やまがたでの日々の暮らし・自然・風景

やまがたでの日々の暮らし・自然・風景
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犬っ子達との散歩は、如何なる天候でも、必ず行く。

雨や雪でも、出来るだけ両手が使える様にと、傘はささない。
拠って、当地の四季の全天候に対応したウエアが揃っていて、
それは四季を通しての山野遊びにも大活躍する。

今朝はやや寒いが、5月の雨そのものだ。
犬っ子ケンタ(兄4歳)のリクエスト(?)で、いつものコースをちょっと外れてみる。

雨に誘われて、「カタツムリ」もそろそろお出まし。

出来たばかりのアスファルトの歩道が水捌けというか水切れが悪いのか?
少し水没しつつも、我がもの顔で歩いていた。

やっぱ「カタツムリ」は「葉っぱ」でしょう・・・と、
脳みそン中でけっこう強く結びついちゃっている人向けには、
↓↓↓の方が、違和感は少ないかも・・・ですかね。


ところで、違和感っと言えば、今朝の散歩コース脇にある某市施設の中に、
私にはちょっと違和感を感じさせられる装置があった。

察するに、太陽光発電パネルと小さな風車での発電による、
「環境に優しい先進事例的なナトリューム灯」なんだろうけど。。。

その違和感というのは、画像でもお分かりかと思うが、
風がほとんど無い(奥の方の枯れススキや木々などは全然ぶれていない)にも関わらず、
プロぺラだけは、かなりの勢いでブンブン回り続けているである。
(しかも目視的には、ほぼ一定の速度で。)

えっ? なぜ? ナゼ? 何故なんでだろう???

そろそろ年齢も年齢なので、呆けての勘違いなら良いのだが、
私にとっては、我慢不思議な光景だった。目くじらは、

ここ数年、所用や天候などで釣行が減っている。

近くにだってイワナやヤマメが釣れる場所はたくさんあるのだが、
周囲の環境や景色も良く、山菜も豊富に採れ、キャンプなども出来て、
さらには、犬っ子達を放しておいてもあまり問題が起きない場所であること、
などなどの諸条件を考えると、なかなか難しいのだ。

っという訳で、今日は、県北の某所へ一年ぶりの釣行だった。v(^_^)v

山形市など比べてだが、このエリアは普通でも約一ヶ月ほど季節が遅いのに、
今年は、更に1週間〜10日ほど遅れている様に感じる。
山からは、まだまだ雪融け水が流れ込んでいるし、
特に今日は気温が上がったのでさらに融雪が進み、水温は8℃〜9℃と、
とりあえず釣りにはなる温度だが、この時期にしては低めだ。

ま、長年やっているとは言え、要はヘタクソなんだろうけど、
ここは、今日のドピーカンな晴天と、魚の活性がやや低めな事や、
季節が遅れた川のイワナやヤマメは水面での餌の喰い方が未だヘタという説、
云々を理由に、昼食後は、タープの下で昼寝を決め込んだ。

(なんとなくノスタルジック&古典的に「モノクロの世界で・・・」ですが;)

とは言え、こんな条件に合わせたウエットフライで中〜上層を流して、
イワナ3匹、ヤマメ4匹を釣り、全て川に返した。

以前は、釣って食べていた(これも楽しみ)のだが、
15年ほど前からは、生きて放せる状態の魚は、川に返す事にしている。

さて、ここは、まだまだタップリと雪が残る神室山を背景に持つ川で、
下の方には大きな堰堤やダムがあり、繊細でテクニカルな釣りが楽しめる。

ダムの上流部は、樹林帯の中をさらに透明度が高い水が流れている。

さらに上流は、沈み石や落ち込みも多くなり、ポイントも定めやすくなる。

しかし今日は、昼前から「雪しろ(雪解け水)」が流れ込んで来て、
水温も下降して、水量も多く水位も高くなった。

初夏以降は枯れたり、チョロチョロ程度の枝沢も、かなり元気過ぎ。(ふう;)

これじゃ、ね。

犬っ子達もいつもと違うフィールドで充分に遊びまくったし、
自分達が食べる程度の山菜も採れたし、帰路につく。


北側から見る「月山」も、普段見るカタチとも違うし、
薄い靄と傾きかけた日の光で、これもまたなかなか良い感じだった。

今日一日、湿度も少なく晴天に恵まれた。
この辺はいつもより10日ほど田植えが遅れている様だ。

でも、そのお陰で(農家の皆さんゴメンナサイ;)、
日没直後頃の微妙な光を受けた蔵王竜山が、
水を張った田に逆さまに映っていた。

名付けて、「逆さ竜(!?)」とでも呼ぼうかナ。


知らぬ間に、ニセアカシアの花芽も出てきた。

初夏に似合いそうな、ちょっとスパイシーな香りがした。

喰うことばかりで恐縮だが、

楊貴妃御用達の「桂花陳酒」と呼ばれる
キンモクセイの香りをつけた白ワインもある事だし、

このニセアカシアの花芽、天婦羅も良いだろうけど、
さっと湯通しして、サラダに添えてみようっと。

明日か明後日、先ずはトライだな。

上空は青空なハズなのに、ごく薄い朝靄(もや)に乱反射して、
白く強い光に覆われた朝となった。

いつもとは違った犬っ子散歩コースをたどってみる。

水路には、まるで<オシドリの夫婦>の様な
「カルガモの夫婦」が寄り添っていた。(ややこしい;)

 妻 :「今日は暑くなりそうだねぇ。」
ダンナ:「そろそろ子作りしなきゃ。」(朝から言い寄ってみる)
 妻 :「やだよ、今日は涼んでよう。」



ムラサキツメクサも、日陰が恋しい一日となりそうだ。

前回Blogに引き続きであるが・・・・、

やまがたの初夏の画像収集という事で、
浅野さまのコメントにもあった「蝶々」が気になっていた。

蝶々って、撮れそうで撮れない…難しい。。。

だって・・・、ヒラヒラとあちこち飛び回るのでけっこう忙しない。
されど・・・、その飛翔スピードというか遁走スピードは
野生鳥獣よりもずっと遅いので、なかなか諦めもつかない。
おまけに・・・、花に停まった瞬間、羽を閉じてしまうのだ;;;。
(蛾ならば、羽は開いたままだけどねぇ)

つまり、蝶って「意地悪!」なのだ。(><;


昨日の渓では、蝶もハチもいっしょに、白い花と戯れていた。
「ワサビ」の花だったか?他の種だったのか定かではないが。

肝心の、蝶々の羽は…?

辛うじて、完全に閉じてしまう一瞬手前ではなかろうか?

これも、初夏の画像のひとつとさせていただきた。

オシゴトで…だが、

やまがた初夏の画像(緑に囲まれた水辺や渓流)が必要で、
タイミングを見て、昨日の昼前後の晴れ間に近くの奥羽山脈某所へ。
(実は、本日でタイムアップなのだ;)

なにげに、垂直な崖(60〜70M)の上に目が行った。

飛んで来た大きな猛禽類のシルエットが、
崖上の樹林にスッと入っていったのが見えた。

「それにしても、大きかったなぁ。」
「もう出てこないかなぁ〜???」
「もしかすると、また出てくるかなぁ〜???」
「以前見たのは(場所違いだが)、
 確かに「イヌワシ(Golden Eagle)」だったなぁ。。。」
などと、頭の中でつぶやきつつそのまま見上げる。

出た! 大きい! 

拡げた翼は2mはある感じだ。

翼を2〜3回羽ばたかせ宙に浮き、
そのまま翼を大きく広げて風に乗り、
・・・そして行ってしまった。

4枚中3枚はピンボケ(泣;)。
残る1枚を、祈る様にしてカメラのモニター画面を拡大確認する。

帰宅し、特徴を図鑑と照合してみると、
やはり「大型猛禽類「クマタカ(Mountain Hawk Eagle)」だった。

これも「授かりモノ」だし、せっかくの機会なので、
「やまがたの初夏の画像」のひとつに加えさせてもらった。

感謝×感謝・・・である。
...もっと詳しく

雨の合間に犬っ子達と散歩を…と思ったが、途中からやはり降られてしまった。
でも、冷たさはあまりなく、多少濡れても気持ちが良いほどだった。

土手のナナカマドの赤い若葉にも、穏やかな雨が。


ウツギ(空木)も咲いていて、あ〜、もう、こんな季節なんだなぁ〜、と。


今日のこの雨は、当地の季節を初夏へと移す役割の雨なのだと思う。

早朝に、パラパラッと雨が落ちで来た。
でも、お湿りにも満たない。

今朝の空の色をさらに濃くした様な色合いの石っころに、
アマガエルがいっぴき。

「君は、今、いったい何を考えているんだい?」…と、
質問でもしたくなる顔をしていた。

ま、このところの数日間乾燥気味だったので、
お湿りにも満たない雨でも嬉しがっているんだろうか?

ともかくも、君は…砂漠に派兵された海兵隊みたいな、
見事なカモフラージュウエアだねぇ。

犬っ子達散歩コース脇の土手には「萩の花」が咲き始めていた。
黄色いので「キハギ」とでも言うのだろうか?

世では、春は「ボタモチ(牡丹餅)」、秋「オハギ(御萩)」、
…っという事になっているらしいが、
どこにでも気の早いヤツがいるもんで、
このところの気温の高さで、咲いちゃったのかなぁ。


それにしても、あのアマガエル…、
なに考えてたんだろ?

今朝は、ちょっとの時間だったけど、
奥羽山脈上空の雲間から、良い感じの光の筋が降りて来ていた。

なんだか知らんが、

子供の頃からこんな雲間から射す光の筋が好きで、
どうも、ふっと目が行ってしまうのだ。


犬っ子散歩コース脇の梅の木。

花も終わり、緑の葉っぱで覆われていて気付かなかったが、
良く見ると、実がたくさんつき始めていた。小梅かなぁ?


ほぼ毎年、梅干をつくる(カミさんの担当)のだが、
そう言えば、今年も「梅の出来・不出来」と「入手先」を気にしていた。
やはりいくら頑張っても、「梅そのものの、出来・不出来」で
お味が違ってしまうからだ。

その昔、「現代っ子!」なーんて呼ばれた事もあった世代でもあるが、
ふと気が付けば…、<年月>と<当地の気候風土文化>という器の中で、
「冴えないジジイ」と「ウメボシババア」とが、
ものの見事に醸成されつつある様だ。(汗;)


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