獅子宿燻亭2
▼宮内で拝見
宮内で獅子頭を拝見いたしました
直感的に先頃ご紹介した川西町新山神社の赤獅子と似ていると感じました
幕付きの小ぶりな赤い獅子頭の箱には明治23年6月
熊野大権現 の記銘がありました
このお宅の先代の名前が記され三代目が受け継いでいます
ひょんな事から宮内の菊人形の創始者でもある菊地熊吉氏の
話になりました
とある方が宮内の菊人形の歴史的資料の収集家が熊吉氏作の獅子頭を
所有されているとか
作風を拝見したいと電話して戴きましたが
不在の為、後日に・・残念
熊野大社のお祭りに市内旧家に伝わる獅子頭十数頭を
展示するというお話しを聞きました
是非来年拝見したいものです
南陽市の獅子舞は梨郷神社や暴れ獅子の赤湯烏帽子公園八幡神社
で行われていますが、今行われている西置賜の獅子舞系である総宮神社
の獅子舞とは違う系統の獅子舞文化が存在していたようです
川西町新山神社で見られるような黒獅子と赤獅子が混在し所有する地域が結構
あります
その獅子舞伝播の経過が置賜の獅子舞文化にも秘めらているのかと推測します
これからも獅子舞の様式や獅子頭の形に注目していきたいと考えます
画像 (小 中 大)
2012.10.19:獅子宿店主
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