やまがたでの日々の暮らし・自然・風景

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画像は、今朝の奥羽山脈である。

犬っ子達との朝散歩出掛けに、玄関で新聞の見出し目が行ってしまった。
今朝の山形新聞TOPに、最上神室山の事が載っていたからである。
ま、調査云々との事の様子で、詳しい内容は新聞をどうぞ・・・。

でも、その中の一点の文章を読んで、嬉しいやら、寂しいやら、
悔しいやら、そして残念でもあり、という、かなり複雑な気持ちにさせられた。

それは、「クマタカやイヌワシの生息地である。」という事が明言されていたからである。

実は、10年ほど前であるが、最上神室山懐某所のダムに立ち込んで
野生化した大ニジマス(50〜60cmクラス)を狙って釣っていた時に、
頭が金色というか黄色っぽいとても大きな猛禽を2度も目撃しているのだが、
後日、野生動物の研究や保護活動などで活躍している方に聞いても、
「イヌワシ」という言葉が出て来なくて、せいぜい「クマタカ」かなぁ???と。。。

昨年には南蔵王山懐某所で「クマタカ」の目撃と撮影に成功しているし、
図鑑などを見ても<最上神室で見た例の猛禽>とは明らかに違うので、
やはりあれは絶対に「イヌワシ」だろうと独り思っていた次第なのである。
でも、証拠写真が在る訳でないし、目撃者は私一人だし。。。

こういう事って、年月が経ってくると記憶の奥に仕舞い込まれて行って、
一瞬、夢だったのか現だったのかも定かでなくなって来るものだが、
今日の記事を見て、「その時」の感動がフラッシュバックして来たのだ。

最上神室には、ダムで野生化した50〜60cmの大ニジマスはじめ、
渓流の美しいイワナやヤマメ、カモシカやツキノワクマ、ヤマドリやウサギ、
そして、間違いなくクマタカやイヌワシが、今でも住んでいる。

そして、その事がマスコミで周知され、大衆化されていく事に、
嬉しい、寂しい、悔しい、残念・・・と、非常に複雑な気持ちにさせられるのである。
2011.08.01:shidareo:count(2,639):[メモ/日記]
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