げています


左右対称でない表現も大らかな感じで逆に生命感に溢れています













...もっと詳しく
もまだ=シナノキの丸太です

獅子頭の制作や木彫に如何でしょうか?

今年の春か去年の晩秋の切り出しかと思います

元口の直径は70cm×90cmほどの丸太と直径60cm×3mほどの丸太


もまだは皮を剥いで糸にして温海でシナ織にしたり蓑にしたり

建具の材料などと昔は盛んに活用された材

シナベニヤは表面に薄く剥いだものを積層して作られています


獅子頭の神社で使われるような振り獅子には不向きですが

飾り獅子や彫刻や太鼓のバチに適すかと思います


興味のある方はコメントでご一報下さい



お祭りの山車のデザイン依頼がありました

宮城県鮎川の神社の山車の幕が震災の津波で流され、

作り直し復活するのだそうです

原画を拡大して高さ2.6メートル幅6メートルの幕になるそうです

漁業の町の神社だけあってテーマが恵比須さま

巨大な鯛を釣り上げ、波立海面にはマグロが飛び跳ね

目出度い尽くしの背景には松竹梅に鶴と亀を描きました


来年2月にお祭りだそうです

新しい山車の幕で祭りが復活し、ますます復興が活気づけばと

思います


あれっ・・・このデザインを獅子幕に出来ないかなぁ〜?






今日も新たなスケッチです


いつもブログをご覧戴いている方ならば、写真の奥にチラッと見える

モデルのお獅子でどこの獅子かお分かりでしょうね‥

制作者は長谷部吉之助作ではないかとの私的勘を実証出来る根拠がまだあり

ません


ただ見れば見るほど、重厚な作風や西高玉の獅子で見られた細部の彫が語り

かけてきます


塗り重ねられた漆の何ミクロンの下にその記名が隠されているのかと思うと

ちょっとした科学の力で実証出来るのですが・・・


ちょっと獅子のスケッチをさせて戴きました

とある逗留中のお獅子をさらっと彫刻

して記念撮影です

いい獅子を目にすると残しておきたくなります


夏は暑過ぎ‥今頃から涼しくなり獅子

彫りには丁度良い季節になりました・・・・


最近雨が多く茅刈りに遠ざかっております


その合間に、冬を前にして柳の丸太を木取りして雪に備えます

もう一本太過ぎる柳があります

切るに難儀・・・どうしたものか悩んでおります


まだまだ作りたい獅子があり悶悶としております


前歯から鼻にかけての無数のひび割れの治療に大胆な治療を行いました

とあるお獅子

満身創痍

総代の方や獅子連の方にはそう見えなかったようです


何度か修理を重ねていた痕跡があります

写真でも割れの跡がご覧になれるかと思いますが

(実は分かりやすいようにサインペンで強調しています)

塗料を剥がしてみますと案の定バラバラ

削ってみると木地が腐っています

木地の選択に問題ありでした


コの字型の電気工事で使うステップルで割れを繋ごうとしていますが

効果はありません

塗装も下地処理無しで塗り重ねた為、自然剥奪でパリパリ剥がれています