獅子宿燻亭2
▼戦後間もなくの写真とか‥
白鷹町広野の正観世音の堂にお邪魔致しました
獅子頭を見せて戴きたいとこちらの堂守に、こちらの獅子舞の熱烈なファン
のT君がアポを取りました
こちらの獅子頭は最近塗り替えられましたが、制作者の記名年号はその当時
のまま残してあるので貴重です
大抵は塗り替えの時に塗りつぶしてしまうのですが・・
古い獅子頭の修復は最低限記名年号作者名はのこしておくべきです
年代を経た獅子頭の価値の証なのです
さてさて
獅子頭の制作日は文政十二年
といえば西暦1829年とすればナント182歳
制作者は大工 浅立村の林蔵とあります
塗りは 丑蔵
こちら広野の獅子は浅立のお諏訪様の獅子頭と同系統
鼻髭が有る所と瞳が八方睨みである点の他は良く似ています
お諏訪様の獅子頭も同じ作者の可能性有りですね
しかし西置賜には類を見ない系統の獅子頭です
さてさてさて
写真は堂守の方の話ですと、終戦直後の獅子舞の様子です
ぱっと見ての印象は獅子幕の水玉がびっしり
バックには茅葺きの軒下が見れます
戦後の混乱時期 獅子幕もつぎはぎ 物資不足が伺えます
画像 (小 中 大)
2011.11.13:獅子宿店主
[2011.11.14]
堂守の方にいろいろお聞きして (いにしえって古って書くのですね!!!)
[2011.11.14]
貴重な獅子頭何ですね! (獅子舞ファン)
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