獅子宿燻亭2
▼たてがみです
おぉぉー今年制作した
たてがみが付いてありましたね・・。
そもそも
たてがみの存在にも驚きましたが・・
制作の依頼にも
かなり難儀させていただきました。
簡単に表現すると
ハンモックの様なものに
毛の長いたわしが沢山付いているようなものです。
かなりの年月で摩耗しヨレヨレの状態でした。
幕に密着しやすいように、おさげ髪の様な編み方が
特徴でした。
たてがみの素材は恐らく青芋(あおそ)か麻の繊維
青芋は昔し置賜の特産品として生産されておりました。
その名残として長井市大町には青芋蔵の門が残っています。
その大町に今は廃業してしまいましたが、雑貨店まる本商店
があり青芋の繊維の束を販売していたのを思い出しました。
獅子頭と幕を取り付ける紐として重宝されたようです。
今でも青芋の繊維で縄ないを行い使用している所もあるようです。
南陽の熊野大社の獅子幕も青芋で取り付けされていました。
南陽も青芋の産地でしたね・・。
なんとか見よう見まねで制作しましたが
獅子幕に取り付けされて舞っている姿は
いやぁーー勇ましいですね。
確かに獅子というか、雄ライオンの威風堂々とした貫禄
を感じます。
すると・・たてがみが無いのは雌獅子ということでしょうか???
ウチの獅子にも付けたくなりました。
画像 (小 中 大)
2009.08.16:獅子宿店主
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