獅子宿燻亭2

▼タテガミ作り完了

以前ご紹介した上山のお獅子のタテガミ作りが完了です


新しく染めた新調獅子幕に

白い布地に和紙で見立てたタテガミを縫い付けました‥



写真の様にタテガミが三段階に間隔を空けて

七列五列三列という神事でお馴染みの

数で取り付けられていました

深〜い訳がありそうです


幕は模様は無く紺と黒のツートン

こちらにも訳が・・



さて

改めて見本の古い幕を見て驚きました



幕の中央会館(わかる方だけわかります)・・

背中の幅30cm程の布地が残されています



なんと2mもあるでしょうか?

その尻尾の下に穴があります・・

たいていの哺乳類にはその場所に大事な穴がありますが

するってーとこれは獅子のお尻の穴?

まぁ・・察するに

これは後足役の方が頭を出す所でしょうね?



獅子頭は宇津権九郎型の雌獅子

桐の寄木作りで軽いのなんの・・

その幕を獅子頭に取り付けて完了


下顎に幕穴が無く、顎の下に幕の余った部分が出来て獅子振りが

露になるのですが大丈夫でしようか?

おせっかいして穴あけしたくなりますが我慢


所変われば獅子も変わる・・

どんな獅子舞か是非是非取材し拝見したいです




上山の獅子舞と言えば、中山白髭神社の獅子舞い

平成15年に長井市で開催された国民文化祭でお招き致しましたっけ

そういえば・・この獅子はその直ぐ隣の地区

白髭神社の獅子は総勢60名の巨大獅子でしたが

こちらは尻尾有りの小振りの少数派獅子


益々謎は深まります


いや〜あの長い尻尾の使い方とお尻の穴の使い方は特に興味津々ですね







画像 ( )
2012.02.27:獅子宿店主

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