やまがたでの日々の暮らし・自然・風景

やまがたでの日々の暮らし・自然・風景
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昨晩は、大好きなトマトサラダを。
非常に単純で、安価で、しかも美味しいので、これはお薦めだ!

Step1.熟したトマトをざっくりと切って、冷蔵庫で冷やしておく。

Step2.バジルのスプラッシュ(余計な芽、要は間引き分)を摘んで、
    余計な根や土などを水洗いして取り除く。

Step3.冷やしておいたトマトの上に、上記Step2のスプラッシュを乗っける。

Step4.上記Step3に、塩(海塩が好き)を振り掛ける。

Step5.上記Step4に、オリーブオイルとかアーモンドオイルを軽く振り掛ける。


Step6.食べる!

◎好みでブラックペッパーなどを少々も可。
◎パルメザンチーズなんかを降り掛けても美味しい。
◎その他、サラダとして食べるんじゃーなくて、
 上記Step5にちょっとだけ生クリームを加え、
 ミキサーにかけて、簡易冷製スープとしても良いですねぇ。

昨晩は飲まなかったけど、大好きなトマトサラダを食べて、
とてもご機嫌になって、そして「たばこを一服」であった。

こんなに良い時間を過ごさせてもらっても罪にならないんだろうか?
ま、とりあえず、生きてて良かった!(←単純;)

雨の蒸し暑い朝が続いている。

おまけに、雲の合間から強烈な夏の陽が差し込んで来て、更に暑さも倍増だ。

このところの蒸し暑さにメゲて、近くの「ヤブカンゾウ」が
咲き始めていたのにも気付かなかった。

ゆり科で、その名の通り荒地や山裾の薮っぽいところに自生しているが、
「ヤブカンゾウ」の花のカタチは、ちと変化球である。
その独特なフォルムに最初はなんとなく違和感があった。
と、同時に、なんとなく気になる存在となった。

そして、見慣れてくると、その独特な色合いとカタチが、
不思議な魅力を感じる様にもなった。

例えば、「山郷を見下ろせるところにある今にも朽ちそうな古いお墓に、
手折りした一輪のヤブカンゾウがそっと手向けられている。」という様な、
「なんとも刹那くも美しい」みたいなシーンを思い浮かべてしまうのだ。

ま、特に誰にもお薦めはしないが、
私にとっては、「彼岸花」以上に気になる夏の花なのである。

P.S.

こん風に書いといて、なんか・・・やや不謹慎っぽいのですが、
「ヤブカンゾウ」の若芽や葉は、お浸しにして食べる。
また、花部は、お浸しや天麩羅が美味しい。

なお、特に時期が遅くなるほど、花の蕾の中にも
アブラムシが侵入している事があるので、要注意だ。
流水でよく洗い流せばOKだろうけどね。

昨夕に仕込んだ梅が、とても良い塩梅(アンバイ)に上がっていた!

先ずは、素材である「梅の質が良い」という事が一番のポイントだ。
その次は、「仕込むタイミング」と「塩加減」。

今年はやや天候不順気味なので、例年よりも安全策をという事で
塩加減は14〜15%とやや濃い目に設定したが、梅自体の良さと奏して、
<梅酢(梅エキス分+塩)>が程よく染み出して来ており、
これぞ「良いアンバイ」に上がっている。

梅酢は、後日、別に適量汲み取って、「柴漬け」を作ったり、
「ドレッシング」に使うと最高なのだ!

ちなみに、デッカイ(直径:約3.5〜4cm!)梅の実の方は、

明日の夕方まで更に熟させてから仕込もうという事になった。


さてさて、更に今夕は「手前味噌」の仕込み日だった。

っと言っても、

田畑から引き離されてすでに4代も経ち、マイ畑も持たぬ(てぬ・・・?)
<Shidareo>なので、準備は、おそらく3〜4代前から(?)という
昔ぁ〜しッからの付き合いの味噌屋さんに
特別にお願いを・・・っという、ぐーたら仕込み(1?)なのであるが。。。

↓↓↓これが4代(ざっと120年程)続いている秋田杉の味噌桶(2斗)だ。

とはいえ、ホントはこんな大げさな樽である必要はなく、
ホームセンターで売っているプラ製の漬物桶でOKなのだが、
目の前に代々続いちゃっている木桶があるもんだから、
ムリに変える事もないので、漫然と使い続けてるっという感じなのが。。。

我が家まで、味噌屋さんの社長さんがわざわざいらしてくれて、第一投目を。

次いで、第二投目、

第三投目と続き、

最後に、手で均等に慣らして、仕込み終了。

今年は7升仕込んだ。(その昔、大家族だった頃は、桶に応じた2斗を仕込んだんだろうなぁ。)

さて、あとは清潔なサラシ地の布で被い、木の落し蓋に重石を乗っけて、
ひたすら醗酵するのを待ち、まだまだ味わいが若いものの、
土用明け(今年は8月6日)には食べ始められる。

材料は、「大豆(北海道の契約農家減農薬栽培)」と「米(山形産ひとめぼれ通常栽培)」、
それに「麹」と「塩」だけで、至ってシンプルなのだ。

一年経過したもの、2年目、3年目と、成熟して味が変化していくのを
楽しんだり、若い味噌と熟した味噌をブレンドしたり・・・と、
全く以って「手前味噌」なハナシで恐縮なのだが、けっこう遊べて面白いのである。

ま、これからも、味噌屋の社長さんに相談したり、
また自分で勉強して工夫したりして、
さらに美味しいものして行ければ良いなと思っている次第だ。
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雨が続きますね。

ご近所のマイ畑でのサロン会議では、ジャガイモの根腐れを心配する声が。
そんな会議に犬っ子モッチ(妹:2歳)がちょこっと顔を出したら、
「おー、モッチ、喰うか?」と、新鮮な「朝採りキュウリ」を。

「んぐッ。」

この辺の田の「クロ」には、しっかりと除草剤が撒かれていて、
稲の緑との対比がちょっと怖い;;;。

加えて、稲と稲との間隔がとても狭く植えられていて、
確かに、面積当りの収量は大きくなるだろうが、
ハナッから草取りのために田に足を入れる事などは
考えていないのではないかというふうに思ってしまう。

ま、あまり農業のご苦労や仕組みが分かってもいないので、
誤解や曲解もあるのかも知れんが、意識的にも無意識的にも、
家族でもある犬っ子達をあまり近付けない様にしてしまう様だ。

家の庭の、母が大事にしている「ネジリバナ」が咲き始めている。

実は・・・雑草と間違えて引っこ抜いてしまって怒られたのだが、
根が少し残っていたらしくなんとか再生したので、先ずは安心した。

↓↓↓昨夕は、あまりにもカラフルな夕焼けだったので、ついシャッターを。


さて、今夕は「梅干づくり(カミさん主導型)」に加えて、
「手前味噌の仕込み(オフクロ主導型)」の日だ。
ちなみに、私は、専属カメラマン&余計なお世話役(お邪魔役?)の予定だ。

以前から咲いているのだが、至極・・・なんとも・・・、
ただの「ヒルガオ」なんで無視し続けていたのですが、
自分の意識下にちゃんとキャッチし、脳みそン中にも存在しつつも、
これ以上無視続ける事は自分を欺いている様な気になって、
ついぞ、シャッターを押してしまった。

「アサガオ」は、小学生の頃にプランターで栽培したり、
その花を摘んでその辺の石っころで潰してあの真っ青な色素を出して、
画用紙に指で絵を書いた楽しい記憶がある。

「ユウガオ」は、あのデッカイ実に驚いた記憶があるし、
今でも年一回程はカミさんにお願いして冷製の煮物にしてもらう。

「ヒルガオ」は、地味だし、ただの雑草という感じでいつも無視。。。
でも、これじゃやはり「ヒルガオ」に申し訳ない;;;。


<ゆうがおも へちまもしらぬ よのなかは、
ただよのなかに まかせたらなん>(良寛)

さすが良寛である! 今の日本の政局を予見していたのだろうか?

ま、私は、<マルメロも カリンもしらぬ Shidareoは
単にジャムが 喰いたいだけぞな>っというレベルであるが。。。

カリン( んっ? マルメロ? )、・・・大きくなれよー。

さて、一昨日に梅干用に「梅」をたくさん戴いて来た。

捥ぎたてなので、おそらく今夕〜明日夕くらいまでは、
そっと寝かして熟成を待つ「レスティングタイム」に入っている。

そうすると、ま、身勝手なもので、
うちの犬っ子達をいつも可愛がってくれるオバさんのマイ畑の
「紫蘇(シソ)」の育ち具合に目が行くものである。
おそらく、オバさんも「手作り梅干用」に植えているのだろう。

先人の知恵とは言え、「梅干づくり」に欠かせない紫蘇であるが、
「その時期」に絶妙なタイミングで出回ってくるものだと感心してしまう。

「あるべくしてある」運命のパートナーなのだろう。(脱帽!)

今年は、梅干づくりの副産物である「梅酢」で漬ける「柴漬」も楽しめそうだし、
梅といっしょに漬けた「紫蘇」を乾燥させた「ゆかり」も出来そうだ。

あ、それに今年は「手前味噌」も土用前には仕込む予定。
(4代続く杉の味噌桶なのだ)

秋には、抜群に美味しい上和田:くまっちさん作の、
有機「新米」もリザーブされてるし。

無添加の手作り梅干、無添加の手前味噌、有機の新米と揃えば、
これは、かなり贅沢な「御馳走」というものである。(今から楽しみ!)
...もっと詳しく

週末恒例の、犬っ子達との「山散歩」。
今朝はちょっと趣向を変えて蔵王山系の某所へ。

うちの犬っ子達・・・特に運動能力が高い「ケンタ(兄4歳)」は
とても暑がりなので、こんな季節に駆け回るには、
時々体を冷やすための、冷たく綺麗な沢水が必須なのだ。

いつもの通り、犬っ子達は自由に駆け回ったりしていたのだが、
ふと空を見あげると、大きな猛禽が犬っ子達を上空から狙いをつけて
ゆっくりと滑空しているではないか。。。
おそらく、キツネとかタヌキだろうとでも思ってるのかも知れない。

その猛禽は、すぐに「クマタカ」だと分かった。
実は、以前にクマタカの写真を撮った場所だからであるが、
今日もこうやって姿を現しているという事は、
たまたま通りかかったという事ではなく、
間違いなくここに生息しているという事でもある。

さてさて、

山を自由に駆け回ってくれるのは良いのだが、特にケンタは、
時々体を冷やす必要があるので、勝手に谷沢に降りていってしまう。

そんな時、突然、「パン・パン・パ・パンッ」っと、爆竹の音と、
そのすぐ後から「うわーおー!」っという人の叫び声が、
谷沢に響き渡ったのだ。。。!!!

えっ、爆竹でイワナ獲りでもしてるんかな?
車のバッテリーでの「電気ショック漁(違法)」とかは
聞いたことがあるけど、爆竹でイワナ獲れるんかいな???


でも、よく考えると・・・特に源流でのイワナ釣行の場合、
クマ避けのために、爆竹を持参する人もいる事を思い出した。
そういう事であれば、その後の「人の叫び声」も頷ける。

確かに、ここは「クマさんの領域」でもあり、
勢子(セコ:追い手)が山のほうから沢にクマを追い降ろし、
待ち(マチ:射手)がその沢を挟んで待ち受ける猟場にも
なっているところでもある。

   でも・・・、クマぁ〜???

さらによく考えると・・・、

どうやら、うちの犬っ子「ケンタ」が火照った体を冷やしに沢に降りた際に、
もしくは、沢に入っている釣り師の気配を感じて様子を見に行った際に、
釣り師の方からすれば、近くの藪は微かに揺れ動くし、
若干の葉擦れの音も聞こえたのではなかろうか?で、
ほぼ完全に「クマ」だと思い込んだのだろう。。。。

・・・釣り師さんの「慌て怯え様」を思うと非常に気の毒になってしまい、
すぐに「犬笛(超音波系:小さな音である)」を吹いて呼び戻し、
そっと山を降りた。

何故に「そっと山を降りた」かと言うと、
釣り師さんにとっては、ちょっと怖かっただろうけど、
やはり<それ>は「クマ」であった方がロマンチックであり、
後々「尾ひれが付いた武勇伝」にもなろうかという、
独善的、且つ非常に余計で勝手で優しい「思い遣り」からである。。。

山を降り、約束をしていた梅干用のでっかい「梅」をもらいに
友人(農家さん)のところに寄ったら、
「サクランボで忙しいから勝手に捥いで持って行けは〜」っという事で、
遠慮なく、さんざん捥いで参った次第であ〜る。




犬っ子達との朝の散歩も、
今朝は少しだけ気温が下がったせいか、比較的快適だった。
ま、多少は虫から喰われる事を覚悟して
「短パン×サンダル」で出かけた事もあるのかも知れないが。

散歩コース周辺は、イワユル「田園風景」そのものなので、
田畑の緑や雑草の緑、耕作放棄地の緑・・・・と、
今の時期は基本的に「緑だらけ」である。

そんな中、これぞ「パンプキン・イエロー」だぞ!っと
言わんばかりの、大きなカボチャの花が咲き誇っていた。

真っ白なボーンチャイナ(粘土に牛の骨粉を混ぜて焼いた陶器)に盛られた
「クリーミーな冷製パンプキンスープ」が脳裏をカスメた。
(ワインは、濃厚なスープに負けないやや甘口のボディー感のある冷やした白だな。。。)

    我ながら・・・、

 どうしようもない「喰いしん坊」だと呆れてしまう;;;。

 現代日本社会に於いては、喰う事に拠って生きている事は当然だが、
 度が過ぎれば、
 「喰う事に拠って緩慢に殺される」という事も大いにありそうだ。(冷汗;)

今朝は、ほんの少しだけであるが湿気が抜けて、
気持ちが良いが、すでに日差しは強い。


蝶も舞い飛ぶスタンバイをしているのか?、
それとも、すでに暑さを警戒してオトナしくしてるのだろうか?。

雨が上がると虫が飛ぶが、すでにそれ予測して、
蜘蛛達も立派で精密なワナをかける。


ご近所に、うちの犬っ子達をとても可愛がってくれた
独り暮しのちょっとお洒落な初老のオバさんが住んでいたが、
おそらくは進行性の癌だったのだろうか?
昨年秋に入院したと聞いた後、ご挨拶する間もなく亡くなってしまった。
今は誰も住んでいないオバさん宅の庭先の「アジサイ」だけが、
あまりにも鮮やかに咲いていた。

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