顎の修理です木口の木目を見ると珍しく杉材を使っていました
杉は細かい細工には向きません
割れるし・・布張り補強も無く、これまで良くもったものですねこちらの神社では激しい歯打ちをしない獅子舞らしいですが頭の方はアチコチ補修跡があります
10年近く前、耳が頭に当たるため修理しました
上下の動きで耳が暴れカランカランとする音が良いとされているようです
今回の修理は仮の修理来年のお祭りで引退
制作した時代の記名も無く作者も不明です
名も無きご当地の職人さんの仕事でしょうか?