やまがたでの日々の暮らし・自然・風景

やまがたでの日々の暮らし・自然・風景
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日曜日の朝・・・とても晴れ晴れとした良い天気である。
とりあえrず、犬っ子達と軽く近所を散歩。

玄関を出たとたん、なんとなく良い香りというか、
トイレ芳香剤の様な匂いに気付いた。
家の庭にあるキンモクセイの花が咲き、香り立っていたのだ。

自分には、「キンモクセイ=トイレ芳香剤」という
刷り込みがあるらしく、なかなか脱却できない
我ながら・・・・情けないというか、残念というか、不本意で悔しい。。。

ま、気を取り戻し・・・・、

キンモクセイは、甘口ワインに漬け込んだり、中国茶などにブレンドしたり、
さらに蜂蜜と一緒に煮てナントカ醤(ジャン)という香味料としたりして
いろいろ楽しめるらしいので、せっかく自宅の庭にあるのだからして、
改めてチャレンジしてみようかとも思う。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・土手の萩も咲いて、

                     野原はすでに秋色で覆われている。

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ご近所の田では、刈り取り後の稲のほとんどが乾燥機行きとなる様だが、
ごく一部、手作業で「杭がけ」乾燥をしているのを見受ける。

その手間暇リスクとその効果性の評価はいろいろある様であるが、
少なくとも、風情・風景としては特徴があって宜しいのではなかろうか。
さらに、シロウトの私の様な輩は「もしかすると美味しいのではなかろうか?」等と
卑しい想像をしたりして、それはそれで、けっこう楽しいものだ。

もう少し寒くなると、この「杭がげ」に霜が降りたりして、
朝日が射すとキラキラ反射したり、昇華で白い蒸気になったりして、
それはそれは、けっこう綺麗なものだ。

今日も、この朝霧の上空には、青空が広がっている様である。

犬っ子達との、朝散歩である。

今朝の朝霧や光の具合だと、どっかで見た様な田園風景が広がる。


耕作放棄地のエノコログサ(ネコじゃらし)が、秋っぽかったナ。

秋田犬のハナちゃん(♀:1歳8ヶ月程)が、うちの犬っ子達と遊びたがっていた。

ま、遊ばせても良いのだが、リードにつないだままじゃ絡まってしまうし、
一応、住宅地なのでリードは外せない。
拠って、いつもお互いに挨拶のみとしている。

今朝は、手がけっこう凍えた。そろそろ手袋が欲しくなった。
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犬っ子達との朝散歩コース脇の畑・・・・、
クジャクソウが満開でした。

この畑は、華道の先生の畑なので、
果物や野菜など一般作物の他に、
季節の花々や添え物(例えば麦の穂とか)も観られる。

確かに「ハナモノ」が上手な様である。

イワユル「上手」ので、あまり写真に撮ってもツマラナイ。

でも、クジャクソウは、なんと言うか・・・、
「自己相似形の群集」という感じで好きなのだ。

今朝は、秋っぽい朝霧が出た。

そして、上空は晴れている様だ。
静かな9月の休日となった。

世の中の、お若いトーちゃんやカーちゃんは、子供たちの行事にかり出されたり、
また、年配の方々はイモ煮会やグランドゴルフの大会等を楽しんでいる様である。

しかしながら、

私メ:shidareo程の半端な年齢のジジイの場合、あまりお呼びがかからない。
芸者さんならば「お呼びがあるうちが、華(ハナ)」と言われるんで、
「華は過ぎた頃合いの歳」なんだろうな・・・などと勝手に納得したりして。。。

という事で、今朝も犬っ子達との山駆け散歩に出かけた。
夏場で鈍ってしまった自分の身体を、徐々に慣らして元に戻すという感じだ。

杉林の中の木漏れ日に「トラノオ」が浮かび上がっていた。
ご覧の通り、カタチが虎のシッポに似てるから、
そんな分かり易い名前が付いたのだろう・・・・「名は体を表わす」って?

帰路の林道上に、トカゲくんが身を潜めていた。

・・・・いや、正確には「身を潜めているつもりになってるトカゲくんがいた。」である。
白っぽい土を背景に、こんなに真っ黒な体色では、バレバレなのだ。

しかし、一切微動だにしない。

固まっている。

これには参った。

ここで不用意に動けば、犬っ子達に見つかってしまうのだろうが、
近くを歩きまわられても、跨がられても、全く動かない。
自ら「フリーズ!」状態である。匂いはあまりしないのだろう。

これもまた、「難を逃れる術」なんだろうな。
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本当に久々の、週末恒例の犬っ子達との山駆け散歩である。

山ではアブは収まったのだが、スズメバチには要注意である。
一昨年は、私から10m程の場所でケンタ(兄:5歳)が
ジバチ(クロスズメバチ)に巻かれたし、
先般は、下山途中の高校山岳部員たちが襲われて救急ヘリで搬送されたそうな。
拠って、この時期は出来るだけ白っぽい服装で山に行く。
黒いと熊に間違われて攻撃され易いのだ。

さて、山はすっかり秋の様相で、ノコンギクが可愛かった。

その他木の実各種も。
(ちなみに、TOP画像の実は美味そうだが、実は不味くて喰えない;;)

何といっても、犬っ子達が元気で駆けまわってくれるのが一番である。
モッチ(妹:3歳)も朝のクリアな光りを浴びてご機嫌だし、

ケンタ(兄:5歳)は駆け回って熱くなり、沢で行水して体を冷やしていた。


いつも山菜を採りに入る林道からの秘密の小径というかケモノ道が
杉の伐採のために壊されて、ほぼ林道化していた。
当然ながら、林業という産業の為ではあるのだが、個人的にはちと悲しい。。。
先がどんなふうになってしまったのか確認したかったが、
重機のキャタピラーでカマサレてあまりにグッチョグチョだったので
今日の所は立ち入らなかった。雪でも積もった頃に来てみようと思う。
台風一家じゃーなく、台風一過の晴れの朝。

空気も澄んで秋の色だ。

残された紫蘇の花や葉っぱの先っちょで
光が遊んでいるっという感じで、なんか良かった。

でも、今日はオシゴトなんですぅ。

あ、でも、

今晩は、若手のおシゴト仲間達と共に
”イタ飯でワインを飲む男子会”である。
ま、女子がゼロであるのが寂しい気もせんでもないが、
これも硬派系というか、マタギ伝承会みたいで、悪くない。

そして、

もうアブも収まったみたいだし、夏の疲れや運動不足なんかで
私の身体も顕著にナマって来た事だし、
明日からこそ、週末恒例の犬っ子達との山駆け散歩に出掛けようと思う。

但し、二日酔いでなければ・・・であるが;;;;。
蔵王山系:龍山(右手前)も、雁戸(左奥)も、望めた。

昨晩、本年度2回目の山形県産ワイン認証委員会というのがあり、
心配されるワインの放射線量の事が発表された。

今年のワイン製造から原料(主にぶどう)の放射線量検査を測定。
とりあえず国の暫定規制値(放射性セシウム1キロ当たり500ベクレル、
ヨウ素同2000ベクレル)を大幅に下回り、ほぼ不検出との事。

山形は、震災の間接被害と、特に原発事故のお陰で、
農産品の生産・出荷等に、かなりの余計なストレスが生じている様です。

もう前には戻らない事は分かっていながらも、台風の大雨、春の雪解け、
梅雨などなど、日本の豊富で綺麗な水で洗い流されて欲しいナと思ってしまう・・・・。
(↑↑↑ 海洋汚染はどーする!などと、野暮な突っ込みはどうかナシにしてください。)

p.s.

画像左側の空中に写り込んでいる黒く小さな移動体は、UFOじゃーなく、ただのカラスです。
台風の影響で雨降りである。

各地で被害が出ている様で、ご当地、東北地方には
本日の昼頃から明朝辺りまで大きな影響がある様だ。

しかしながら、

こ〜んな雨降りの朝でも、犬っ子達との朝散歩は欠かさない。

でも、いつも挨拶を交わす、他の犬っ子達や
お散歩アスリートのオジさん・オバさん、
田や畑の人々(要は農家さん)の誰とも会わない。
時折すれ違うのは、新聞配達のバイクのお兄さんや、
脇目も振らず、慌てて出勤する軽自動車のお姉さん程度である。

畑のキャベツ、雨降りキャベツ。
その葉っぱの撥水性能には、いつもながら脱帽である。

寒くなると、キャベツとベーコンの炒め物が美味しくなる。
昨年はイノシシのベーコンを作ったので、
今でも少しずつ楽しんでいるが、今年は作れるだろうか?
風評だろうが、獲っても食べないほうが良い・・・という噂がある。

この雨で、すべて除染されれば良いのに。
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