やまがたでの日々の暮らし・自然・風景

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この連休は、一昨日は宮城県の鳴子峡まで足を伸ばしたが、
その他は特に予定を入れないで、比較的のんびり過ごした。

一昨日(10/9)の鳴子峡は、温泉めぐりではなく、
クレー射撃のレフリー講習会で一日中缶詰状態(TT)。

昨日(10/10)は、前日の疲れが残っていた事と
雨模様であった事で午前中はオトナシクしていたのだが、
ま、我がジムニーが1000km点検終了したので
小一時間の林道走行テストを行ってみた。

さて、今日(10/11)は空が良くなったので、
早朝からカミさんと犬っ子達と山に。

カミさんと私は、キノコ採り・・・と言いたいのだが、
数種を除いてはキノコはあまり詳しくないので、ちと怖い。
拠って、ひたすら犬っ子達と遊ぶ。

山に入って間もなく、「ボ・ボ・ボ・ボ・ボッ」っと空気が揺れる様な音がした。

ヤマドリのオスが縄張りを主張する際に、羽根(翼)を震わして音を出す「ホロ打ち」である。
けっこう音圧のある重低音なので、意外に音のする方向が正確には分からない。

そんな時は、犬っ子ケンタ(兄:4歳)に、「ケン、ヤマドリっこ、探せ探せ!」と言うと、
聴覚や嗅覚を動員して藪の中を探索し始め、「クーン・クーン」と軽く啼いた。
そして、その後間もなく一羽のオスのヤマドリをフラッシュさせた。(飛び立たせた。)

そう言えば、今、名古屋で「COP10」が開催されていて、
自然環境の事や生物多様性の事などのTV番組が沢山放映されているが、
このキジ科の鳥であるヤマドリは「日本固有種」なのであーる。

ご褒美のオヤツをもらい、ご機嫌なケンタの図。

↑↑↑↑なんだか・・・非常に獣(ケモノ)っぽく写ってしまったが、
ま、これでも可愛く見えてしまうのは、<父ちゃんの欲目>というものなんだろうなぁ。。。
(日本犬系・地犬雑種、アイヌ犬の血も入っている様だ。)

・・・・・・・・・・・

今年はまだまだ暖かいせいもあり(特に今日は夏日だった)、
山の葉もまだまだ緑色を残している。

そんな中、なんとなく「葉っぱのフレディー」という感じのする
虫食いの黄色い葉に目が行った。

秋の白い花と、既に枯れたアザミの黒との対比も綺麗だった。


ワイン醸造好適ブドウ品種のひとつである
「マスカットベリーA」で赤ワインの仕込みを行うよ、という事で、
写真を撮りにタケダワイナリーさんまで伺って来ました。

日本の国鳥である「キジ」をマークにしているのは、
以前は周囲にキジがたくさんいたから・・・と、先代の社長さんから聞いた記憶がある。
ま、今の一万円札のガンダムみたいなキジよりも、なかなかスマートで好感が持てる。

ところで、

山形のワイナリーでは、各社それぞれに力を入れているブドウ品種が
微妙に違ったりするので、それぞれの特徴というか、個性が出る。

例えば・・・月山ワインさんでは「山ブドウ」と「カベルネソービニヨン種」の
交配種である<山・ソービニヨン>であったり、
高畠ワインさんであれば、<ピノ・ノワール種>に挑戦しているし・・・である。

・・・・・・・・・・・・・・・・

さて、人間の目と手でブドウの粒々をキビキビ選別をしつつ、

手早くベルトコンベアーに乗せ、(どんどん運ばれて行く・・・)

機械に入れられて、

軽く潰されたブドウの粒々と、不要な軸っぽが分けられていく。


それにしても、手早い!

赤ワインの仕込みなので、ブドウの皮や種も一緒に
大きなステンレスのタンクに入れられて、発酵を待つ。
(この後の工程は、後日機会があれば・・・という事で。ハイ。)

次回は、ブドウの収穫にお付き合いする事にした。
なんでも、70歳(年)の古木だそうである。ご期待あれ。

今朝も、相変わらず犬っ子達との散歩・・・けっこう気持ちの良い朝日が昇って来た。

「朝日の様に爽やかに」という、Jazzのスタンダードナンバーがある。
楽曲自体もシンプルでなかなか良い。
しかしながら、以前から思っているのだが、この名前・・・・あまりに素直にベタ過ぎる。

爽やかな朝日を浴びつつも、こんな事を思い出してしまう私は、不健康なのだろうか?
それとも、少しだけヘソマガリという事だけなのだろうか?

ま、歌もネーミングなども、その時々の時代とか、
空気感みたいなものと共にある・・・・「世にツリ・ツラレ」なんだろうなぁ。


「セイタカアワダチソウ」も、秋空に向かって伸びていた。



カイシャのデスクに、家の庭から持ってきたキンモクセイを、
安もののコーヒーカップに活けてみた。

これで、どの程度オシゴト効果があるのか、定数的には全く分からない。
それどころか、余計なコトに労力を費やしていると見ている方もいる事だろう。

ま、戦国武将の話じゃないけれど、戦(イクサ)のまっ最中に、
それなりに・・・・花を活けたり、茶や酒を楽しんだり、狩りを楽しんだり、
神仏に手を合わせたりするくらいじゃないと・・・ねぇ。

今朝の犬っ子達との散歩は、「朝もや」の中でした。

例年であれば、あと10日もすると、「朝もや」という感じではなく、
視界も遮られての冷たい朝霧の中という事になるが、
やはり今年はズレるのだろうか?

今年の様に季節の訪れにズレが出ると、
必ずと言って良いほどに、ズレを修正しようとする・・・というか、
帳尻合わせのために、大雪とか、冬が長引くとか、
そんな変化が生じるので、心配でもある。

周囲の田は、昨日は雨模様だったので、稲刈りは出来なかったみたいだが、
全体としてはけっこう進んでいる様だ。

それにしても、コンバインの旋回時のキャタピラ跡がとても深く、
ドロドロである。それだけ田がぬかるんでいるんだろう。
しかし、まぁ、こんな泥濘の中を走行可能だったとは恐れ入る次第だ。

ノブドウの実が、けっこういい感じで色付いている。

息子が小学生低学年の頃だったか、このノブドウを独りで摘んで来て、
綺麗な宝石みたいという事で、母親(カミさん)にプレゼントした事があった。

ちっちゃな手に、ノブドウの粒々が握りしめられていた。

今週末は何かと忙しくて、Blogはお休みでした。
それに、犬っ子達との山散歩はカミさんひとりに任せてしまった。

ところで、数日前頃からだが、どこからか???
「キンモクセイ(金木犀)」の香りがする。

香りの源が分からなくていると、
カミさんから、「家の庭に咲いているじゃないの!」と
教えられた・・・というか、呆れられた;;;。
また、ご近所の家の庭にもけっこうたくさんある様だ。

キンモクセイの香りは、昔から良い香りとされ、
中国には、なんでも、楊貴妃がこよなく愛したという
白ワインにキンモクセイの香りをつけた
「桂花陳酒(ケイカチンチュウ)」というお酒がある。
(↑↑↑よく冷やして飲むと意外に美味しい。)

同時に、

全く矛盾してしまう事なのだが、
<私は、この香りがけっこう苦手なのだ;;;>、
という側面も、併せ持っているのだ。

ご存知の方も多いと思うのだが、
□□製薬から発売されトイレの芳香剤に
「キンモクセイの香り」というのがあった。

実はこれが大流行りした時があり、行くとこ行くとこ、かなりの確率で、
夏でも・秋でも・冬でも・春でも、キンモクセイの香りがしたのだ。

だから、我が家周辺に「キンモクセイ」の香りが漂うと、
「あ〜、秋の良い香りだなァ♪」という感覚と、
トイレの芳香剤の香りが地域社会に・・・・という感覚とが
同居しており、我ながら困ったものだ。

もちろん、脳みそというか理性では分別(ブンベツ)している。

しかし、香りとか味のというものは、もっともっと深いところに記憶されるので、
理解とか理屈という表層的、納得といった中層的アプローチでは
問題解決が出来ないのだろう。

深層に刻まれる、嗅覚とか味覚、聴覚情報というものは、
移ろい易い(更新し易い)視覚情報よりも、
本当は、更にもっともっと丁寧に慎重に扱うべきものであろう。


朝の犬っ子達との散歩。

稲刈りが終わった田には、こぼれた米を食べに、
沢山の「ムクドリ」などが寄って来ていた。

秋を感じる頃から少しづつ群れはじめてはいたのだが、
もう、群れで行動する様になってきたなぁ。

草むらの背もずいぶん低くなり、
その隙間から漏れ出す朝の光の暖かさが嬉しい。

つい先日までは、暑さにウンザリしていたのに、
我ながらゲンキンなものだ。

犬っ子達との朝散歩コース脇に、何故か・・・鉄柵と有刺鉄線に囲まれたエリアがある。
まるで、北緯38度線を挟んでいるJSA(Joint Security Area)みたいだ。

もちろん、このエリアは立ち入り禁止が基本である。

が、しかし、実は・・・・只の原っぱが広がっているだけ。
それも、学校等の敷地の2〜3倍はある。
しかも、どう見たって、危険では無さそうなのだ。

ちなみに、有刺鉄線が巡らされているのは表側だけで、
裏側に回ってみると、簡単な仕切りはあるものの、
誰もが自由に出入りすることは可能なのだ。(呆;)

ところで、

最近の報道などでは、北緯38度線を挟むJSAは豊かな自然環境が戻り、
渡り鳥や野生動物達の豊庫となっており、価値が高まっていると聞く。

翻って、

この犬っ子達との散歩コース脇の、JSAならぬ<YNA(Yamagata Nature Area)>でも、
同様に、キジやヒバリが巣をつくり、ノウサギが跳ね、四季の花々に蝶が遊ぶ。

有刺鉄線の向こう側と、手前側・・・・。

この有刺鉄線は、何を・誰から・どの様に、Defenseしようとしているのか、
私には、その本当の意図がさっぱり分からない。

作りたかっただけなのかなぁ??? 予算余ってたのかなぁ??? (ま、良いっかぁ〜)


ところで、

我が家の「Nature Area」というか「只の庭」で、キノコ狩りが出来る。

出入りの植木屋さんの見立てでは、<喰える>らしいのだが、
特徴ある数種を除いては、キノコについては甚だ無知なので、全く自信がない。
以前、植木屋さんが採ったのを食したが美味しかった・・・が、
このキノコだったのか完全に???である。

もし、詳しい方がいらっしゃれば、ぜひご教授をお願いします!
...もっと詳しく

昨日の雨とはうって変わっての、明るい朝。


犬っ子達との朝散歩では、若干残るもやに拡散され、
先がよく見えないほどの強烈な光が差し込んで、

会う人ごとに「ちょっと寒いけど良い天気ですね。」の挨拶。

散歩コース脇の畑の「セイサイ(青菜)」の葉も透ける程でした。

・・・でも、昨日までの雨で田がぬかるんで、
なかなか思った様に稲刈りが進まないという声も聞こえる。

そんな中・・・・、

田んぼの一角にあるラフランス畑に一台の特殊車両が入り込んで、
いきなり農薬散布を始めたので、思わずシャッターを切ってしまった。

50m程も離れているのに、秋の爽やかな風に乗って、
散布液の強烈な匂いが押し寄せてきた。
どんな匂いかと言うと、極めて揮発性の高そうな殺虫剤の様な匂いだ。

あー、こういうのをきっと「ドリフト」って言ううんだな〜、
なーんて思いつつ、犬っ子達と一緒だったので、慌てて避難。

今は稲刈り時期なので、近くの田(というよりも米)への影響とか無いんだろうか?
近くの田の農家には、ハナシを通しているんだろうか?

ま、なーんも出来ない癖に、そんなヨケーな事を考えてしまう、
農業オンチな今朝の<Shidareo>であった。


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