やまがたでの日々の暮らし・自然・風景

やまがたでの日々の暮らし・自然・風景
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雨もあがって、蔵王雁戸山もやや穏やかな表情だ。

今日は「昭和の日」という祝日でもあるが、
近所の小さな神社のお祭り日でもあり、子供神輿なども通る。

観光客集めを主な目的とした大きな祭りでも中には良い物もあるが、
部落・集落単位の小さな祭りも、これを境に、
「いよいよ農繁期に入るぞっ」という感じでなかなか良い。

犬っ子達との散歩コース脇の「スモモ」にも花が付き、

先日まで骨組みだけだった「さくらんぼハウス」にも
柔らかなメッシュ囲いがなされ、花が咲き出していた。

でも未だ屋根が架かっていないし、
話題のセイヨウミツバチは、スタンバイ出来てるのだろうか?

ま、余計な心配なんだろうけど。。。

早朝は強い雨が降っていたが、帽子とカッパを着て犬っ子達との散歩に。
でも、降り方があまりに強かったので、カメラは家に置いて出かけた。

仕方ない、話を変えよう。。。

「酒とバラの日々(The day of wine & roses)」という
Jazzのスタンダードナンバーがあるが、、
「四季の移ろいと、葉っぱと、水滴と、花と、小動物の日々」の様な
<shidareo>のBlogでもあるんで、たまにはお気に入りのGuiterなぞも・・・。

↑↑↑1972年頃に製造されたYAMAHAのAE-18という
簡単に言えば、ビンテージというか、けっこう古ぅ〜いGuiterである。

ご愛用者登録用の返信はがきに貼ってある切手の金額は、
なんと10円切手×2枚=20円なのだ!(・・・泣かせる。)

ふと気がついたのは5年ほど前になるが、音が枯れだしたのだ。
アンプを通しても、そのままの生音でも、とても良い気持ちの音がする。
鼻歌気分でのバラードなどには最適かも知れんな。(ちゃんと弾ければ、だが;)
製造されて30年も経ってからのハナシである。

そういえば、先日、このGuiterと同級生みたいなお酒を飲んだ。
日本酒の一種の「貴醸酒」で、なんと37年モノの純米大古酒だった。
ズバリ美味しい! 琥珀色、味わい深い、艶もあり、ふくよか、そして枯れていた。

ま、私も少しは見習って、良い感じに枯れたいものだ。

この季節にしては、やはり気温が低めの朝だ。

宮城県側で発生した雲が東風に押され、丁度・・・誰かに後ろから肩に手をかけられた様に、
山を越えて、奥羽山脈の7合目位まで降りて来ている。

そういえば、昨日の夕方もそんな雲行きだった。

そんな日は、東北地方の太平洋側では「ヤマセ(山背)」が吹いている。
(今度から、こんな雲を「ヤマセ(山背)雲」と呼ぼう・・・勝手に。)
やまがたの方はフェーン現象となり、青森・岩手・宮城よりも気温が上がるのだが、
しかし、それにしても寒いな。。。

太平洋側は、もっともっと寒くて、且つ日照時間も少ないハズだ・・・。

  熊谷達也の小説「山背郷(やませごう)」を思い出す。。。


耕されたばかりの畑にハクセキレイが降りて一生懸命に餌を啄ばんでいた。


なんとか、うまく作物が育ってくれれば良いんだが。。。

そうそう、アップするのを完全に忘れていました。(>_<;
分りますか? 4/24(土)の早朝に写した「ヤマドリ」の若いメスです。

2枚目↓↓↓


今の商業系デザインとかだと、単純に言えば、「これでもか!」と、人に眩しさを与えたり、他よりもパッと目立つ事がもてはやされますが、<自然の営みが描き出すデザイン>には、ひっそりとしていて、あえて「目立たない」デザインが施されているものも多い。

自然活動も「生態」だし、経済活動なども「生態」であろう。

他を覇権すべくデザインされたものばかりじゃ、歪む。

いつも通る犬っ子散歩コース脇の「シバザクラ」も、ようやく佳境に。

月山山頂付近だけには若干の雲が発生しているが、
その他周囲を見渡しても、今日はまったくの青空である。

上空から「ヒバリ」の囀る声が聞こえるが、
目で追っても、青い空ばかりが映り、なかなか視認出来ない。

探せば探すほど声のする高度が増し、どんどん遠ざかっていく。
やっとの事で、頭上の真っ青な空間に、ポツンと黒い点が見えた。
高さは、高圧電線よりもかなり上で、すでに50mはある。

ん〜、写せるかなぁ・・・。

これが今の限界;;;。
シルエットだけはなんとかGET出来たが、今日はここまでとしておこう。

今日は、所用で東根の奥羽山脈の山裾の方に行った。

なかり近くで、「ホー・ホケキョ」、
「ケキョ・ケキョ・ケキョ」っと、ウグイスの声が。
鳴き方は、まだちょっとヘタクソだ。

繁殖期が深まるに従って、徐々に上手になり、
行く行くは、猫八師匠の次くらいにはなるんだが・・・、
などと思いつつ、声のする方向を目で追ってみるが、
なかなか視認出来ない。

近くの池の脇にある、混み合ったヤナギの枝に中に
ちょろっと動くものを感じ、急いでカメラをズーム。

混み合った枝が邪魔をして、オートフォーカスのピントが合わない。
逃げられしまうより先に急いでマニュアルに切換え、
慌ててシャッターを押してしまった。


お、そしたら、脇の池からカモも飛び立った。

午後のやや傾いた光を受けて、光る羽に包まれてるみたいだった。

ちなみに、ポタポタとシタタッテル水滴は、
助走なしで水面を一気に蹴って飛び立ったため。

念のためですが、決して「おしっこ」ではありませんデス。

こんな光景が身近にあるのも、
やはり、やまがたの良いトコです。

しかし、いくら日曜とは言え、

ヒゲ面&度付偏光サングラスの55歳のオヤジが、
ひとりで「さくらんぼとラフランス」のジェラードを食べながら、
高速のETCレーンに突入していく姿は、
想像しただけでも、「なんかヘン・・・」でした。

今週末は行事なども入り込んでちょっと忙しかった。
でも犬っ子達とのお約束の「山行き」は欠かせません。

まだ寒さも残るが、お天気も持ち直したので
4/24の早朝には虚空蔵山(白鷹山)山裾へ行ってきた。

林道の雪も消え始めたとは言え、
途中でまでしか行けないのは分っているので、
車を降りて、フキノトウを摘みながらのんびりと。
もちろん、犬っ子達は元気に駆け回っている。

斜面の、薄紫のショウジョウバカマがとても瑞々しい。

また、谷筋には水芭蕉も初々しく咲いていた。

ここの水芭蕉のスポットは、山仕事をする人や
よほど山菜採りが好きな人くらいしか
入らない場所にある様で、全く荒れていないのが嬉しい。

雪を頂く春先の山は、綺麗な水が、まるでスポンジから染み出すというか、
溢れ出てくる様な感じで、先ずは山の植物達を潤し、
そして、沢となって降り、川なって流れ、
イワナやヤマメなどに、充分な酸素と餌を与えてくれる。

今年は、やはり寒い春ではあるが、
春の佳境に向っていることは間違いない様だ。




「ミチバタ・イチゴ」・・・。

どっかの「ブランドいちご」ではない。
犬っ子散歩コースの道端で、ただただ頑張ってるイチゴの事である。

誰もハウスを掛けてくれるでもなし、肥料を与えられるでもなし、
風に曝され、雪に埋もれ、霜にも打たれ、それでもなんとか冬を越し、
春なのに・・・今日はこんなに冷たい雨を受けている。

でも、とっても爽やかな緑色の葉っぱを拡げ、
雨粒のクリスタルボールを精一杯着飾っていた。

こんな雨の日は、緑が綺麗に見える。

普通なら、「新緑」から「深緑・青嵐」の景色に
移りだす頃なのに・・・やはり今年は違う様だ。

この「ミチバタイチゴ」の花や実がつくのは、
いつ頃になるんだろう?・・・大丈夫かなぁ〜???



ちょっとまだ寒いが、その辺一帯に朝露に陽が当ってキラキラしている。

ま、今日は活き活きしてキラキラしてても、いずれ雑草なんで、
大方は、除草剤なんかで茶褐色に枯らされてしまうんだろうけど。。。

でも、「除草剤がイヤなら、毎日、雑草取り手伝うかい?」
と言われてしまいそうである。

 ・・・そんな事を考えると、いろいろ、ジレンマに。。。


カルガモも恋の季節を向えつつあるのか、ツガイで田に来ていた。(あ、気付かれた;)


20年くらい前までは、この犬っ子達との散歩コース辺りでもホタルがたくさんいた。
ここ数年は、ザリガニも見ていないし、イナゴも少なくなった気がするなぁ。

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