獅子宿燻亭3

獅子宿燻亭3
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今日も獅子宿の守り神さまが大根を差し入れてくれました

静かな一週間でした

連日山形市へ往復の稽古三昧

相方にも大変ご迷惑をかけました〜

四方山会の公演を終え‥一週間
張りつめた緊張からの開放感で心身ともに弛緩きってしまい無気力状態

しかし消えてしまったかに思えた緊張感の炎は

新たな企てに姿を変えてポッと新しい種火が灯ったようです

新しい挑戦が始まりました・・


ところで
近日中、獅子宿の屋根は茅屋根から金属屋根に改装します‥今年2月の雪害による大規模な屋根の破損の為です
もう直ぐ工事が始まります

営業は通常通り行いますので今後とも
ご愛顧お願い致します




本日リハーサル
公演のクライマックス
若さと力強さ溢れる花笠踊りです!



こりゃぁ〜凄い!!!

・・これ以上コメント控えます



いよいよ明日です
日曜日の四方山会40周年記念公演の本番を前に最後の通し稽古です

二時間以上の公演の構成で色々出し物の変更がありましたが獅子三頭が出演決定したようです

七転八倒して制作した労が報われます

鮮やかなスリーパターンの獅子幕は舞台映えするでしょう





東五十川の獅子です

前回ご紹介した赤獅子の二代目

典型的な竹田吉四郎の作品です

今、飯豊の黒沢の獅子も修理中でヤハリ竹田吉四郎作‥

酷似しているので同じ時期の作品かと思われます



治療は軸穴の割れと舌、毛の植え替えと症状は軽め‥

直ぐ退院できるでしょう

しかし、作者によって獅子の表情って変わりますね〜


さっそく竹田吉四郎作の獅子好きな若者が取材に訪れました
...もっと詳しく

こんなハラハラした仕事は初めて

一昨日から七転び八起き

獅子幕を三頭分縫製し取り付けしました

幕が透ける欠点が発覚し幕の内部に裏地を取り付けなくてはなりません

いろんな生地を試し・・・生地を選択


はて・・・どうやって縫製するか?


焦燥感との戦いでしたが何とかなるものです

このように仕上がりました

明日の稽古に間に合いそう・・・


尻尾を取り付けて完成だぁ〜



本日
宮城県秋保町の音吉屋ふえ工房へお邪魔しました

ナビのお告げ通り川崎町から457号線へ入りウネウネの山間の道を進と‥
音吉屋さんの工房へ到着

片道二時間半の旅でした

こちらの工房訪問は事前に予約が必要ですのでご注意


実は昨日も秋保温泉に現れコンタクトを取りましたがお休みでした・・

計画性の無いのが何時ものこりない癖


おはぎで有名なスーパー「さいち」でおはぎを物色しました

テレビで見る通り惣菜売り場が盛況盛況に驚きました


さて音吉屋さん・・

工房は綺麗に整然として無駄の無い趣

店主の職人気質を察しました


予算に基づいた目的の笛は在庫が無く受注生産・・

うぅぅぅぅぅぅぅ〜手ぶらでは帰れません!

23日の公演をこじつけて食い下がりました

結局見本の笛を購入出来ました


へへ〜ん本漆ですよ〜♪

早速夜の稽古で試してみると   伸びのある良い音




予算の倍の逸品

屋号通り音吉になりそうです











気温30℃と道路上の気温計が表示しているわりに爽やか!

自宅から木地山ダムまで車で40分‥
こんな美しさに出会えます

見事な三角錐の山
祝瓶山
右手には朝日岳

カーブカーブに断崖絶壁
突然現れる対向車にはヒヤヒヤ
クラクション鳴らしながらの山岳ドライブでした


獅子頭の耳を器に‥

宮城の方から依頼を戴き制作しました

長井の獅子の形をイメージできる方は少ないかと思いますが

こんな形なんです


差し込む棒はなく底を削って高台にしています


お客さんは以前も購入戴き、縁起物として玄関に飾って戴いてるとか・・


耳寄りなお話でした






獅子踊りであれば三匹獅子ですが

獅子舞なので三頭獅子でしょうか?


四方山会40周年記念公演で御披露目する獅子を整形し

仕上げております


いろいろ考えて、こんな形相になりました



昨日は左の赤いちゃんは白目でした

今日は金目に変更

タバコくわえている様ですが違います

鼻先はまだ赤いまま


そして今日・・右の金獅子と赤獅子に習い鼻を黒くしました

金獅子にも細長い髭をくわえたところがミソです


獅子幕も三頭三様に現在制作依頼中

タテガミも完成し尻尾制作を試案し苦悩しております


完成ご期待下さい


でも黒獅子ファンの方にはどうかなぁ〜??

お気に召さない様な気配です









兜に取り付ける前立てという装飾をご存知ですか?




上杉博物館所蔵の兜に愛の文字を付けた甲冑はあまりに有名ですね

今回は愛の前立てを獅子頭にしたいというご依頼です






赤と黒の獅子頭をセットですが・・・・問題が


以前ご紹介した、小振りの黒獅子は樹脂製でまだ開発中の未完成品

赤い獅子はまだ原型という


兜への取り付けや獅子頭のバックの彫刻など検討事項を解決しなくては

開発も期限付きでないとなかなかはかどらないもの

ビシッと決めなくては



先週の土曜日長井小学校体育館で創立記念と体育館竣工式が行われました

黒獅子まつりからまた一週間 稽古を重ねていよいよ本番

着替えも時間が少なくバタバタ

獅子舞のすぐ後に六年生のヨサコイソーラン発表もあり運動着を中に着なくて

はならない事実が発覚し、慌てて着替え


いやいやなんとか間に合いました

元気な警護の声が新しい体育館いっぱいに響き渡り

笛と太鼓が後に続き、小粒な獅子が飛び出しました



今度はこちらのお獅子を整形します

前の獅子とは違いずいぶん顔色がいいです

いかつい顔という依頼なのでラインを描いて当たりを付けました


こちらも輸入品と考えます

もともと日本の宇津権九郎型の獅子がモデルだったのでしょうが

作者の個性が優先してしまっているようです

さて・・・どの様にいかつい獅子に変身するかご期待下さい





整形手術が完成しました

美人になったでしょう?

金に昇格し怖い表情にグレードアップ

したかと思います

舌が行方不明だったので制作していま

す‥

獅子頭の重さが気になるのですが、釘

やネジが入っているので軽量化は諦め

ました

計画中ですが幕もデザインしておりま

して‥GOサイン待ち

どんな獅子舞になるか楽しみですねぇ



獅子頭の整形手術を行っております

日本人向けに海外で作られた安価なタイプの獅子頭と思われます

依頼主が少し形に不満を持たれ
もっとおっかなぐ!
もっと軽く!というご依頼でした

完成品をいじるのは少し怖いのですが
中を彫ってみると早速、釘が登場!
見事刃こぼれ致しました

眼の鋭さを出すため彫り込むと
直に穴が開き作業停止

さてと?!
どう整形しようかと頭を悩ませております





福島県三春町田村大元神社の三匹獅子レプリカが完成いたしました




黒赤金と青紫の幕のコントラストが綺麗ですね


こちらは埼玉の獅子博物館に展示される予定です

本物の三匹獅子は震災直前に三春にお嫁入り

今年三月に同神社へ長獅子と呼ばれるムカデ獅子系の獅子頭を

納入させて戴きました


只今獅子博物館はリニュアル中ということで

間もなく改装完成後この三匹獅子も展示して戴くとのことです