やまがたでの日々の暮らし・自然・風景

やまがたでの日々の暮らし・自然・風景
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毎日欠かさない、朝の犬っ子達との散歩である。

ま、家の近くの風景や季節巡りを定点観測している感じもするが、
先ずは、その日の自分自身や犬っ子達を含めた家族の体調管理にもなるので、良い。

この度の寒気の入りも一服つけてる様な空が広がって、残月もくっきり。


村山葉山の白い姿も遠望出来た。


さて、今日は久々に飯豊まで足を伸ばす(オシゴトで・・・だが)。
飯豊山もきっと白い姿を見せてくれる事だろう。(見えるかなぁ?)

こんなに冷たく感じる雨の日でもけっして欠かさない、犬っ子達との朝散歩。

出がけ前に軽くメールチェックをしたら、
久しぶりに旧友からメールが入っていた。
内容は、朝日山の家の志田忠昭さんが亡くなられたとの事。

志田さんと出会ったのは、大江町と大井沢をつなぐ大頭森山の林道脇で、
当時はまだトンネルは無かったでした。おそらく・・・互いに26歳の時だったかと。

彼はジムニー(2スト)。私はYAMAHAのトレールバイク。
大頭森山頂上付近からは、大井沢の里を眼下にして朝日山系が一望できるが、
彼が車から降りてその風景を写真に撮っていた時に、
そこを通りかかった私がバイクをちょっと停めて、話しかけたのがキッカケだった。

大井沢に遊びに行った時にはちょこちょこ顔を出したり、
さらには家族して遊びに行ったり、クマのレバーの燻製や
ウサギのソーセージを喰わされたり、毛ばり釣りの話はもちろん、
狩りやマタギの話やオフロードバイクやスノモの話をしたり、
マスの燻製を商品化したい・・・・だとか、
主に、現在の「朝日山の家」というカタチに至る前の段階
(互いに青年期後半の時期)ではあったが、折に触れて何かと付き合いが出来た。

ここ10年程は特にお会いしていませんでしたが、
私にとっては、心に残る出会いをした友人のひとりでした。
(この場をお借りして、ご冥福をお祈り申し上げます。)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

北蔵王山系:雁戸(通称:雁戸山)が、
朝のほんの僅かな時間だけ、その顔を見せてくれた。

起きて窓を開けると、未だ暗いが、外の雰囲気が違うのが分かった。
もちろん気温が低いという事もあるが、それよりも「冬の匂い」がするのだ。

犬っ子達は、この寒さにいよいよ調子付き、
家の中で追いかけっこを始めてしまうが、
朝もまだ暗いうちなので、嗜める。

奥羽山脈の向こう側に朝日を感じる頃になってから
おもむろに犬っ子達と散歩に出掛けたが、
西に見える虚空蔵山(白鷹山)の7合目程まではほんのりと雪化粧していた。

正面には、暗い雪雲を纏った蔵王竜山と西蔵王高原がある。

まったくもって、「嗚呼、今年もこの季節が来たんだなァ・・・。」となってしまう、
「やまがたの冬景色」というか「冬の色合い」そのものであーる。

今回の寒気に乗ってなのか、上空にはカモの群れが隊列を組んで飛んでいた。

その整然とした特徴的な隊列の組み方から察するに、おそらくは、
渡って来たばかりのマガモ(通称:アオクビ、英名:マラード)だろう。


奥羽山脈にかかる黒い雪雲の合間から辛うじて射してきた陽の光が、
頭上の雲に反射して、ほんのりと暖かそうに見えた。

昨年に引き続き、赤湯の方から花梨(カリン)をたくさんいただきました。
さてさて、今年も、大好きな「花梨のジャム」を、ざっと一年分、作るぞー!

今朝は、東風が巻いていた。

これから寒気が入るらしいが、まだ気温は高めだ。
でも、同時に、頬に冷たい空気も感じる。
もしも、今朝の風をサーモカメラで撮影したら、
きっと斑模様になるだろうな。

雷を伴う本格的な「雪起こし」とまでは行かないとは思うが、
それにけっこう近い感じで雲が流れ・・・コスモスを散らせる。


そう言えば、

月山から真っ黒く湧き上がる雲と雷と冷たい雨風の真っ直中に、
わざわざ肘折温泉まで行き、泊まりで飲んだっけな。

そんな、常世から隔絶された様な時空で、
緩やかな繭に包まれて飲む酒も、また格別だ。


今朝は、雨模様である。 そして同時に、妙にぬくい。

明日からは寒気が入り込み、冷えるらしいので、
「季節の変わり目」という日なにかも知れない。

暖流と寒流がぶつかる「潮目」は、とても良い魚場であると聞く。

先日、酒田の方にはハクチョウが渡来しているとの報道があったが、
おろらくは、今回の寒気に乗って、更に多数・多種の渡りがあるだろう。

クマはじめ他の小中型動物、山の鳥たちも飽食し、
やまがたは、いよいよ晩秋〜初冬に向けて
ドラスティックに変貌する時期を迎える。

今週末は、昨日の日曜までは晴れる予報であったが、
ちょっと雲がかかった朝となった。

その雲と、間もなく昇る朝日が微妙な光を織りなして、
「蔵王:雁戸」の稜線を浮び出してくれる。

毎朝、必ずと言って良いほどに、
遠くに仰ぎ見る「蔵王・雁戸」であるのだが、
これからの季節・・・特に初冠雪以降は美しい。

映画:「おくりびと」にも、その背景にはやまがたの美しい山の景色が
動かしがたい基礎低音の様に存分に写しだされ、
主人公はじめ、そこに住む人達の心根を伝えてくれている様な気がする。

このナマの世の中であるので、なんともならん事が多々ではあるが、
こんな美しいやまがたの風景を毎日見つつ、
日々をなんとか暮らす事が出来る事を有り難いと思う。

週末恒例の、犬っ子達との山散歩。

一昨日(10/23)の土曜日は、朝からポカポカのお天気。
ま、今の時期にしてはとても暖かい。

クマ報道も頻繁であったし、万一の遭遇を考えれば怖いと言えば怖いのだが、
生息数も少ない山でもあるし、クマが活動するには天気が良すぎるし、
クマ避け鈴で音をたて、同時に犬っ子達2匹が走りまわれば、
不意に出くわすことはほとんどないだろう。

そう言えば、遠藤ケイ著に「熊を殺すと雨が降る」という題名の本があるが、
その(語感的な)響きが、悲しく且つ示唆的に聞こえてならない。

そんな事を想いながらのノンビリ散歩であるが、
さてさて、今日はお天気も良くて、
犬っ子モッチは、とてもご機嫌顔であった。
...もっと詳しく

朝の犬っ子達との散歩は欠かさない。

このところ、早朝の気温もずいぶん下がり、
犬っ子達はご機嫌である。

今朝は、特にモッチ(妹:2歳)を可愛がってくれる
(という・・・モッチと気が合うんじゃないかと思える)ご近所のオバちゃんと同行となり、
ま、なにげない、毒にも薬にもならん世間話などを。。。

曇り空で、視界に入る周囲の風景もあまりに平穏で動かない。
世の中では・・・「クマ騒動」で揺れているのに。


そんなこんなで、車を運転してカイシャに辿り着いたら、
倉庫の片隅に、フランスのグラン・ヴァンである、
<シャトー・マルゴー 1998年>のマグナムボトルが転がっていた。

しかも、中身は空っぽ。

20〜30年前であれば、きっと、
「誰が呑んだんじゃー!」となったかも知れないけど、
良くも・悪くも・・・・・さほど気にもならない。

   ま、誰かの役に立つ事もあるだろうから、
   ラベルが綺麗なうちに、とりあえず画像データをと。

   ・・・・そ〜んなレベルとラベルの、今の自分である。。。

P.S.

私の高校時代からの友人。<http://pub.ne.jp/stream/
愛する奥さんやお子さん達、そしてもっと愛する犬っ子(ラブくん達計3匹)と日々を暮らしてる。
アルペン系登山家でもあり、ガキ(高校)の頃、山岳部の部室にて、確か・・・オプティマスの真鍮製のオイルバーナーでインスタントラーメンを煮て喰ったり、
学校の2階から中庭にロープを下げて、レンジャー部隊ヨロシク「降下練習」をしたり・・・した仲である。(私は山岳部じゃーなかったけど、そんな風にして遊びに行ってましたね。)

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