やまがたでの日々の暮らし・自然・風景

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ここ数年、所用や天候などで釣行が減っている。

近くにだってイワナやヤマメが釣れる場所はたくさんあるのだが、
周囲の環境や景色も良く、山菜も豊富に採れ、キャンプなども出来て、
さらには、犬っ子達を放しておいてもあまり問題が起きない場所であること、
などなどの諸条件を考えると、なかなか難しいのだ。

っという訳で、今日は、県北の某所へ一年ぶりの釣行だった。v(^_^)v

山形市など比べてだが、このエリアは普通でも約一ヶ月ほど季節が遅いのに、
今年は、更に1週間〜10日ほど遅れている様に感じる。
山からは、まだまだ雪融け水が流れ込んでいるし、
特に今日は気温が上がったのでさらに融雪が進み、水温は8℃〜9℃と、
とりあえず釣りにはなる温度だが、この時期にしては低めだ。

ま、長年やっているとは言え、要はヘタクソなんだろうけど、
ここは、今日のドピーカンな晴天と、魚の活性がやや低めな事や、
季節が遅れた川のイワナやヤマメは水面での餌の喰い方が未だヘタという説、
云々を理由に、昼食後は、タープの下で昼寝を決め込んだ。

(なんとなくノスタルジック&古典的に「モノクロの世界で・・・」ですが;)

とは言え、こんな条件に合わせたウエットフライで中〜上層を流して、
イワナ3匹、ヤマメ4匹を釣り、全て川に返した。

以前は、釣って食べていた(これも楽しみ)のだが、
15年ほど前からは、生きて放せる状態の魚は、川に返す事にしている。

さて、ここは、まだまだタップリと雪が残る神室山を背景に持つ川で、
下の方には大きな堰堤やダムがあり、繊細でテクニカルな釣りが楽しめる。

ダムの上流部は、樹林帯の中をさらに透明度が高い水が流れている。

さらに上流は、沈み石や落ち込みも多くなり、ポイントも定めやすくなる。

しかし今日は、昼前から「雪しろ(雪解け水)」が流れ込んで来て、
水温も下降して、水量も多く水位も高くなった。

初夏以降は枯れたり、チョロチョロ程度の枝沢も、かなり元気過ぎ。(ふう;)

これじゃ、ね。

犬っ子達もいつもと違うフィールドで充分に遊びまくったし、
自分達が食べる程度の山菜も採れたし、帰路につく。


北側から見る「月山」も、普段見るカタチとも違うし、
薄い靄と傾きかけた日の光で、これもまたなかなか良い感じだった。
2010.05.22:shidareo:count(1,863):[メモ/日記]
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