獅子宿燻亭3

獅子宿燻亭3
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以前ご紹介した宮城県鮎川の三熊野神社の山車幕が完成しました

広げてみると想像以上大きい!

検分中ですが・・

長谷部吉之助作の可能性が濃くなりました

本日、西大塚の獅子頭をお借りいたしました

後日ご報告いたします



大風吹く中・・選挙を済ませ獅子頭の調査に同行しました

こちらの獅子の熱烈なファンであるTくんの依頼で

白鷹町のトアル地区の獅子頭をモデルに制作中なんです

写真を撮らせてもらい資料にして制作しましたが

最後の詰めでの検分です

やはり写真だけでは言葉足りない部分が多々発見しました



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写真では大きさはお伝え出来ないですが‥

確かにでっかい獅子なのです


額の角の代わりにおなじみのコブを取り付けました

やっぱりこちらが見慣れて収まり良いですね



乾燥し始めてサクサクとはいかずネバネバしてきました




こちらも両顎破損

耳も紛失

かなり前にコレクションした獅子です

素材は赤松でしょうか?

修理して口が開くようになると表情も嬉しそうです






今日もサメ〜1日でした

こちらのお獅子は飯豊の獅子・・竹田吉四朗作と鑑定しております

比較的に大振りで重たくワイルド獅子

どなたかの修理の痕跡ありました・・

お鼻も改造され竹田風とは違う形に

修正され仕上がっております・・

さらに金箔に銅粉を塗られ錆びて残念です



今回は顎を新しく作り直す事になりました

もともとの顎には新旧幾重に修理跡

何度の修理にも関わらずひびが表れ、総代幹部も諦めたのでしょうか・・


再起出来ない傷ではないと診ておりますが

重たい獅子は顎の軸受けに負担がかかり過ぎて破損しやすい傾向にあるよう

です










大荒れの1日‥仕事場からほとんど缶詰めです


お昼過ぎから小さい20cm程の獅子を制作しました


いやぁぁぁ〜



明日室内まで雪が吹き込んで大変な事になりそうです


仕込んでおいた柳材で顎を制作

頭はしばらく囲炉裏で燻蒸しているので

彫る度に香ばしいスモークの香りが致します



調べてみると・・一か月前に彫った頭

だいぶ乾燥しております

見るだけでは分からない彫りの深さを

実際に模刻してみて感じました

下顎の唇と歯の彫りが尋常で有りません




朝一番に耳の荒彫りわ行いましたが・・

まさに水を吸ったスポンジ

少し乾燥させてからいじる事にして、宝珠を木工旋盤で加工しました

昨日のご紹介した獅子の分も作ってあげました

独特な唇のウネウネ、さらに歯が反っ歯に作っている為

鋭角な彫り込みでノミでは届かず、柳の葉のようなナマゾリを使用

この獅子の作者長谷部吉之助(推測ですが・・)もこんなふうに

制作したのだろうかと想いを馳せるのでした


この獅子の様式はどうやら・・備前焼きの獅子のデザイン

手元に陶器の獅子があったら久谷焼きか備前焼き

S字眉毛が目印です



仕上げております

この獅子難が有り過ぎて振り獅子には無理

制作しているうちに、樹皮を巻き込んだ部分がアチコチに表れ

はじめました

木口部分の乾燥が進み割れも出てきました

しかし・・・ここまで進めると情がわいて放置できません


この獅子を活かす、ある計画があります・・・

後日お伝えしましょう







今日も顎作りです

顎と頭を大体合わせました

大体からピッタリ合わせる為・・


頭を磨いて顎とのツジツマを合わせます‥

ちょっと意味不明でしょうか?


頭の部分は先に荒彫りし囲炉裏の煙りで燻蒸し乾燥が進んでおります

燻臭くて鰹節のようです

細部をよく見ると凹の彫が見事です

ざくっくりとした彫りですが、高度な技術を駆使した獅子


もしかして長谷部吉之助作?



話は前後しますが
先日清水の舞台から飛び降りるつもりで
ハスクバーナ社のでっかいチェーンソーを購入致しました

排気量70ccの原付バイクみたいなパワー
60cmのバーでふっとい丸太もサクサク

実はお借りしていたチェーンソーと同じ機種をオークションで発見したのです

予想以上にパワフル
しかし重いのなんの・・半日動かすと腰に負担です

師走に入りましたので程々にしますわ




寒くなり獅子彫りはかどります

五センチ程の雪も午後には消えましたが・・寒い

厚着して動いても快適な寒さ

微妙なバランスです

汗をかかず行動出来る快適な環境です

こちらの獅子は長谷部吉之助と目利きしている獅子

勉強のためスケッチ中

歯の噛みあわせが複雑な曲線

これも明治の彫刻家長谷部氏の特徴でもあります

あたかも「うまく彫れるかい?」と長谷部氏が問いかけてくるようです

長井小獅子舞クラブの今年度最終回

六年生は最後の最後
児童センターから稽古してた子も居て
ジンときたりします‥

前半は今年度の反省会
後半いよいよ男女に分かれての獅子舞合戦が始まります

男子は獅子舞が主で稽古をしてきましたが、女子はほとんど笛‥
警護役も初体験

男子は女子から笛の助っ人をお願いし
なんとか獅子舞メンバーが揃いました

男子は黒獅子まつりでの経験があるので堂々とした警護と獅子
女子は二三回の稽古でしたが、そこは女子の結束力でお淑やかな獅子舞
警護も男子に負けない大声で獅子を先導しました

さて‥厳選なる審査の結果です

第1回獅子舞クラブ男女獅子舞合戦は
辛うじて女子チームが優勝

獅子舞クラブ最後の良い思い出になったようです







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いわき獅子舞の草鞋解きを兼ねて
獅子宿で囲炉裏端芋煮会を開催しました

家の中で芋煮会は茅葺きの家の特権
しかし煙たい‥

私は慣れておりますが、皆様涙目

獅子宿の風情に感動していらっしゃるのではないかと解釈致しましょう

大きなアルミの取手にムッカエリ(ひっくり返り)を防止するため針金と馬具の鎖を取り付けました

鍋がムッカエル事もなく、無事芋煮会も盛り上がりました

今頃皆様燻臭くなった服を洗濯してるんじゃあないでしょうか?

お手伝い、差し入れの料理ありがとうございました〜

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