やまがたでの日々の暮らし・自然・風景

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お、雪が積もった。

陽が射すとたちまち融けてしまう、イワユル「春の淡雪」である。

春の野に出始めたばかりの若芽や小さな花々も
間もなく融けてしまいそうな淡雪を纏いつつ、朝の光に浮かび上がった。
<春メニュー:野のスプラウツサラダ・淡雪添え>と、しておこう。(←喰えんハナシで失礼;)

もう四月も半ばだというのに、空には未だ雪雲が残っているし、フロントガラスにも。
 
もう15年以上も前になるが、山形の市内でも5月3日に降雪があった事を思い出した。
・・・・というか、その日は競技スキースポ少で蔵王での練習に付き合っていた。(…寒かったぁ;)

ともかくも、梅もようやっと咲き始めたというのに、これじゃ「雪中梅」の様相である。

注;) この場での「春の淡雪」や「雪中梅」という表現は、
    彼の有名銘柄の日本酒とは特に関係がありませんので、悪しからず; はい。
あの「311&FUKUSHIMA」から、あっという間に一ヶ月が過ぎました。

時間の矢は、否応ナシに前に進む様です。

でも、時間の矢は、この世の全てを乗せて未来へと運ぶ、
とても大きな宇宙船みたいなモノでもある様です。

やまがたも、春霞と梅の頃を迎え始めています。
 

猛禽類のノスリも、一生懸命に餌を捕り、

例年よりも遅いスイセンも、今朝はしっかりカメラ目線でした。

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余震であろうが、停電であろうが、嵐であろうが、
毎朝欠かさないのが、犬っ子達との散歩である。

春なので、

散歩コース脇には「つくしんぼ」も出始めてはいたが、今朝のその表情が、
なんだか・・・<不安な春に、寄り添う。。。>ってな感じで、良かったナ。
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日々の日課の、大事な大事な、犬っ子達との朝散歩であるが、
掴みどころのない様な薄曇りで、南から北に向けてモヤがゆっくり流れている。

ヒバリの囀りを耳にするが、けっこうな高度(地上50mより上)を飛んでいるので、
声のする方向を見上げても、小さい(スズメ程度)ので、条件が揃わないと見えない。
要は、眼が常にピンボケの状態で、声だけを追いかける事になってしまうのだろうけど、
今朝は幸い網膜に映った。
ま、改めてカメラで捕捉しシャッターを押してみたが、動くし小さいし距離もある。。。
 
今冬デビューした、うちのお向かいさんの「サリーちゃん(♀:トイプードル)」がやって来た。
メンゴいので写真を撮らせていただいた。うちの犬っ子達とも仲が良くジャレ合ったりする。

昨日から気になっていたスイセンは、やはり、咲いていた様だった。


今夜〜明日頃に降る雨は、当地の木々や花々の「春のスイッチ」を押すだろうけど、
結果的なレベルや濃度は別にしても、どうにも、その「混ざりモノ」が気になって仕方ない。
ここ数日は西から動いてきた高気圧に覆われてか、晴天が続いている。
朝は放射冷却で寒いし、風も意外に冷たいが、陽が射せば暖かさを感じる。

犬っ子散歩コースのビニルハウス脇のこのスイセンが、
私の近くで一番先に咲き出すのだが例年なのだが、今日は咲くかなぁ???

これまで以上に、いろんな天気予報を気にかける様になった。
やはり原発事故の影響なのだろう。

日和見(・・・・いや、風見鶏?)な私としては(汗;)、
スイセンを咲かせる(かも知れない)この高気圧の、
明日・明後日頃の動きと風の巻き方というか、
変わり具合にちょっとだけ留意・・・である。。。

ま、仮に天気が良くっても、洗濯物の外干しはヤメとこうかと・・・・はい。
予報でも、観天望気でも、今日は晴れである。
気温は氷点下ではあるが、東には朝もやタナびく「蔵王雁戸」が望めた。

また頭上は青空が広がり、雲雀(ヒバリ)が囀り、西には「霊峰月山」の白い姿が現れていた。
 
        静かでのどかな・・・・・、 只の、・・・・・春の朝である。

  311以降の全ての惨事が、悪い夢の中の出来事だった様な、そんな錯覚に陥る。
          いや、不覚にも・・・・そう思いたいのかも知れない・・・。

  ↓↓↓は昨日の、渋谷の青空と、黄昏時ちょっと前の羽田空港である。
 

  訪問先の縁者の方が、福島から米沢に避難している最中との事で、
  山形県の皆さまからはとても親切にしていただいている・・・と、感謝された。

  帰路、日本赤十字社の未だまっサラなDMAT隊員制服を着込んだ若い医師・看護師達が、
  黒く重そうな官給風ワークブーツをゴボゴボと踏み鳴らして、旅客機に乗り込んで来た。
このところ犬っ子達には何かとガマンさせてしまったので、
今朝は、虚空蔵山(白鷹山)南側山稜:標高800m弱)に、山駆けに出掛けた。
雪は、見た感じは例年の2倍程は残っているだろうか???、それにしても多い。。

おやおや、同行したカミさんが目聡く何かを摘み始めた。
そして、その頭の上には、「もう少し気温が上がったら、雪崩れてやろうかなぁ」と
言わんばかりの雪の塊がスタンバイしていた。

そんな、ちょっと危ないトコではあるが、こんな小さなフキノトウが生えていた。
山のこんな小場所のフキノトウは、里の肥えた土に生える大きなフキノトウよりも
雑味が少ないというか、味わいが繊細な気がするので、フキ味噌づくりに良いと思っている。

「フキ味噌&温豆腐で一献」なーんて、なかなかです。

雪がチラつく程寒い日なので、早朝は雪が堅く締まっているのだが、
少し気温が上昇すると、私の体重だと抜かるんでしまうので、途中からは輪カンジキを付けた。
自慢の、飯豊町岩倉はI氏作。補修をしつつも9シーズン目であるが、現役バリバリである。

今日の帰路は、地図は持って行かなかったが稜線歩きの初ルートをたどる事にした。
この山稜全体の地形や方向のイメージは出来ているし、幸い視界も良い。
途中、リスが食べたと思われるクルミの殻が落ちていた。

それに、マンサクの花も、見頃でした。

みるみるうちにジェット機の轟音が近づいてきた。

丁度、この稜線上空が山形空港へのランディングラインなのだ。

初ルートの開拓でもあったが、ほぼ思った通りに車まで降りて来れたので、やはり安堵する。


 犬っ子達の写真も載せたかったのだが(あいつ等・・・・ハシャギ過ぎ!)、
  あまりマトモに写らなかったので、今日はお休みであーる。(たまには良い。)
一昨日と昨日の2日間、アウトドアスポーツ用品メーカーである
モンべルが呼びかけた、震災支援ボランティアに参加してきた。

福岡、大阪、三重、静岡、東京など県外の方はもちろんの事、
数多くの地元山形のボランティアの人達の手に拠って運営されていた。
 
後方支援であるので、荷受け、仕訳け、積込み、それに整理整頓と・・・・、
決して派手でカッコいい仕事ではないのだが、必要な時と場所に、
必要な物資を届けるためには、欠かせない要でもある。

 コメントはあえて差し控えるが、少なくとも・・・甚だ僅かではあるが、
      私の時間と汗の一部が、被災者のお役に立ったなら、嬉しい。
今朝の犬っ子達との朝散歩は、とってもドンヨリとした雨模様となった。

なんとな〜く・・・・だが、

竜巻に吹き飛ばされたあげく、いろんな旅をする、
あの有名な童話<オズの魔法使い>を思い出していた。

今(特に今回の震災&事故以降)の私達にとって、
とても示唆的で、そして新鮮に改めて味わえる、
楽しい<古典?>と言えるかも知れない。

おまけに、テーマ曲「♪虹の彼方に(♪Over The Rainbow)」を
ギタリスト:エリック・クラプトンがカバー演奏しているが、それも味わい深い。。。

<唐突でアウトな話>に聞こえるかも知れないけど、
shidareoは、実は<かなりインサイドな逸話>だと思っているフシがある。
    (↑↑↑著者の意図は不明だけど・・・)

・・・・と同時に、この「不条理な現実」にウチヒシガレてもいる。
       こういう時は飲むしかないけど、摂取カロリーも大いに気なる。嗚呼;;;。

  ジレンマをとっくに超えた、おバカな「トリレンマの彼方」で、
              ♪上を向いて歩こう♪でも唄ってようっと。。。。(呆;)
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