獅子宿燻亭2

▼ルーツの推測

お獅子の毛の植え替えです

眼の焦点が真正面に作る特徴で作者が分かります


この獅子は飯豊町中津川小屋から福島に移って制作された

獅子彫り師 大田康雄氏の作

昭和59年求む・・と耳の柄に記されていました


昭和の西置賜の著名な彫り師 渡部 亨氏と同郷です


大田氏の作風が個性的であることが気になっていました

独自の美的感覚をお持ちの様で、どの獅子頭も大田氏の作とすぐ分かる

癖があります

さて・・今泉の獅子頭が二頭修理に来ています

一頭は渡部 亨氏 もう一頭はかなり古いもの

おそらく昭和初期の竹田吉四朗作であろうか・・


その二頭と私のコレクションの作者不明のもう一頭と三頭が
似ているのです

・・・そして大田氏の獅子頭

似ています

目鼻が四獅子共通しています


・・後ほど写真で比較検討したいと思います

お楽しみに・・


画像 ( )
2012.06.22:獅子宿店主

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