やまがたでの日々の暮らし・自然・風景

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メインの画像は、大きなブナの木と犬っ子モッチ(妹3歳)の図である。
モッチが、ちっちゃく&可愛く写っているが、
それはブナの木が太いからそう見えてるだけで、
これでも13kgの立派な中型犬なのである。

なんだか、犬っ子の話題となってしまったが、
週末恒例の、今朝の犬っ子達との山駆け散歩での事である。
今朝は、先週は雨模様だったので今日に雨天順延していた
虚空蔵山(白鷹山:標高994m)に挨拶に登って来た。

近年、この時期と春先に白鷹山に挨拶にいくのが恒例となっている。
晩秋〜冬場〜春先3月頃までの山遊びの無事と家族全員の
安全祈願なのである。来年の春先には無事の報告に登れれば良いし、
必ずやその様にしたいものである。

先ず、アプローチの狐越街道を車で登っていくと、
良く晴れた空の奥に、奥羽山脈:山形神室がうっすら浮かび上がっていた。

普通ならば、山形神室の下には村山盆地が広がっているのが見えるのだが、
今日は、雲海の下で(というより朝霧に包まれていて)全く見えない。

さて、これから約1時間半の登り。先ずは長く暗い杉林を淡々と通り抜け、
徐々に広葉樹林に入って行く。途中、要所要所に「雪崩注意」の看板があった。


ブナの落ち葉を踏みながらゆっくり登って行くと、
少し先行していた犬っ子兄妹が私達を待っていてくれた。

牛に引かれて善光寺…ならぬ、
犬っ子達に引かれて虚空蔵山まいりという感じで、
なんだか、嬉しいものである。

そんな事を思いつつ、明るいブナの林を抜けると間もなく頂上である。
頂上付近からは、冠雪の朝日連峰(大朝日?)が遠望出来た。

頂上の「福満大虚空蔵尊」(白鷹山神社?)に僅かなお供え(清酒)と
お賽銭を添えてお参りし、そのお供えを、山の神さまに…という事で
東西南北に撒き注いで、一応無事終了。

帰路も無事順調に下山。

登り口の駐車場に着いたら、花のハッピーリタイヤメント組みの
登山グループが大きな声でワイワイ楽しそうに準備をしていた。

こちらから「こんにちは!」と挨拶したら、
「今から登るんでしょ?」と。
「いえいえ、もう降りて来ました。」
「えっ、早いですねぇ。」(この時点で朝の9時過ぎである)

なんでも…今週は天気が安定していたので、
今日で3日連続の登山だそうである。
登山道の途中や頂上の情報に
「お気をつけてェ〜。」を添えて、送り出した。

ああ、良いナぁ…などと思いつつ、
でも…今後の「年金問題」「311復興問題」
「自分の年齢や歩んできた道」「次世代の事」などなど、
いろいろ頭ン中を過る。

カミさんにもなんとなくそんな話をしてみたら、
「昔っから、元々、人は死ぬまで何かして働くのが当ったり前。」っと。
確かに、良い薬であり、良い演歌である。

具体的には???だが、

もしかすると、云々ひたすら粛々と、「やまがたはじめ東北の自然や
風景を撮り続ける事」かも知れないけど、何か少しでも・・・、
(特にやまがたはじめ東北の)次世代の役に立てれば良いナと、
改めて、なんだか…体の芯の方から、湧き思えた気がした。

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