獅子宿燻亭2

▼ようやくご対面〜

昨日の獅子取材に空振りし・・

私の落胆した顔をご覧なってか・・

こちらのご住職から

「明日のお大般若で見れるからいらっしゃい」と・・

今日はなんとか、その時刻にお寺にお邪魔しました。


厳しいカンカン照りでも鬱蒼とした木立に囲まれ

境内は幾分涼しいようです…

昨日のお祭りの賑やかさは嘘のよう・・


既にお大般若の準備万端

中に潜入するやいなや獅子を探す間もなく儀式が始りました。

七人のお坊さんがスタンバイ。

こちらのご住職を中心に六人が左右二手に分かれ

大声で専門用語を叫びながら十巻ある経文を一巻づつ

パラパラパラバラーーーーッと

バラバラバラーーッと・・・・迫力あります。

この様子、残念ながら無学で門用語があるのでしょうが表現できません。


後半お教の伴奏

お坊さんの打つ太鼓の素晴らしさに感動・・


そして最後の最後に残した経文二巻を持ってお若いお坊さんが

祭りの祭典委員や檀家の方々に両肩と頭にそっと触れる所作。


私も一番最初にしていただき・・

一瞬ふっと体が軽くなった様な感覚を覚えたのには驚きました。


長井の獅子舞で歯打ちをした後、

獅子が振り向く様な「見返し」を行います。

そして長い鼻髭で頭を下げた氏子さんの頭をそっと撫でる・・

そんな感覚と同じでしょうか?


映画の「未知との遭遇」でのシーンも浮かんできました。


期待した獅子頭は・・・・写真では分かりませんが

不慣れな修復でけっして良い状態ではありませんでした。

しかし・・しっかりとした彫刻の骨格が伺えました。
















画像 ( )
2010.08.18:獅子宿店主
[2010.08.20]
塩井の獅子 (仙台より)
[2010.08.19]
彰様・・
[2010.08.19]
仙台より様
[2010.08.19]
ほしい (彰)
[2010.08.19]
塩井の獅子頭2 (仙台より)

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