獅子宿燻亭2
▼小ぶりのオシシ
昔から西置賜の旧家にはこんな
小さなオシシがあって
子供の獅子舞ごっこに活躍したもんです。
子供ですから扱いは荒く、ぼろぼろのオシシに
なり果てお疲れの様子。
でも、オシシごっこの修行の成果で大人になれば
神社の獅子振りにと成長していくのです。
爺ちゃんに風呂敷の幕を付けてもらい
近所の仲間を集め、お祭りが始まります。
警護役や獅子頭役獅子幕持ち、太鼓笛
囃子はテープで代行。
お花代のおやつを戴きご機嫌・・・こんな
体験をお持ちの方も多いかと思います。
先日・・獅子宿の大獅子を見に来た爺ちゃん曰く・・
「最近ウチの孫が獅子舞にハマっでよぉ〜
朝から晩まで近くの神社の獅子舞のビデオを放映させられっちぇ〜
獅子舞ごっこに付き合わされてるんだぁ〜・・毎日だぜ!」
な〜んて口説く
まんざらでもない爺ちゃん婆ちゃんと出会いました。
さて
奥から白鷹・・長井・・今日から始めた飯豊のオシシです。
それぞれ地域の特長を背負った独特の表情ですなぁ〜。
見慣れた獅子の表情をそのまんま彫るのが使命ですね。
このオシシで子供達がマキコキト(エキサイトして)
獅子舞ごっこしてくれれば良いなぁ〜。
な〜んて♪
獅子彫り師の小ぶりの夢でなんです〜。
画像 (小 中 大)
2010.01.31:獅子宿店主
[2010.02.03]
小ぶり白鷹風
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