獅子宿燻亭2

▼突然の依頼

今日は秋晴れ

爽やか〜

ヒタヒタと獅子の鼻先を塗装していると

一台の車が駐車場に

誰かな?と覗いてみると知らない方

お話をお聞きすると


♪ご自宅に伝わる獅子頭有り〜

先代が求めた獅子なり〜

家訓は、年に一度その獅子ぉぉぉ

遊ばせることと〜

ところが鼻の毛虫が食い〜

修理を是非是非〜賜う〜


されど入魂の獅子の為〜

熊野の大社の神官に〜脱魂の〜儀を執り行んんん〜と欲すぅぅ

その隙見計らい〜鼻の毛抜いてエステして〜

スグサマ再び入魂賜う〜

更に更に直ぐさまに〜当主が賑々しく獅子を舞う〜〜〜♪


ご理解できましたでしょうか?
ススススススみません!
調子に乗ってしまいました〜堪忍

肝心な解説忘れていました

写真左はこちらの当主の今は亡きお父様

右は獅子頭の制作者・・

ご親戚の川西小松の丸太写真館のご主人

写真家兼獅子彫り師だそうです


さてさて小松の渡部さんに調査依頼しなくては・・・・


ときに制作時の昭和30年頃の写真には鼻の毛が無いのに

現在の獅子頭には鼻毛か有ります・・

はてな?

五十年の年月を経て鼻毛が伸びたのでしょうか?



さらにさらにまだまだ

立派な彫刻も施した獅子のガラスケースも

なんと写真家獅子彫師の作だそうです


獅子彫り師は獅子を飾るケースもあつらえなくてはならないのですね

目からうろこぽろぽろです・・








画像 ( )
2011.10.09:獅子宿店主

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