獅子宿燻亭2
▼仲間入り
お久しぶりねぇ〜♪貴方に逢うなんて〜♪
小柳ルミ子さんのヒット曲を思い出したところです
実は‥
嫁から貰ったぁ〜流行り病に〜♪
・・・伏せておりました
ユンケル?タフミル?
みたいなお薬飲んで少々ハイテンションかも知れません
お陰様で連日の晩酌は本日も肝休み
お店も金曜日から月曜日まで臨時休業しておりました
日頃人とあまり接触の無い我々ですが・・
どうやら山形の初市で買ってきてしまったのかと察します
滅多に熱など出した事の無いので流行りものには疎い
皆様もこれから蔓延しつつありますのでご注意下さい
さて狙っていた獅子が手中に入りました
写真をご覧下さい
小振りで時代の風化が著しい状態の獅子ですが実にバランスの良い顔です
北陸系の作風・・
まず脳天のタケノコ状の角が目立ちます
角は毛が逆立った形と聞きました
眉毛は端と端に螺旋が伸び、彫の深い鋭い眼球と隆起した頬
眼の外側には独特の輪郭が描かれています
耳や歯モミアゲ状のタテガミなど北陸系の特徴を備えています
さらに板を合わせて作られその構造を学ぶ教科書ですね
鼻の頭と牙が欠損しているのが残念
制作年代は不明ですが江戸から明治あたりでしょうか
古人の技の集大成でもあります
彫刻家長谷部吉四郎もこのような北陸系の獅子の様式を学んだと
考えます
近々実際逢って一緒に晩酌しながら積もる話をお聞き致しましょう
画像 (小 中 大)
2013.01.22:獅子宿店主
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