獅子宿燻亭2
▼彫りが深い!
見るだけでは分からない彫りの深さを
実際に模刻してみて感じました
下顎の唇と歯の彫りが尋常で有りません
朝一番に耳の荒彫りわ行いましたが・・
まさに水を吸ったスポンジ
少し乾燥させてからいじる事にして、宝珠を木工旋盤で加工しました
昨日のご紹介した獅子の分も作ってあげました
独特な唇のウネウネ、さらに歯が反っ歯に作っている為
鋭角な彫り込みでノミでは届かず、柳の葉のようなナマゾリを使用
この獅子の作者長谷部吉之助(推測ですが・・)もこんなふうに
制作したのだろうかと想いを馳せるのでした
この獅子の様式はどうやら・・備前焼きの獅子のデザイン
手元に陶器の獅子があったら久谷焼きか備前焼き
S字眉毛が目印です
画像 (小 中 大)
2012.12.05:獅子宿店主
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