週末恒例の、犬っ子達との山駆け散歩である。
標高700m程の山形市西部山稜の山懐。
3年ほど前に、杉の伐採林道が新たに切られ、
その後、そのまま放置されていたので、
雑木なども生え始め、法面なども崩れる部分は崩れてしまって、
そろそろ落ち着いたかなぁ?とか、
さてさて、いったいどこまで続いてるんだろう?
・・・などという感じで、荒れ林道を散策。
その荒れ林道の奥で、炒って食べたくなりそうな、
とても健康そうなドングリを見つけました。
でも、このドングリは、私の腕よりもずっと太い枝が
元の部分だけを残してヘシ折曲がって、
幹につながったまま林道に倒れてるんです。
だから、葉っぱもまだまだ生きてるし、ドングリも健康そのもの。
でも・・・・近頃、こんな枝が折れるほどの風が吹いたっけかな???
引き続き、このドングリの近くに、子クマの足跡を発見。
大きさから推測して、今年の春に生まれたコッこだろう。
あ、そうか。
きっと、まだ当歳の子グマなんで、母グマが太い枝を折って
木に登らずとも食べられる様にしてやってるんだぁ~などと、
山ン中で、妙に感心しちゃったりして。
しかも、子グマにとっては、生まれて初めてのドングリだろうしね。
この足跡・・・鮮明・・・特に爪の跡がクッキリしてるんで、
とても新しいというか、もしかすると、つい先ほどまでそこに居た?というか、
犬っ子達や熊避け鈴に気付いて先に姿を隠してくれた?・・・とでも言えるほど。
よくよく考えてみると、子連れの母グマは怖いといえば怖いのですが、
ま、結果オーライという事で。
帰路、残ったアザミが、秋の透明な光に包まれていました。
Photo : canon EOS cam
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