やまがたでの日々の暮らし・自然・風景

やまがたでの日々の暮らし・自然・風景
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↑↑↑近所の田園から奥羽山脈を望むって感じですが、
やはり、陽の光が増して春っぽくなって来たナっという感じです。

ネコヤナギも見つけました。


今朝は、田んぼの吹きっ曝しでは氷点下3〜4℃だった様で、
雪が堅く締まって、雪渡りが出来ました。

犬っ子モッチ(妹:もうすぐ4歳)もご機嫌でした。

これまでよりも気温の高い朝となった。

東風である。少し巻いているのかも知れない。

ウチの東方向真正面にある蔵王雁戸も
なんとなく、少しだけボケッとしてる感じを受ける。
厳冬期の厳しさ鋭さの角が少し取れた様な、
なんとなく春っぽい様な色合いである。

西日本では昨日が「春一番」だったそうな。。。

当地では、まだまだ「春の兆し」というレベルだが、
特に平地の雪融けは進むだろう。

少し、冬の疲れが出始めているのだろうか?
出来れば陽だまりでウタタ寝でもしたい様な。。。

などと言いつつも・・・・・・、

「さてとっ!」と気合を入れ直してみたり、
またちょっとくじけたり、
また気合いを入れ直したり・・・・である。
昨日は午後から雨。今朝はミゾレ混じりの小雨である。

屋根に積もった雪(それでも3回程は雪を降ろしたのだが;;;)が
まるでスポンジの様に雨水を吸い込み、みるみる重くなって、
また雪から屋根に浸み出した水分が、
屋根の表面を潤滑剤の様に滑り易くしているのだ。

今朝、犬っ子散歩に出かけようと思って玄関を出たら、
玄関脇の雪止めの付いていない部分の屋根からは、
雪がまるで底雪崩の様に、一気に落ちているではないか!

屋根の雪がただ単に庭などに落ちるだけなら良いのだが、
落ち先のハズの庭には、すでに屋根にも届きそうな程の
雪のカベが出来ているので、雪崩(重い雪と氷の塊り)が
一旦、雪のカベにぶつかり、その反作用で、
庭とは反対側の建物めがけて突進して来ていたのだ。

たまたま、縁側を広くとってあった場所だったので、
アルミサッシ直撃まで至らなかったが、寸止め(あと40cm)だった。

犬っ子散歩もそこそこに、改めて危険個所を点検し、
先手を打って、スコップで掻いて落としてしまった。

そう言えば、先週には、ご近所の家の軒先が、
雪の重みで、ベッキリ折れた。

この春の雨・・・・今年は、当地には過酷かも知れない。
さて、今朝は晴れた!

というか、日曜は高気圧に覆われた一日となりそうだったので、
毎春恒例の「白鷹山(虚空蔵山)994m」登頂をしようと、昨晩から準備していた。

目的は、猟を含む冬季間の山遊びの安全祈願とか、
子供や孫っ子、犬っ子を含めた家内安全とかのお礼に加え、
春以降の山遊びや家内安全を祈願するためであり、
山頂の社にお参りをした後、供物として持参した酒を
東西南北の四方に撒いて山の神に捧げるのである。
ちなみに、日本五大虚空蔵のひとつとされる「福満大虚空蔵尊」がある。
左は山頂の社。右は山小屋で泊まれる。


基本装備は、ゴム長(バーバリアンチーフテンby弘進ゴム)、
輪カンジキ(飯豊町岩倉I氏作)、6本爪アイゼン(montbell)
ゴアのパンツ(米軍払下げ)、ゴアの手袋(ホワイトウォーター)、
ウールシャツ(Pendleton)、夏用ベスト(North)、ウインドブレーカー(North)、
度付きサングラス(Oakley)、ウールキャップ(Pendleton)、
ウールフェルトの大きめザック(shidareo自慢の手作り)、
一眼レフカメラと換えレンズ(Canon)、7mmロープ15m(Mammut)、
剣ナタ(月山和久)、地図、シルバーコンパス、予備食、
軽めのセーター1枚、ミネラルウォーター200ml、ファーストエイドキット、
犬っ子達のオヤツ...... and so on.

メンバーは、犬っ子ケンタ(兄6歳)、モッチ(妹3歳)、
カミさん(年齢不詳)、それに私(57歳)の、いつもの4名である。

さてさて、少しは雪も固まって歩き易くなっているだろうと、
冬季間しかアタック出来ない近道ルートを開拓しようと思ったのだが、
なんのなんの・・・雪の表面が僅かにクラストしてるものの、
中はほぼパウダースノーでズブズブぬかる。
日差しが強いのに、温度計をみるとマイナス10℃である。
雪はパウダースノーのまんまで一回も融けてないのである。

っという事で、輪カンジキを履いて膝まで抜かりながら
先ずは緩斜面をラッセルして登り始め、後にカミさんが続く。
犬っ子達も、雪面の僅かなクラストに戸惑いながら、
ズブズブと登って行くが、普段よりはスピードが遅い様だ。
今日がお初の開拓ルートでもあるし、こんな深いラッセルが続く様だったら、
登頂までは無理かなぁ?、行ける所まで行ってみるきゃないよね・・・などと
カミさんとしゃべりつつ、進む。

いよいよ、今日の一番キツイ登りに入る。
日差しもあるので気温はマイナス5℃に上がる。
頂上まで一本で連なるなだらかな稜線に出るまでの区間の
急な肩であるが、斜度は平均で40度ほど。
杉や雑木が生えているので、それに掴まりながら一歩づつ高度を上げる。
場所に拠っては、ラッセルは太腿や股を超えるし、
輪カンジキを斜面に蹴り出し(キックステップ)て一旦足場を作っても、
その上さらに膝をぐっと前に出して雪を潰して空間を作らないと
次の一歩が踏み出せない。
もちろん手も使わなければならない場所も多くなり、
4足歩行に近くなるので、ほぼ全身運動となる。

こんなラッセルを一時間ほど続け、高度を上げて行くと、
木々の間から、↓↓↓霊峰月山や

↓↓↓蔵王連峰が一望でき、なんだか・・・今日を撰んで良かった!という感じ。

(↑左のピークから、三宝荒神1703m、地蔵岳1736m、熊野岳1841m、刈田岳 1758mと続く)
さらには、↓↓↓典型的な扇状地である山形市内を眼下に捉える事が出来た。

(↑左のピークから、宮城神室、山形神室1344mである。)

モッチ(妹3歳)は、兄ちゃんよりもリーチが若干短めなので、
こんなパウダースノーの斜度40度の斜面だと、場所に拠っては、
登れなくなるので、時々抱っこして、クリアさせる必要も出てくる。
ま、トーちゃん&カーちゃんの心配をヨソに、本犬はスコブルご機嫌である。


そうこうしていると、少しずつ山頂が近く見えて来たので、
なんとか登頂できそうな気になり、さらに頑張る。
でも、ピークは、谷を挟んで向こう側なので、その源頭部の上の稜線を
丁度180度ターンする感じで巻いく必要があるのだが。

山頂近くになると、大きなブナのコブがお出迎え。

登りは約2時間半強、下りは約1時間半弱、合計約4時間の雪中行軍。
やはり、夏季のおよそ2倍の時間がかかる様である。

帰路、狐越街道から北蔵王山系「雁戸」がよく見えた。

...もっと詳しく
桃の節句である。3月3日である。雪降りである。
しかも、湿った重ったい雪である。

蔵王スキー場では、
ジャンプのワールドカップが開催されているそうな。
選手数は40数名だそうである。
監督・コーチ・役員・その他スタッフを入れると、
どのくらいの数になるんだろう?
仮に選手数の10倍だとすると500名弱。
蔵王の方の話では、今年は里の雪がかなり多く、
スキー場の方は多め・・・程度らしい。

んっ、ハナシがジャンプに跳んでしまった;;;(←寒ぶっ;)

「雪んこ・・・よく降るねぇ。。。」などと、
犬っ子モッチ(妹3歳)に話しかけてみても、ナ〜んも始まらない。

↓↓↓これぞ「正真正銘の雪中梅!」などと、ホザイてみたらさらに寒くなった。

こんな日は、早く散歩を切り上げて、さっさと雪カキでもして、温まるしかない。
昨日の好天から変わって、今朝は湿度が入って木々に霧氷が咲いた。
桃の節句の前日という事で、ま、眺める花の代わりに咲いてくれた様な。

明日は、孫っ子の初節句であるが、物理的な距離もあるし、
当地の現実的な季節感ではまだまだ冬の最中だし、
カレンダーとのギャップがどうしても解消出来ないのである。

ホントなら旧歴で・・・と願いたい気もするのだが、
ま、山形在住者(県民)は、日本の人口の1%にも満たないので、
民主主義的な正統な手続きでは、ガマンしなきゃならん立場なのである。

東京での雪は春を意味するし、3月に入ると急に人出も多くなり、
ショーケースもショーウインドウもポスターもグッズなども、
何でもイチゴの色やモモの色を帯び、活気づく。
40歳を過ぎた辺りからだが、そんな状況に囲われると、
季節感のギャップにクラっと目眩を起こして、車酔いの様になる。

人にも拠ると思うが、これは、理性や理屈で押さえられない反応だろう。
じゃ、どうするの?と言えば、「ガマンする」のである。
「ガマン」して、笑顔を作るのである。

ま、ハウスでのビジネス向け栽培以外・・・・ではあるが、
当地のこの季節では、こんな霧氷の花の方が自然だし、
ホントは目や体にも優しいのではないだろうか???
雪はまだまだ多いが、3月らしい朝日が昇って来た。

今朝は、雪の表面が固く凍り、カンジキなど履かなくともぬからない。
ということで、いつもの散歩コースから離れて、「雪渡り」と洒落込む。

まだ誰も歩いていないカチカチのバージンスノーの
田んぼのド真ん中を、朝日を浴びつつ、歩き回った。

こういう雪原は、犬っ子は大好きである。
アスファルトやコンクリートと違い、程良く固まった土の様に、
飛んだり跳ねたり時の衝撃が少ないのだろう。
しかも、あまり抜からないし、整備された陸上競技場のトラックの様に
爪のスパイクもけっこう効くから、パワーロスが少ない。

こうなると、犬っ子達のご機嫌は最高潮に達し、
ついには、兄妹で雪上レスリングを始めてしまった。

先ずは、ケンタ(兄6歳)がモッチ(妹3歳)のバックをとり、捻じ伏せに入る。

次に、頸動脈を絞めたり、脊椎咬み砕きに行く。

但し、ジャレ合っているのでホンキではない。
しかし、互いに繰り出す技はかなり実践的である。
犬などは、こんなふうにして、闘い方とか、
群れの連係プレーとか、ひいては獲物の獲り方なんかを
覚えるんですね。(感心!)

ちなみに、

ホンキの異種格闘技(Ex:1対1)ならば、先ずは相手をオトす。
オトした後も、トドメるまで絞め続けなきゃならん。。。
相手は少なくとも逃れようと抵抗しとる訳だし、
もし仮に相手をオトせなければホンキで反撃されるだろうし。
だから、ホンキの闘いは<勝ち戦しか有り得ない>のである。

ま、でも、ここは兄妹のジャレ合いである。

実は、ケンタ兄ちゃんに敵わない妹モッチは、ここからが反撃チャンスなのだ。
兄ちゃんがホッとしている間隙を突いての、フェイント攻撃!(やや反則っぽいが;)
ピョンピョン跳んで、しつこく何度も首を咬みに行く。↓↓↓

兄ちゃんは首を左右に振ってカワシテし、首の毛をテキトーに咬ませている。
でも、モッチはこれで大満足なのである。ガンバッタのである!
兄ちゃんとメチャ楽しく遊んだのである。

ま、闘い終わって、モッチも良い顔。

ケンタも良い顔であった。


今日は、生体活性が高い、良い日和の一日になりそうだ。
首都圏でも、今日は積雪がある様ですが、
これもまた春の兆しのひとつですね。

例年なら、「なごり雪」などと言ったりもするんでしょうけど、
でも、今年はちょっと寒過ぎるからなぁ〜、どうなんでしょ???

当地の今朝は、昨日程の冷え込みはないけど、
なんか寒々とした蒼暗い薄曇りといった感じで、
今年の春はまだまだ先。

そんな中、ちょっとだけ気持ちを和ませてくれるのは、
犬っ子達の天真爛漫さである。

今朝みたいに寒く蒼暗い日であっても、例え多少凹んだりしてる時でも、
兄妹でこんなふうに無邪気にハシャいだりしてくれると、
トーちゃんは嬉しくなって笑みが出るというものである。


ホントなら、リードを外して思い切り遊ばせたいけど、
今日はウィークデーだし、おまけに月末だし。。。

さてと・・・・明日からは3月だ。
↑↑↑蔵王山系「雁戸」の北側稜線辺りから陽が昇り、明るい光が注がれて来たが、
この「日の出前後の頃」が一日のうちでも一番気温が低くなる。

毎朝欠かさない犬っ子達との朝散歩であるが、今朝は冷えましたぁ〜。

今日は温度計を持たなかったので正確には分からないが、
感覚的に・・・ですが、山形市郊外の田んぼ道では、
マイナス15℃を軽く下回ったのではないかと思う。

ちなみに、山形測候所の百葉箱の中では、
マイナス9℃を下回ったそうな。。。

冬季登山もOKなマウンテンパーカーの下には
極薄手のダウンセーターを着込み、ネックウォ―マーと
毛糸のウオッチチャップを被っていたのに、
それでも頭頂部と耳元が寒くて寒くて、
つい、パーカーのフードまで被ってしまった。
風は、ほぼ無風〜微風と言ったところなのに。。。

おそらく、今年一番の冷え込みだったのでしょうか?

↓↓↓蔵王山系「龍山」の今朝の姿です。

昨日も同様の画像を載せて、なんだか定点観測みたいになって恐縮であるが、
でも、毎日違うし、綺麗だし・・・なのである。
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