獅子宿燻亭3

獅子宿燻亭3
ログイン

大は小を兼ねる・・

大型のチェーンソーを駆動しました

いままで使用してたのは玩具のようです

バーの長さは倍


昨年仕入れた柳の丸太

丸太の太さに対して、自前のチェーンソーのバーの短さに戦意喪失して

木取り作業を先伸ばしていましたが・・11月に入りイヨイヨ積雪の季節を

前に奮起致しました


昨日・・本職の樵に依頼しましたが

チェーンソーのストライキで不発


では自分でバンバンしてくださいとプロのチェーンソーをお借りしました

赤いラッカースプのレー缶であたりをつけて バッサリ

切れること切れること!!


ところが後半急に切れ味が悪化・・・石でもこすったのでしょうか?


切れなくなると大変

爆音だけがこだまして木屑が出なくなります


チェーンソーの切れ味調子は木屑を見るとわかります


丸太切りでは正方形の木屑で、縦切は長い繊維状の切り屑が出ると

切れてる目安なんです〜♪


チェーンソーの研ぎ方が悪いと真っ直ぐに切れず最初の切り始めの位置と最

後の切り口がずれて無駄な労力とガソリンを費やします

生木のもろい特性に甘えてクサビを打ち込んで強引に割ってしまう手も最近

覚えました〜


樵の経験も獅子彫には必須です







荒れ模様の中、長井小学校へ‥

五年生の総合学習の勉強です


9時半から2時間の授業・・・長井・・イヤイヤ長い!


お話する方も大変ですが・・聞く方も大変だったでしょうねぇ

ご苦労様でした


獅子舞クラブや児童センター獅子舞クラブのメンバーもいて

内容の濃い授業となりました







獅子宿の茅屋根が月明かりに浮かび上がります

今晩は笛の稽古

冷え込んできたので囲炉裏に火を入れました

お集まりのえくぼの皆さんはカレコレ10年選手ですが

なかなか笛吹きの道は遠く、完全習得の決心を致しました


獅子舞の道行笛から稽古です

今回初めての方もいましたが音だしも順調

笛の指読みで反復します


まぁ聞きなれているので頭の中にある、まとまりの無い音符が記憶

されていて、唇と指の反復で構築し直すといったところでしょうか・・


道行笛と太鼓は起承転結の4つのパーツで出来ていています

以前ご紹介したと思いますが


1 だだんこ だだんこ だだんこ   どんでん(たた だん)

2 だだんこ だだーん だん(たた)  どんでん

3 2と同じ 繰り返す

4 だだんこ どんでん だだんこ   どんでん(たた だん)


こんな構造になっているかと思います


これを暗記し太鼓のバチに摺合せると簡単に演奏可能

笛はこの構造に音譜を重ねた楽譜でマスター出来ます

後日ご紹介します

太鼓の中級編は()の細かい連弾を駆使

初めての皆さんもこれを暗唱して是非挑戦して下さい

笛は六調子の六穴で長井市内の楽器屋さんで販売しています

太鼓は当座テーブルの縁か車のハンドルで代用下さいませ














これ満月ではありません

獅子宿もやっと新蕎麦入荷致しました

飯豊産だそうで親近感が涌沼神社‥

なんちゃって


出荷は昨年より遅れているようです

やっぱり新蕎麦は良いですね

少し緑がかってます

打ち立てを水蕎麦で試食

若々しい蕎麦の香り‥とモチモチ感


珍しく蕎麦の話題でした



貴重な秋の晴れ間に茅刈をサボって

木槌を振るっております‥

でっ・・お尻がムズムズなんです


モデルの獅子頭が素晴らしいので美味しくて

箸が止まりません・・って感じです


モデルの獅子頭の中の彫も丁寧で軽量化を意識して彫り込んで

おります


見えない所もキチンと仕上げています


左右対称でない表現も大らかな感じで逆に生命感に溢れています













...もっと詳しく

もまだ=シナノキの丸太です

獅子頭の制作や木彫に如何でしょうか?

今年の春か去年の晩秋の切り出しかと思います

元口の直径は70cm×90cmほどの丸太と直径60cm×3mほどの丸太


もまだは皮を剥いで糸にして温海でシナ織にしたり蓑にしたり

建具の材料などと昔は盛んに活用された材

シナベニヤは表面に薄く剥いだものを積層して作られています


獅子頭の神社で使われるような振り獅子には不向きですが

飾り獅子や彫刻や太鼓のバチに適すかと思います


興味のある方はコメントでご一報下さい




お祭りの山車のデザイン依頼がありました

宮城県鮎川の神社の山車の幕が震災の津波で流され、

作り直し復活するのだそうです

原画を拡大して高さ2.6メートル幅6メートルの幕になるそうです

漁業の町の神社だけあってテーマが恵比須さま

巨大な鯛を釣り上げ、波立海面にはマグロが飛び跳ね

目出度い尽くしの背景には松竹梅に鶴と亀を描きました


来年2月にお祭りだそうです

新しい山車の幕で祭りが復活し、ますます復興が活気づけばと

思います


あれっ・・・このデザインを獅子幕に出来ないかなぁ〜?







今日も新たなスケッチです


いつもブログをご覧戴いている方ならば、写真の奥にチラッと見える

モデルのお獅子でどこの獅子かお分かりでしょうね‥

制作者は長谷部吉之助作ではないかとの私的勘を実証出来る根拠がまだあり

ません


ただ見れば見るほど、重厚な作風や西高玉の獅子で見られた細部の彫が語り

かけてきます


塗り重ねられた漆の何ミクロンの下にその記名が隠されているのかと思うと

ちょっとした科学の力で実証出来るのですが・・・



ちょっと獅子のスケッチをさせて戴きました

とある逗留中のお獅子をさらっと彫刻

して記念撮影です

いい獅子を目にすると残しておきたくなります


夏は暑過ぎ‥今頃から涼しくなり獅子

彫りには丁度良い季節になりました・・・・


最近雨が多く茅刈りに遠ざかっております


その合間に、冬を前にして柳の丸太を木取りして雪に備えます

もう一本太過ぎる柳があります

切るに難儀・・・どうしたものか悩んでおります


まだまだ作りたい獅子があり悶悶としております



前歯から鼻にかけての無数のひび割れの治療に大胆な治療を行いました

とあるお獅子

満身創痍

総代の方や獅子連の方にはそう見えなかったようです


何度か修理を重ねていた痕跡があります

写真でも割れの跡がご覧になれるかと思いますが

(実は分かりやすいようにサインペンで強調しています)

塗料を剥がしてみますと案の定バラバラ

削ってみると木地が腐っています

木地の選択に問題ありでした


コの字型の電気工事で使うステップルで割れを繋ごうとしていますが

効果はありません

塗装も下地処理無しで塗り重ねた為、自然剥奪でパリパリ剥がれています







昨日、白鷹町横田尻高徳寺さんを会場にお借りして獅子頭展を開催致しました‥地区の方々が大勢訪れて獅子談義で盛り上がったところです

高徳寺さんの後ろの横越文殊尊の例大祭に仕上がった新調獅子頭の初の御披露目でもあります

獅子頭木地やコレクションなど36頭の獅子頭を展示いたしました

新調獅子頭の制作工程や完成までのプロフィール資料や白鷹町の地図に40ヶ所の神社や寺の獅子頭を重ね系統や類似性が分かる分布図も展示いたしました

将来、この分布図を東南西置賜全域まで網羅したいと考えています
 
激しい雨もカラッと上がり秋晴れの祭り日和
稲刈りも済んで長閑な集落に祭り囃子がこだまします
賑やかに子獅子舞い、笠踊り、伝統の獅子舞が地区を巡りました





...もっと詳しく

ニャンコ喜ぶの写真投稿で御座います
...もっと詳しく

宮内で獅子頭を拝見いたしました

直感的に先頃ご紹介した川西町新山神社の赤獅子と似ていると感じました


幕付きの小ぶりな赤い獅子頭の箱には明治23年6月 

熊野大権現 の記銘がありました


このお宅の先代の名前が記され三代目が受け継いでいます

ひょんな事から宮内の菊人形の創始者でもある菊地熊吉氏の

話になりました

とある方が宮内の菊人形の歴史的資料の収集家が熊吉氏作の獅子頭を

所有されているとか

作風を拝見したいと電話して戴きましたが

不在の為、後日に・・残念


熊野大社のお祭りに市内旧家に伝わる獅子頭十数頭を

展示するというお話しを聞きました

是非来年拝見したいものです


南陽市の獅子舞は梨郷神社や暴れ獅子の赤湯烏帽子公園八幡神社

で行われていますが、今行われている西置賜の獅子舞系である総宮神社

の獅子舞とは違う系統の獅子舞文化が存在していたようです


川西町新山神社で見られるような黒獅子と赤獅子が混在し所有する地域が結構

あります

その獅子舞伝播の経過が置賜の獅子舞文化にも秘めらているのかと推測します


これからも獅子舞の様式や獅子頭の形に注目していきたいと考えます



長井市豊田小の西側‥白川橋の今泉側にひっそりと佇むように石碑があります
数日前から軽トラで茅場からの帰り
発見し気になっておりました

別に石碑は道路を跨ぐ反対側にもあり
以前見に行きました

また、ここから白川を渡り時庭地区にはブログで紹介した水天宮の石碑があります

その他‥南画家の菅原白龍の碑があったりと記念碑が目に入るようになった昨今です

10月21日(日曜日)
白鷹町横田尻字中舘9 高徳寺にて午前11時より2時まで(蕎麦屋の開催時間みたい)
渋谷正斗獅子頭展を開催いたします

こちらの文殊様のお祭りでは子獅子舞の披露と伝統の獅子舞の他
お休み処での笠踊りの演舞が予定されています
今年、私が制作し新調した漆塗りたての獅子頭も展示されます 

短い開催時間ですが、お時間あればご覧下さい


因みにお隣の地区では西高玉のお祭り、こちらの獅子舞もお勧めです!

写真は制作中の獅子頭で無関係です・・こちらも展示します