獅子宿燻亭2
▼珍客来たる
珍しいお客様がご来店です
天狗様 お祭りの行列で用いる別名 猿田彦
行列の先導役の神様とも聞きます
写真では新しく見えますが、なかなか古い面だそうです
二十年毎のハプニングで何度も修理塗り変えし伝承しているとか
旧家の個人所蔵の面を伝統的に神社が借用し例祭に用いているのだそうです
獅子頭もそのお宅の所蔵
さて猿田彦様
頭に固定する紐が解けて地面に落下し、鼻先と脳天の擦り傷と鼻の根元にぐる
っとヒビが発生したようです
修理は大した事無いのですが、塗りが問題
修理カ所の色合わせを厳密しないと違和感が生じますし
それを避けるため全て塗り替えしなくては成らなくなるのです
もちろん頭髪も植え替えです
こちらのお面・・・珍しい構造で面と頭を収納するドンブリ状の器が取り付け
られております
被ってみるとスッボリ収まり
口の歯の隙間から視界を確保します
衣装も相当古く、重量過多になる為に体格の良い猛者が選ばれるとか・・・
一本歯下駄も履くのでしようか? 体力勝負ですね
画像 (小 中 大)
2013.10.21:shishi3
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