やまがたでの日々の暮らし・自然・風景
ログイン
メモ
田に映る、蔵王山系の東側山裾です。
今朝も晴れあがり、ほぼ無風。
水が入った田もあり、蔵王山系の端っこの山裾が
かなり鮮明に映りだしていた。
(↓↓↓ タネ明かし。)
こんな日は、大鳥池はじめ、各所の山の沼湖にも
その周囲の景色が映り込んで、さぞかし綺麗だろうなぁ〜。
畑で栽培されている、イワユル「作りウド」も大きく葉を広げていた。
ま、畑で、茎を土で覆いながら管理し育てているので、
茎の白い部分が大きく柔らかく、出荷用には良いのかも知れないが、
山に自生している「通称:山ウド」ならば、「ウドの大木」近い。
「ウドの大木」から、宮沢賢治の言う「デクノボー」を思い浮べる。
漢字で書くと「木偶ノ棒」だろう。
良い木材になる様な木であれば、いずれ人によって切られてしまい
植物としての命は絶たれてしまうが
「デクノボー」みたいな木の方が、命としてはまっとうされる様だ。
2010.05.17:
shidareo
:
コメント(0)
:[
メモ
/
日記
]
内陸(東根)から、鳥海山が!
今日は、カミさんがひとりで犬っ子達を連れて山に山菜採りに。
私は、所用で東根の奥羽山脈の山懐へ。
なんだか…「爺さんは山へ芝刈りに」、
「婆さんは川へ洗濯に…」のノリでもある。
さてさて、東根にもビューポイントがあるものだ。
今朝は空気も澄んで、普段はなかなか姿を見せる事のない、
山形と秋田に跨って日本海を望む「鳥海山(山形県の最高峰)」が、
山形県の内陸からもかなり明瞭に見えた。
ところで、後でカミさんから聞いた話だが、
犬が大嫌いだと言うオジサンと山で出会ったらしいく、
棒を振りかざして「俺は犬が嫌いだ!叩くぞ!」と怒鳴られ、
とても困惑したとの事だった。
今日は、カミさん(一応は女性)独りだったので、
少し甘く見られてしまったのだろうか???
そんな、ちょっとした緊張状況の中で、
犬っ子ケンタ(兄4歳)は、カミさんとモッチ(妹2歳)をかばうべく、
とても上手に<吠え止め(対象とは一定の距離を保ちつつ、
その対象を扇のカナメとして、扇型に左右に身をコナシて、
攻撃を仕掛けられない様に威嚇し、対象を足止めをする、犬の猟芸。
力関係にもよるが、相手は、基本的に引き返すしかなくなる。)>を
行ったとの事。さすが「男の子:ケンタぁー!」である。
ところで、既にお察しの方も多いかと思うが、
私自身も、世で言うHUNTERとかGameShooterのひとりでもある。
拠って、犬っ子「ケンタ」は猟犬でもあり、同時に家族でもある。
話は変るが、東根市は果樹王国でもある。
丁度、リンゴの摘花(良いリンゴ作りの為に余計な花を摘む作業)を
行っていたので、特にお願いして写真を撮らせていただいた。
(快諾いただき、ありがとうございました。)
リンゴの花は、とても可愛く綺麗だった。
2010.05.16:
shidareo
:
コメント(0)
:[
メモ
/
日記
]
ヤナギの綿毛(種):これが浮遊しはじめると。v(^_^);
犬っ子散歩コース脇のヤナギに、綿毛(種)が付きはじめた。
種が熟すと、丁度タンポポの種の様に風に乗って空中を浮遊する。
このヤナギの綿毛が大量に浮遊する時期がある。
その日和というのは、湿度の少ない薄曇〜晴れの日で、
風は微風、気温は18℃前後。
そんな日は、人にとっても気持ちの良い。
この綿毛であるが、イワナやヤマメにとっては、
どうも、水生昆虫である小さなカゲロウと間違えるらしい。
ヤナギから離れた綿毛は、粉雪というよりも、
大き目のダイヤモンドダストの様にキラキラと浮遊し、
心地良い初夏の微風に乗って周囲の林を抜けたり、
あるいは川面に降りたりもする。
その川のイワナやヤマメ達は、
いつも捕食している小さなカゲロウなのか、
それともヤナギの綿毛なのか、混乱をする。
そんな日は、難しいと言われるフライフィッシングでも
沢山のイワナやヤマメと出会える。
昨日、所用というか・・・東北6県の会員で組織されている
東北フィールド射撃協会という団体の会議があって、
今年度から監事のお役という事で、宮城県の鳴子まで行って来た。
鳴子は、オオカミと犬との交配種を題材にした
熊谷達也の小説「ウエインカムの牙」の舞台にもなっているので、
興味はそれなりにある…が、昨日に限っては、
鳴子の手前の「山形県最上町」の方に気持ちが向いている。
実は、最上町には、今年で27年目にもなるが、
毎年キャンプと釣りを楽しんでいるフィールドがある。
息子が3歳になった頃からずっーと、先代の犬っ子も、
今の犬っ子も、カミさんも、家族みーんなで楽しんでいる。
フライフィッシング全般を学び、山菜を学び、
部落の猟師からはクマ肉をごちそうになり、
地元のフライフィッシャーと腕を競ったり
川の生態を学んだり、プロのロッドビルダーや、
彼の大場満郎さんとも会えたり、
時には、周囲360℃全て「ホタル」に巻かれたり、
鉄砲水に近い怒号の様な川の姿に恐れたり…と、
もしかすると、私達家族の山野遊び全般のベーシックというか、
教科書というか、師匠の様なフィールドである。
だから、
今年の渓はどうだろうか?とソワソワしていたのだが、
残念ながら、昨日は寄って来れる時間も雰囲気も無かった。。。
車窓から遠望した限りでは…だが、
今頃の時期としてはけっこう残雪が多めで、
その場所(見える尾根や谷のカタチ)も、
例年とは少し異なる様だった。
2010.05.16:
shidareo
:
コメント(0)
:[
メモ
/
日記
]
「ニセアカシア」・・・これも喰えるぞぉ〜!
今朝も寒めだ。
近くの田には、まだ水が入っていない。やはり遅れている様だ。
昨日は、近くの高い山々に雪が降ったし、(ぱっと見で、標高1.500m以上かな?)
後世に伝えるべきオモムキのある年になりそうな。。。
ところで、曇り空とか雨の日には、緑色が綺麗に見える。
日光の眩しさに幻惑されないからだろう。
「ニセアカシア」の若葉も透明感あふれる。
ところで、荒地にも平気で生えるこのトゲトゲしい
「ニセアカシア」だが、花の香りが、なかなか良い。
香りが広がるという横軸もあるが、
鼻腔から脳みそを垂直に抜け、頭のてっぺんにある髪の毛の一本を
軽くツンと引っ張ばりつつ、空に帰る…という感じの、
心地良い縦軸の刺激も含まれるので、いつも楽しみにしている。
(その香りを詰め込んだリキュールづくりなんかも面白いかも。)
その「ニセアカシア」の花だが、これも喰える。。。
「藤の花」と同様に、天婦羅が良いらしいのだが、
私は、軽く湯掻いて冷水で冷してサラダに添えようかと思っている。
花を食べる習慣は、実は、世界でも珍しく、日本国内でも限られる。
<花食文化>を研究している学者もいるくらいなのだが、
その「特異文化」のまっ只中で日々暮らしてる「やまがたの我々」とっては、
とりあえず「関係な〜い」話である…のかなぁ???。
・・・・ま、いいかぁ〜。
2010.05.14:
shidareo
:
コメント(0)
:[
メモ
/
日記
]
移ろって、「フジ」の花も咲きはじめ・・・。
今朝早くに、「ドン・ドン・ドン」っと花火があがった。
5/13(木)という、カレンダー的にはかなり中途半端な日なので、
地域のお祭りとか学校の運動会でもなかろうに。。。
あ、そういえば、この辺の田に水が入るのが遅れていたが、
犬っ子散歩途中に「今日あたり入るらしいよ」という話を
農家のオジサンから聞いたのを思い出し、
きっとその合図だろうと、勝手に納得した。
ご近所の庭にある「フジ」の花が咲き始めた。
「フジ」の花って、京都の舞妓さんのカンザシを思い浮べてしまって、
この自分の単純さに、一瞬情けなくなる。(ま、素直で良いのだが;)
「フジ」の花…山の「フジ」の花が咲く頃は、
たくさんの昆虫達が活発に活動する。
だから、その昆虫達を捕食するヤマメやイワナの行動に
大きな変化が出てくる。
その変化とは、水中を流れてくる虫やミミズよりも
水面を流れてくる虫や、水面すれすれを飛ぶ虫に対して
より興味を示すようになるのだ。
虫を模した毛鉤釣りにも、水中勝負と水面勝負とがあり、
水中勝負の方ならば生きた餌で釣る事ももちろん出来るが、
この時期辺りから、毛鉤釣り独特の水面勝負である
「ドライフライフィッシング」が佳境に入る。
どんな感じかとザックリ言えば、
魚が水面を割ってニュッと顔を出したり、パシャっと跳ねたりしながら
虫を食べているので、先ずはその姿を目で確認する。
次に、食べてる虫に似せた毛鉤を、
その魚の1m〜1.5m上流にそっと置き、ごく自然に流す。
そうすると、虫と間違えて喰いついてくれる…「ハズ」である。
ま、言えば簡単だが、そうは問屋は卸さない。。。
所用が重なったりして、釣行までなかなか至らないが、
片思いの恋人の様に、想いが募れば募るほど、夢と楽しさは、増す。
あ〜、
一週間くらいテント張って、犬っ子達連れて、釣りとキャンプしないなぁ〜。
2010.05.13:
shidareo
:
コメント(0)
:[
メモ
/
日記
]
「いちごソフトクリーム」じゃーなく、マルメロの蕾です。
「田に水が入る頃になると寒くなる。」と聞かされるが、全くその通りだ。
昨晩からの雨は、今朝にはあがったが、ちょっと寒く感じる。
でもこの度の雨は、山野や畑の緑を大きく育て、
ヤマメやイワナに新たな酸素と餌を与える事だろう。
西洋花梨(マルメロ)の花が咲いていた。
良く見ると、その蕾はまるで「いちごソフトクリーム」だ。
花びらが薄めでとても柔らかく、開き始めるとすぐに、
弱い風などでも、ヒラヒラというか、ヘナヘナになってしまい、
意外にカタチが崩れやすい。
ところで花梨系の「ジャム」や「ジュレ」が大好きで、
麦の焼けた香ばしさ(特に自然酵母系のパン)に合う。
飲物は、ま、コーヒーやお茶も良いけど、シャルドネ系や
ピノ・ブランなどのスッキリ系辛口白ワインがあると嬉しい。
それもスパークリングやシャンパンならもっと嬉しい…v(^^;
(また喰いモンに走ってしまったので、話題を少しだけ変えよう。)
花梨の瘤(コブ)とか根っこの太い部分は、とても良い材料になる。
木目が複雑に入り組んでいて、磨くと浮き出る。
主に、高級クラフト系の材料(例えば、カスタムナイフの柄の部分や、
釣竿のリール取付部分など)として使われる。
でも、製材や加工に手間隙がかかるし、技術もいる。
クラフト好きな私も、以前に、釣竿のリール取付部分として
半加工された部品を購入し、あとは自分で微調整と仕上げをして
使った事はあるが、確かに良い物が出来るものだ。
...もっと詳しく
2010.05.12:
shidareo
:
コメント(3)
:[
メモ
/
日記
]
ぶどう(ナイヤガラ)の赤ちゃん。
朝の犬っ子達との散歩も、いよいよ緑に包まれて、
「青嵐(アオアラシ)」の季節も間もなく佳境入りつつある。
道すがら、太く古いブドウの木から生えた若葉が
少し大きくなっているのに気が付いた。
写真を撮っていると、
「他の木は切ってしまったけど、これは切らなくて良かった〜」と、
畑の持ち主が話しかけて来てた。
ナイヤガラで、出荷用ではなく今では自家消費用だそうだ。
そんな話をしていたら、
別の散歩中のオジサン(農家OB)もわざわざ足を止めて、
「ぶどう、もう出てるべー」と。
どうやら、この中心の「ぶどうの赤ちゃん」の事の様だ。
さらに続けて、
「この二つのうち、片方をトル(間引く)と、良いブドウになるんだぁー。」
と、丁寧にアドバイスまで頂戴してしまった。
ま、今日の私の頭の中では、
「ぶどうの葉っぱなんかも美味いだろうな…。」
「イタ飯だったか?トルコ飯なんかで使ってたけど、どんな料理だっけ???。」
「間引いたぶどうの若葉と赤ちゃんは、ピクルスが美味しいかも???…♪。」
なーんて事が渦巻いていたのだが。。。(><;
…道端のペパーミントも勢力を拡大し始めて、すでに初夏の兆しでもある。
たまにゃ「ミント水」も良いしぃ〜♪
「桃のシャーベット」に、ミントを添えてぇ〜っと♪
(↑↑↑↑ いつまでもやってろ! 死ぬまでやってろ!)
2010.05.11:
shidareo
:
コメント(0)
:[
メモ
/
日記
]
今朝も、「月山(Mt.Gassan)」がスッキリと!
日々の犬っ子散歩も、徐々に「サマータイム」に移行して来ている。
なにも法律や条例で決められている訳でないので、
自分勝手にバリアブルに移行するのだが、
その基準たるや「全くの日和見」である。
おっと、言葉遣いを間違えた;
「その基準たるや、全くの自然体である」の方が、聞こえが良い。
ともかくも、
今朝も「月山(Mt.Gassan)」がスッキリと見えて、気持ち良い!
2010.05.10:
shidareo
:
コメント(0)
:[
メモ
/
日記
]
「やまがた」の語源説のひとつに迫っちゃってみたり。。。
昨日の日曜は、山菜の「ホンナ」を採りに谷筋をトラバース。
周囲は、黒木(針葉樹)や雑木(落葉広葉樹)に囲まれていて、夏でも涼しい。
ちょっと上にはまだまだ残雪があって、冷たい雪解け水も混じる。
<ヤン・ワッカ・タイ>という語がある。
アイヌ語で、<冷涼な・川の流れる・森林地帯>という意だそうで、
「やまがた」の語源説のひとつとも言われている。
やや広域な場所を指す言葉なので、この場合の「川」というのは、
「最上川」の事なんだろうと推測しているが、
こんな枝沢だって、末は最上川となるので、
ここは、<ヤン・ワッカ・タイ>の超ミニ版というか、
小宇宙という事にしておこう。
ところで、こんな谷筋のやや緩めの斜面の一部に
腐葉土が作られ続けてる様な場所があるが、
そんなところに「ホンナ」がある。
さて、帰り駄賃にと、峰に張り付き「コシアブラ」を採りつつ登り詰め、
さらに隣の峰に渡って、その稜線に沿ってまっすぐに下る。
下山途中、人間のそれよりも大きな排泄物を4箇所で確認。
とりあえずは「出くわしません様に」と、
時々「カシワデ」をパンパンと打ちながら、無事下山。
「気を付けよう! 道迷いと、黒く大きな野生動物との遭遇」(もろに字余り;)
2010.05.10:
shidareo
:
コメント(0)
:[
メモ
/
日記
]
<<前のページ
次のページ>>
日記
ケータイサイト
プロフィール
問い合わせ
ALL
メモ
メール
Q&A
暦
リンク
地図
ウィキ
特集
プラン
ログイン
All Rights Reserved by shidareo
Powered by
samidare
ケータイサイト
問い合わせ
プロフィール
Powered by
Communications noteβ