獅子宿燻亭3

獅子宿燻亭3
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獅子舞探訪ツアーの二ヶ所目

西田尻地区の横越文殊尊のお堂に訪れました

かすかに太鼓の響きが風にのって聞こえてきます

お堂に参拝にお邪魔すると

制作中の獅子頭木地と子獅子が飾られて驚きました



野川にて幕洗を行いました

晴れでしたが強風

昨年のように東屋の会場の屋根から吊り乾燥させる手は

使えませんでした・・


気温が高かったので思ったり野川の水温も苦にならず完了でした

写真の棒は警護棒・・蛇の様な絞りたての幕です

洗剤を使わないので水洗いではハテ?汚れは落ちたかは疑問


昔から幕洗いは野川で行われ野川の清流で獅子が飲み込んだ

厄を洗い流し清めると考えられたのかと考えます


さて芋煮の後

直ぐ近くのパークゴルフ場で初のプレー体験・・

珍プレーを数々ご披露し夕方終了しました


さてさて

今日は白鷹の西高玉と西田尻、東田尻の獅子舞が行われています

少し薄暗くなりましたが有志を募り

獅子舞ツアー決行・・獅子舞捜索です

西高玉の獅子舞一行は瑞龍院で発見致しました

薄暗くなると獅子は迫力を増しますね〜




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こちらの獅子頭木地は制作中の

白鷹町西田尻の横越文殊尊の獅子頭です

16日が例祭なのでお披露目

その為に仕上げを進めています

なんか16日は天候が良くないようで心配です

9月の獅子舞最盛期に較べ一ヶ月違うと大分寒くなり雨になると

昔はドンブク・・(綿入れ)

現代はスキーウェアーでも着ないと獅子のお迎えも大変です

16日は1日のかっきり祭りの幕洗いを野川で行います

昨年は快晴の川原で幕洗いをし、芋煮会

今年は更に最近完成したパークゴルフ場で初体験です

しかし雨ではねぇぇ〜

雨乞いならぬ晴れ乞いをしなくてはなりませんな・・

ザクロ戴きました

獅子宿の近くの、トアルお宅の庭の小柄な木に毎年たわわに実るザクロ

毎年毎年・・いいなぁ〜試食してみたいなぁ〜

と車中から恨めしく眺めておりました

ついに念願叶い、本日一個廻ってきました


昨年は誰にも見向きもされず落下して肥やしと化しましたが

間近で見るとナント不思議な果実です


バックリひび割れて宝石のような実が露になっております

そして表皮のデリケートな透明感ある色合い

ルネッサンス期の画家が静物画のモチーフにするような古典的な雰囲気


しかしその宝石の様な実は、期待外れにスッパイのです・・

さらに以外にも女性の更年期障害に効くという噂もあり

神秘的な果実ですね〜


一口
あぁぁーーやっぱりすっぺーーーーっ




秋も深まり朝晩霧が立ちこめて冷え込んできました

昨日はつい・・ハッチャケてしまいした

反省しつつ・・本日は特派員から送ってもらった

日曜日の鮎貝八幡神社の獅子舞の写真であります


拝殿前での厳粛な獅子舞の様子・・ドラマチック

よく撮れていますね

跳ねる様に上下に躍動する獅子

接近した足が二人分見えて交代寸前の瞬間でしょうか?

足の様子はその方の個性を表していますね・・

慣れてくると足だけ見れば誰か判るようになります


写真の上部に大小鈴が二つ

この鈴以外に高価

小さいほうでも50万前後・・大きいほどは百万円以上かと見積もります

鈴を揺さぶる太い縄も驚く程高価

・・・と比較して考えるてみると獅子頭の制作費は高い?安い?

下世話な話で恐縮です



さて・・白鷹の獅子の幕の模様は水玉の様ですが

実は雪輪模様

大雪は豊作をもたらし来年の豊作を祈願致します

こちらの獅子幕は大雪ですなぁ〜


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今日は秋晴れ

爽やか〜

ヒタヒタと獅子の鼻先を塗装していると

一台の車が駐車場に

誰かな?と覗いてみると知らない方

お話をお聞きすると


♪ご自宅に伝わる獅子頭有り〜

先代が求めた獅子なり〜

家訓は、年に一度その獅子ぉぉぉ

遊ばせることと〜

ところが鼻の毛虫が食い〜

修理を是非是非〜賜う〜


されど入魂の獅子の為〜

熊野の大社の神官に〜脱魂の〜儀を執り行んんん〜と欲すぅぅ

その隙見計らい〜鼻の毛抜いてエステして〜

スグサマ再び入魂賜う〜

更に更に直ぐさまに〜当主が賑々しく獅子を舞う〜〜〜♪


ご理解できましたでしょうか?
ススススススみません!
調子に乗ってしまいました〜堪忍

肝心な解説忘れていました

写真左はこちらの当主の今は亡きお父様

右は獅子頭の制作者・・

ご親戚の川西小松の丸太写真館のご主人

写真家兼獅子彫り師だそうです


さてさて小松の渡部さんに調査依頼しなくては・・・・


ときに制作時の昭和30年頃の写真には鼻の毛が無いのに

現在の獅子頭には鼻毛か有ります・・

はてな?

五十年の年月を経て鼻毛が伸びたのでしょうか?



さらにさらにまだまだ

立派な彫刻も施した獅子のガラスケースも

なんと写真家獅子彫師の作だそうです


獅子彫り師は獅子を飾るケースもあつらえなくてはならないのですね

目からうろこぽろぽろです・・









鮎貝の別表神社八幡宮の獅子舞です

祭りの規模、華やかさは西置賜最大級ではないでしょうか?

階段を照らす何百もの行灯が遠くからも輝いて

神社に向かう足取りも加速します

道路を閉鎖してホコ天

遠くから笛と太鼓が響いてくるとワクワク感は最高ですね

子供の頃のときめきが蘇ってきて童心に返ったようです

感受性が研ぎ澄まされるというか・・ただ興奮しているだけかな?


南側参道入り口には、貫禄ある大きな提灯と幟旗一対

というのも東側にも参道と石の長い階段がありそちらも見事な行灯

足元を照らし祭りの風情を演出してくれます


売店が立ち並んで賑やかと喜んでいると昨年の半分とか・・

こちらも震災と不景気の影響でしょうね


さて・・この石階段を登りいざ神社へ・・と思いきや

もう神輿が階段を下ってきました

あれっ? 「獅子より先にご神体がござった」所変われば

作法も違うのですね


たこ焼き・お好み焼き・クレープ等等

その中でも唯一行列の出来る売店がありました

トルコのドネルカバブーのお店・・やはり若者達が並んでました


さて獅子舞が参道の入り口で踊っています

獅子舞なのに白鷹では「踊る」という表現が面白いですね

獅子が上下に跳ね・・

地団駄踏むと口取りたちが飛び出して顎を抱えて

スキップをしながら獅子を先導する所作です

口取りの羽織の背中には行司の持つ軍配が鮮やかに染め抜かれています

皆背が高く体格も良くて威厳ある面構え

その羽織の白い紐に注目しました

紐は結ばず単に交差しているだけなのです

なるほど太い紐は袋状になっていて中に砂の様な重りが仕込んでいるのです

すごい!古典的な工夫に感動・・おしゃれですね〜


獅子は頭にそっと触れて霊験を授けているかのような仕草を始めました

百人にも及ぶ行列に見守られながらこれから鮎貝の町を一晩巡ります





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獅子の耳を器にしてみました

獅子宿のレジのお釣り皿に使用していたのですが‥

トアルお客様が気に入りお譲りし
再度ご注文を戴き制作

しかし

艶の案配が気になり出しました

塗り直しすっかなぁ‥

トアルお客様いまちっとお待ち下さい



以前手に入れておいた鈴を取り付けました

紅白の紐は新品が来るまでの代用品です

しかし三個ではお互いにぶつかり合って

良い音が出ない事がわかりました

こうやってお世話をさせていただきますと愛着が沸いてきますね



苦しいときの神頼み

ヒビが入って傾いた神社

がっちりした新しい基礎に移動して一安心です・・


関わりある皆さんが念願成就のお礼の心を一つにして

神社を守っているのですね

神社がその関わりを結んでいてくれるのです

神社を移動しました!

スッポンと収まって目出度し目出度し

・・・あっけなく神社を移動完了です


獅子宿にお勤めの愛子さんの旦那さんが当主の稲荷神社


獅子宿から300メーター程上に

荒れた休耕田を見下ろし、程良い規模の神社が

桜の木にいだかれて、ひっそり佇んでいます

題古木稲荷神社です

今日は信者の寄進で足元の傾斜地の地盤が傾いた為神社の基礎を

作り直し移転です

早朝・・神主にお願いし神様に移転することをお願いしました


神主の予言通り神事が始まると雨もピタリと止み移転の安全を祈願

大工さんが遅刻して玉に傷でしたが・・男手六人で難なく移動


夕方神様に安全に移転したとの報告と感謝の儀を執り行いました

神社人力移転に立ち会えるとは・・貴重な体験でした


神社の中には創建と再創建の際の木製のお札が二枚あり

新しい一枚は昭和44年8月18日設立「還座祭太祝詞」と書かれています

古い一枚は一部文字もかなり消えかかり、神主に解読依頼してある程度

判読してもらいました・・流石です〜

この件は後日詳しく調査してまたご報告いたします


こういった信仰厚い方々の

神を敬う、ご奉仕の心が伝統を守っているのですね




10月1日かっきり祭り獅子舞道中開催
雨あり風あり快晴ありの不安定な正に秋の空でした
かっきりとは稲の刈り取り前に収穫を祈る祭りとして
獅子宿で開催してから6回目となります

今年はモロモロの事情が重なり何時もより半月遅い開催となり農繁期で
獅子振りたちも人手不足‥
しかし強力な若者お手伝いや伊佐沢の小六年生の活躍で無事事故もなく大盛況に幕を閉じる事が出来ました
この場をお借りして御礼申し上げます

今日も天気良好
片付けしながら祭りの余韻を味わいましょうか‥
・・と思いきや雨降ってまいりました 

いよいよ明日
かっきり祭り獅子舞道中開催
雨降りの午後‥幕付けを行いました

明日の予報の最高気温16℃・・いきなり寒い日になりそうです

晴天の獅子舞・・荒天の獅子舞

様々です

明日雨の予報で迷いましたが・・

町切り行灯を取り付けてみました


風と雨対策のビニールを張り忘れて帰ったので心配です

吊り行灯も吊ってみて蝋燭を点灯し塩梅を見ました

なかなかの風情


しかし

昨日賑やかだった六年生軍団は明日の親善陸上大会で現れず

稽古は湿った煎餅の様・・


嗚呼 今日は笛吹けど踊らず




若い頃は気づかない若さ
子供達を見ると感じます

稽古が終わって一休みです

半袖ハーフパンツの男の子もおります

オジサンは見るだけで鳥肌立っています

「今から運ぶがら〜〜」と
電話が入るや否や2トントラックの文殊様がまたもや現れて‥

獅子の玄関にぞぞぉぉぉぉぉ〜っと
舗装リサイクル砂利を適量落とし戴きました

さらに前回敷いてもらった
入り口の窪みに追加の舗装リサイクル砂利を
ぞぞぉぉぉぉ〜っと落とし

エイコラエイコラ角スコでチラス
仕上げは熊手で均し
秘技の軽トラ往復でロードローラーしました

正に捨てる神あれば拾う神あり2です

彼は猿田彦かな?

さ・更に・・

その敷きたてのピカピカの舗装砂利を駆け上がり

隣の田の神が現れました

新米をドンと玄関に置いて脱兎のごとく去りました

まだまだ

何時もの山ノ神は茄子漬け・・
旦那様のお稲荷様は葱を・・

更に続いて卯の花姫は枝豆差し入れ

更に更に

再度文殊尊が三種の神器を運び・・

意外な不動明王が現れ

その神器を慣れた手付きで操り

舗装リサイクル砂利を踏み固めてくれました


今日は八百万の神が沢山手助けに来てくれました


あれっ?

最近捨てる神は現れないなぁ〜


でも捨てる神も居ないと何も拾えないのです・・・