獅子宿燻亭2
▼萩野獅子舞共演のご報告
白鷹町萩野公民館で主催の滝野、中山、萩野の三獅子の共演のご報告です。
秋晴れの日曜日
甥子の匠と萩野公民館に到着したのは正午近くになりました。
萩野地区の笛吹きの方に開始時間をお聞きし、あと三十分もあるので
近くを散策しようと坂道を登ると直ぐに神社が目に付きました。
ちょっと荒れ気味の境内
拝殿らしき建物はいやにガランとしています。
建具が無く廃屋の様です。
その後ろに立派な中規模の神殿がありました。
背景にはお寺があり墓地が隣接しています。
考察・・・
こちら萩野地区から白鷹山への登山道があり
この拝殿は参拝者や旅人の最低限の宿泊も可能な状態でないかと・・。
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周りを巡るとこの神社の拝殿の基礎の石がずれています。
基礎の石が動いた様・・奇怪な現象です。
さて
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開始の時間に近づいたので会場に向かうと民家の玄関に
滝野の鞍置八幡神社の獅子が安置され出番を待っていました。
白鷹の獅子で鼻髭は珍しい・・形は宇津権九郎型の大型の獅子頭です。
甥子が激写中
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萩野公民館前で鷹山地区の獅子舞共演が始まりました。
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こちらは中山と萩野の獅子頭です。
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萩野の獅子頭はご紹介済みですが、中山の獅子は今回初めて・・・
こちらの獅子頭の耳が凄い!!!
さらに会場に豪快に全力疾走
二人の口取りが、はやる獅子を抑える様に激走して来ました。
[画像]
口取りの持つ細い竹・・それをキチンと交差させています。
何故か意味有りげな所作
まさか十字をきっているのでは??
隠れキリシタンも関係しているのでは?
なーんて想像を膨らませ過ぎですね。
問題の獅子の耳の件ですが
かなり特異な耳の形です。 こちらをご覧ください。
[画像]
白鷹の獅子の耳は紐や棒で穴に取り付けられ、
上下に動くにつれ耳もパタンパタンと獅子に当たり音をたてます。
中山の獅子は、例えればオサゲ髪や戦国武将のポニーテール状の様な耳
写真を見てご想像ください。
しかもこの写真は舞手の交代のシーン
舞手の前に交代する者が前に出て後ろから受け取るという離れ技です・・。
いよいよ萩野の獅子舞です。
獅子頭納品して翌年ご招待いただいて拝見して以来の獅子舞。
[画像]
大きな幕の中に二十人ほどの若者が会場を狭しと独特なステップで走り
回ります。
あの重い獅子を掲げ凄い迫力・・・
最後に劇的な笛で獅子が神社に入る所作
会場の観客を魅了しました。
2010.10.19:shishi3
[2010.10.20]
あれは・・・
[2010.10.19]
おひさしぶりです (たか)
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