獅子宿燻亭2

▼なた餅を味わいました

葬儀の締めで行われるなた餅をいただきました。葬儀では入棺の時にシャツを裏返しに着てわら縄でたつ結びで結んだり日常ではタブーな事をあえて行います。なた餅も葬儀を終え、自宅に戻り芝刈りで使うゴツイなたで餅を切り,背中合わせで手渡しします。餅には厄払いの為か塩がまぶしてあって「もうこんな不味い餅二度と食べたくない」と不幸を繰り返さないような教訓があるのだとか…餅屋の端くれとして微妙な味でした。普段餅好きな家内は山形市生まれでこの様な風習は初めて、塩味の餅に面食らっておりました。

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2007.09.06:獅子宿店主

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