獅子宿燻亭3

獅子宿燻亭3
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18日開催のながい黒獅子まつりにて

長井小学校獅子舞クラブ40名の児童達が

小粒ながら勇壮な獅子舞をご披露出来ました

稽古以上に力強い笛太鼓と獅子舞

特に口上は素晴らしかった!

もちろん拍子木も素振りしそうになりながらも踏ん張りました


ところが獅子舞開始直前に伝統の旗を学校に忘れてきた事が発覚し

先生が自転車で取りに行って戴き開始ギリギリ間に合ったという・・


いつもながら大勢の観客の歓声を受け子供たちも自慢げな顔でした


白つつじの花はまだまだ

帰り道・・五月晴れ新緑のに囲まれた広場で記念撮影です

今年も爽やかな眩しい笑顔が見れました








昨日から明日の日曜日まで長井市の
やませ蔵さんで工藝舎獅子宿獅子頭展を開催中です
昨年より小規模ながら初御披露目の獅子頭も展示中です

本日ながい黒獅子まつり開催
午後一時半より長井小学校獅子舞クラブが参加します
小粒ながらキカナイ獅子舞をご披露致しますのでご覧下さい

本日は朝から快晴
今日の長井市民は獅子舞が出ると雨が降るという伝説の話が
挨拶に出るのですが
雨は本日お休みでしょうか‥?

長井小学校獅子舞クラブの稽古です

稽古も本日と木曜日が最後

だいぶ仕上がってきましたが、児童の

皆さんも先生方も実に忙しい!



陸上競技会の稽古も兼ねたりスポ小の

練習もあったりと獅子舞に集中するの

は不可能の様です



詰めに入った明日と金曜日は学校の都

合上稽古お休み‥



いやぁ〜大変だぁ

始めた当時と様子が変わっているよう

です



幕の中は熱気ムンムン

みんな幕の中では幕つくりで必死の形相です

外側はこんな感じ‥アイロンかけたようにぴーーんと張っています

土曜日開催のながい黒獅子まつりに向けて

長井小学校獅子舞クラブも新しい体育館で猛稽古中です

口上役は六人の立候補からオーディションで勝ち抜いた六年生

拍子木役もオーディションで皆の拍手で満場一致で選抜


その他獅子頭役や笛長、太鼓長の顔ぶれわ見ると児童センターからのメンバー

でした

ヤハリ好きこそ者の上手なれ・・ですね

新しい体育館の真新しい塗料の臭いにも慣れてきました

今週土曜日の出番まであと二回の稽古です
...もっと詳しく

以前‥獅子宿で行った「雪見風土祭」のイベントで整備してから眠り続けていた古い機織り機

十数年ぶりに整備され、明日開催の長井市本町「御殿市」で蘇ります


現在御殿市建て元「こばちょう商店」に運び待機中


もともと養蚕の仲買業をしていた獅子宿の前の家主の祖先が使用していたもの

二階でばらばらになり何十年も眠っていました・・

足りない部品等作り直しイベントで使えるように整備したものでした


裂き織のコースターを織る仕掛けがそのまま有り、その道に詳しい知人に

お願いして今回再復活して戴きました


明日開催予定の「御殿市」で10名様限定で裂き織コースターを体験出来ます

のでお申し出下さい

尚 体験費300円


その向かいでは私が獅子頭制作の実演を行っておりますのでついでに

覗いてみてください


ぱたんぱたんと懐かしい機織りの音と

とんとんとんと獅子彫る音の共演があるやもしれません・・・

とんとんとんの代わりに木槌で指叩いて「いでででででぇ〜」という

私の悲鳴かも知れませんが・・・ご期待下さい









連休に伊佐沢神社の拝殿で見つけた古い扁額です


伊佐沢神社は稲荷神社と八幡神社が合社され今に至りますが、

その遺品を拝殿に展示していたのでした


神社関係の物に関しては目ざといと自負していたのですが・・

扁額はカメレオンのように同化して今まで目に入りませんでした

不思議なことに突然目に入ってくる事があるんですね


この扁額の見覚えある書体に注目しました


あれあれ

以前長井市内で突然目に入った石碑の水天宮の独特な書体に似ています

宮の文字なんかそっくり



コレクションの獅子幕の記名にも共通点がありそうです



以前こちらのブログにも書いた長井の南画家「白龍」の弟子

同地区の書家「月泉」の書く書体ではないかと頭によぎりました


あくまで勘・・ですので悪しからず

今度扁額の裏を調査してその真意を探りたいと考えております


これも犬も歩けば棒に当たるの一つでしょうか・・・気のせいかな?




雅な一対の獅子頭が仲間入りしました

青い獅子と緑の獅子は本当に珍しいようです

小振りですが造形と彩色は繊細で豪華

写真では紹介できませんが金箔で獅子毛が描かれていますが

髪の毛より細い線で描かれています


獅子宿コレクションで最高級の逸品でした

さっそく稽古でこけし状の毛はえバチを試してもらいました

毛があるか無いかで視覚的効果歴然

もやもやした白い兎の毛と、なびく馬毛がバチの動きを引き立てています






以前ご紹介した変わったこけし状のバチ

稽古用は現在使用中ですが、公演に向けて本番用のバチを制作しました
今回は朴の木を使いました

しかし資料が少なくネットで調べた写真が設計図です
この辺が少し不安なところ

太鼓屋さんで戴いた白いウサギの皮を貼り付けました
冬毛の野兎だそうです

するとくしゃみ連発
アレルギー反応でしょうか?

猫や馬は大丈夫の様子ですが意外です

バチの先に馬毛を取り付け完成

こちらが四方山会じゃんがら念仏踊りの稽古風景




今度は広島花田植えの太鼓バチを制作中
これもまた変わったバチ
大量の馬毛が両端に付いています
どう取り付けるか思案中なんです



偶然別の三匹獅子が修理に訪れました

立派な木箱に入っておりました

記名を見ると昭和33年8月とあり私と同級生で愛着がわきます


獅子頭の状態は良く多少の擦過傷はあるものの美品です

しかし、中の被り物を見るとプラスチックのザルを使用していました

先日作って戴いた竹製の被り物に取り替え、紐や頭の擦れ止めクッション

なども整備してはと考えております

獅子の前幕の位置が下がり過ぎ、顔の直ぐ前に幕がくるので

取り付け位置のバランスを改良します


牙が雌獅子だけにあり違和感

雄獅子に牙があり雌獅子に無いのが多いのですが・・

金で描かれる歯も無く描き足すことも提案していきたいと考えます

補修修正であるべきものが省略され形が変わっていくことがあります


昔の獅子踊りの写真資料でもちゃんと整備しておくと良いですね







三匹獅子の制作です

竹を使って頭に被るための大事な部分が出来ました

今回も高畠の竹工芸家 安部 豊さん

にお願い致しました

獅子に合わせてピッタリ綺麗に仕上がっています 

前回二年前も三春田村大元神社の三匹獅子で制作経験なので更に良くなって

いる感じ‥流石です

獅子宿に安部さんの制作した作品を展示しますのでご覧ください


これから獅子頭の金を塗り、羽根の蓑を作り顔を隠す幕を取り付けます


先月福島の三春に長獅子の納入で訪れました

あれから一か月

今頃、三春は桜満開の頃でしょうかね・・・

しかしこちらはまだまだ寒々ですねぇぇぇ


長井市から山形市の八中へ四方山会の稽古に出掛けました

福島県いわきのじゃんがら念仏踊りの笛とNHK復興支援曲「花は咲く」を篠笛

で稽古しています・・ところが私の篠笛のキーが若干高め

吹いている本人も聞いていても違和感で耐えがたく難儀しておりました


ところがぎっちょん

・・丁度一本余っていた笛を譲っていただき解決しました

不思議と すぅ〜ぅぅぅぅっと胸のつかえが落ちたよう

音程が合っております


さっそく新しい田植え踊りと百姓踊りの楽譜を戴き

スマホで動画で指の動きを撮影させて戴きました












大獅子を仕上げております

重さは30kgほど・・

ハカリに乗っからないので頭と下アゴを分けて計量

二人掛りでだと持ち上げてバコンと歯打ちできるかも


今日は頭の側面の丸いコブを取り付け、頭と下アゴの連結軸を加工しました



しかし昨日の春めいた暖かさから一転・・朝から雪

ラジオか懐かしい「なごり雪♪」が流れてきます

夕方まで5cmの積雪です

小川が雪解けで増水・・・春の小川さらさら行くよ♪ですな



三春田村大元神社の三匹獅子のレプリカを制作しております

こちらは店内展示用に摸刻していたものを満を持して塗を始めました

いろりの部屋で燻され充分熟成完了です



本物の様には仕上げ出来ませんが、なるべく近づけたいものです

獅子踊りの獅子頭の形についての調査はまだ手つかず

ムカデ獅子の堅牢な木彫りの獅子頭に比べると張子の獅子踊り獅子は

破損すると更新されあまり古いものが残っていないようです





いわき御宝殿熊野の新旧の獅子頭を納める為の展示ケースを制作しました

以前ご紹介済みですが、古い獅子頭は左 甚五郎作と云われ、

大学の鑑定では南北朝時代の作とか・・・

500年前の獅子頭となり文化財級の獅子頭に発展しそうです

虫食いと破損の修復を東北芸術工科大学美術文化財保存修復学科に

お願いしておりましたがこの度、完成のはこびとなり新旧の獅子を並べて展

示できるものをデザイン制作を依頼されました

制作は市内石川吉四郎建具店に依頼、シックな額付きの記名札もサービスし

て戴き大変良い仕上がりに出来上がりました

・・・ということで獅子のケースをご検討の方ご相談ください

珍しく営業でございます