獅子宿燻亭3

獅子宿燻亭3
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茅葺き職人にとって日曜日とて晴れの日は仕事です。背中に暖かい遠赤外線を感じながら茅を足していきます。たった10センチの足場に身を託し見る見るうちに屋根が黄金色に変わります。


茅葺き工事は春すべきです。10月半ばになると日が短く作業効率が悪くなるようです。本日は秋晴れではかどったみたいです。


本日できたてホヤホヤです。黒獅子をデザインしたマグカップがやっと入荷しました。販売はタス物産館と獅子宿限定。できたてなので価格はお楽しみに!近日中販売予定です。


久しぶりの三女のバランスボールによるパフォーマンスで復活しました〜


ピカピカのお獅子ですね…


真剣な眼差しで獅子舞の歩き方を稽古しました!みんな驚くような飲み込みの良さで習得したかな…でも忘れるのも早い!忘れる前に体に染み込ませないと。次回は来月のいつかな?


幕穴と毛を植える穴を開ける為古い獅子をお借りしました。この獅子は120年前に作られずっと村を守ってきた獅子です。その昔この地域には見られないような恐ろしげな表情を彫り込んだ作者はどんな人だったのでしょうか。

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誰に習ったまでもなく、いつの間にかお祭りの太鼓を見ていて覚えたそうです。実はこちらのお宅にある神社で毎年獅子舞が行われていまして、生まれながらに笛や太鼓が身についているのでしょう。お母さんも初めて見る娘の凄腕に驚きを隠せない様子でありました。更に今日の稽古でぐんぐん上達するのでびっくり!まだ五歳の女の子ですよー!将来が楽しみですね〜。

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深く彫り上げてます。


ホントに橋を通る度に寒中の工事大変だなぁ〜って思います。

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今日も快晴!入院していた除雪機が退院してきました。細かい磨き作業をしているとストレスのガス抜きが必要です。こんな時除雪機を始動させます。

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この獅子の一番根気のいる部分ですね…。

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先日、隣組の獅子彫りのお爺ちゃんが亡くなりました。「獅子も彫ったげんど観音様も800体彫ったって言ってだった・・そんなに無いはずだなぁー」と息子さんが話しておられました。「そりゃウソ八百だべー」なんて笑いながらお爺ちゃんの思い出話をしました。葬儀の祭壇に飾られて獅子の顔も自慢げに見えました。


産小屋の雪下ろしをしているとこちらに向かって、らくだ色のマントを着たおばさんらしき人影が視界に入りました。この先の家にお茶のみに行くのかな?とチラッと確認して雪下ろしを続行していると通過しているはずの道におばさんの姿が見えません。おやっ?とあたりを見回して驚きました。なんと!小屋の軒下を雪中行軍しているではありませんか!目が合って挨拶すると、小屋から30メーターほどにある題五木(だいごぎ)稲荷神社に初詣に来たそうです。住んでいる所はもっと雪が多いから・・・といって談笑しました。スコップの手を休め、思わず小さな神社を目指して雪の中を進む姿に見入ってしまいました。年の初め「信仰」という言葉に並々ならぬ大きさを感じてしまいました。


表面の大部分は研磨しました。獅子頭の中を仕上げています。乾燥が進んでナカナカ削れない位締まってきました。大雪に閉ざされ自分の我慢忍耐力が試されています。今耐えてこそ春が来るのです。それにしても電動工具が跳ね返るような強靭な獅子の木地になりました。

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