やまがたでの日々の暮らし・自然・風景

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週末恒例の、犬っ子達との山散歩はもちろんのこと、
普段出来ない家の事も含め、なんだかんだと忙しい週末だった。

っというか、けっこう適度なスケジュールを、
急がず騒がず着実にこなして、充実していたのかも知れない。

11月に入ってカモ猟が解禁されたので、
昨日(11/6)は、犬っ子ケンタ(兄:4歳)一頭引きで山の小沼巡りに。
日本犬系雑種(イワユル駄犬)なのだが、ちゃんと泳いでリトリーヴしてくれる。
仔犬の頃とは見違える程に「アウンの呼吸」で動いてくれる様になった。
結果は、車での移動時間含め2時間半程で法定数をクリア。
いつもの散歩なら必ず同行する犬っ子モッチ(妹:2歳)は、
ちょっとかわいそうだったが、家で留守番してもらった。

ちなみに、晩飯は、宮内庁御猟場料理で有名(←?)な「お狩場焼き」とした。
厚鉄板(スキ焼鍋OK)でカモ肉とネギをいっしょに白焼きして(焼き過ぎ注意)、
大根おろし醤油で食すという、至ってシンプル且つ簡単で、とても美味しい!

 ネギは、赤湯の知り合いの方からいただいた無農薬。
 ご飯は、高畠町上和田の「The つや姫 by KUMASENNIN」
 みそ汁の味噌は、自家製の正真正銘・手前味噌である。
 酒は、息子夫婦からもらった、かなり硬水仕込みの「大吟醸酒」の封を開けた。
 っという事で、ちょっと危険な程の<至福の時>を過ごした。

そして今日(11/7)は、お天気も良過ぎる感もあるので、
モッチも連れての軽い山散歩っというノリで、またまた小沼巡り。
結果は、車での移動時間含め1時間半で2羽GET。

帰宅し、犬っ子達をシャンプー。
次いで、泥んこになった車両を洗車して一旦昼食。

その後、作りかけの「花梨のジャム(白ワイン入り)」にラム酒少々と
レモン少々を入れて最後の火をかけ、ジップロックに小分けして冷凍。

トドメは、天気も良いし暖かだしという事で、冬モノ衣類を改めて虫干ししたり
クローゼットの中の整理とか棚の移動とかを何気にしていたら、
ちょっとエスカレートとして・・・知らぬ間に日曜大工にまで発展。。。

あー、しんど。

っと言いながら、上記「硬水仕込み大吟醸酒」のお礼代わりに、
息子が家に預けて行った「ギブソン・レスポール・カスタム」をちょっと磨いちゃったりして。。。


この週末は、なんだか忙しかったぁ;;;。(←やっぱり、パーフェクトなB型人間!)


曇空の下での、犬っ子達との散歩となった。
気温はあまり低くないが、その分ったけ、ツカミ所がなくボケた空だ。

日の出時刻を10分過ぎた頃から、遠くでカモを撃つやや乾いた音が散発的に小さく響く。
あーぁ、シニア組というか、リタイアメント組が今日も猟に出てるんだなァー、などと。。。

散歩コース脇の畑には、倒されて朽ち始めたナスの茎が積み重なっているが、
そのナスの、虫除けのために植えられてた「マリーゴールド」の花がまだ咲いてた。
その鮮やかさがなんとも痛々しくて。。。 ・・・・・・もう、名残り花ですね。

彼の・・・、山形駅西の霞城セントラルビルも今日のボケた空になんとも冴えない姿だったが、

トンビも飛んでいるんで、天候はゆっくりと上がる方向なのだろう。


・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・昔・・・、

 サントリー「冴(サエ)」というビールがあったが、
  サントリー「牙(キバ)!」と思わず読んだ奴がいた。(補足:私じゃないよ;)

でも、今日の私の脳みそは、ドーにもそんなノリである。


毎朝欠かさない、犬っ子達との散歩であるが、
はやり、「早起きは三文の得」の様である。

西の上空から聞き覚えのある鳴き声が聞こえるので、
パッと振り返り仰ぎ見ると、「ハクチョウ」がみるみる南下していく。


いつもなら、10月下旬頃に見る事が多いのだが、
今年はお初である。(なんだが、嬉しい!)
報道などでは、すでに酒田の方には飛来していると聞いてはいたが、
今年は、まだ目視していなかったのだ。

・・・・・・・・・・

蔵王:雁戸上空には、朝日が昇り始めていた。

昨日(11/3)の文化の日は、米沢:「上杉伯爵邸」へ。

オシゴト関係で知り合って10数年来付き合いがある台中の上杉ファンの方が、
この度の訪日旅行の際に、上杉巡りのために米沢を訪れたいとのメールが入り、
米沢「上杉伯爵邸」で待ち合わせをした。

私は、基本的に日本語しか出来ない。英語は、少ししか出来ない。
中国語は、まるきし出来ない。(ゴメンナサイ;)

拠って、

メールは日本語を基本として、その英訳を添えてのやり取りとなる。
会話は、通訳してもらうしかないが、上手く行かない場合は英語で補足。。。
それでダメな時は、直感的に身振り手振り+和英ナンでも混合で頑張ってみる。
それでもダメな時は、ニンマリ諦めスマイルとなる。

あいにく、朝から黒い雲が湧きおこり、時雨た一日であったが、

ふっと陽が射すと、彼女らが「カワイイ!」と摘んできた一枚の紅葉が
伯爵邸のテーブルの上で晩秋の輝きを見せていた。

ちなみに、日本では、昔っから「モミジ葉」という言葉ン中には、
<小さいくてカワイイ>というい意味が標準装備されているのだが、
台湾のモミジ葉は「デっカイ」のだそうだ。
だから、この小さい(といかフツーの)モミジ葉を
あえて「カワイイ!」と喜んでいた事が、改めて理解できた。

ま、米沢牛ももちろん美味しかったが、「お茶と栗菓子」がオシャレだった。


雨降りの、犬っ子達との散歩となった。

昨日(11/1)に、カモ猟が解禁となったので、
日の出時刻を過ぎた辺りから、猟をする音が遠くに散発的に聞こえる。
現代の猟場は、連日、60歳半過ぎ以降のリタイヤメント組が大勢を占めている。
ま、それも時代なんだろう。

マメを採るために畑でそのまま枯らされている大豆に目が行った。
今日の雨で濡れてしまっている。
でも、その包んでいる殻の色合いが、けっこう渋い。。。

おそらく、畑で或る程度枯らした後に、
今度は軒下に吊るして乾燥させて、殻を取り除くと、
その中から、あの白く艶やかな「大豆」が出てくる。。。

昔の<山の民>は、「煎り大豆」と「凍み餅」を時々かじりながら
栄養とカロリーを補給しつつ、冬の山を歩いたと聞く。
貧しいから・・・ではない。これは知恵なのだ。
山歩きの途中でいっぱしの食事をとると、満腹になってしまうと眠くなる。
冬の山で眠りコケてしまったら、命を落とす・・・という訳だ。

知り合いの年配の猟師は、煎り大豆・凍み餅代わりなのだろう、
やまがた名産「でん六豆」を時々かじりながら冬の山歩きをしていた。

そんな事を思い出しながらの、雨降りの、犬っ子達との朝散歩であった。

夕方、カミさんが机の上でゴチョゴチョと手仕事をしていた。

何だ?と思ったら、南蛮を干すために紐にぶら下げていたのだ。

あ、そう言えば、いつもお世話になっている高畠の方から、
「おーぃ、南蛮要るかぁ〜?」と突然に声をかけられたので、
「ぜひ頂きまーす!」と反射的に答えたので、
<両手いっぱいのシアワセを>  じゃぁーなく、
<両手いっぱいの南蛮を>頂戴して来たのだった。

  南蛮とは関係ないけど、70年代のレッド・ツェッぺリンの曲に
  <胸いっぱいの愛を>っというのがあって、高校ン時にメチャ夢中になったなッ。
  ギターはギブソン・レスポール、アンプはマーシャル真空管!なーんてね。
  当時は、「手の届かない夢のまた夢・・・」で終わりましたけどね。。。
  私にだって、17歳の時があったんですぅ;;;。
  そう言えば、息子が預けていったギブソン・レスポール・カスタムが
  今、家にあるんで、たまに弾いてみようかなぁ。

さてさて、赤湯の南蛮は美味しくて有名なのだが、
同じ置賜(ウキタム)なので、高畠の南蛮ももちろん美味しい。

ご存知の通り、置賜(オイタマ)の語源は「ウキタム」であるが、
アイヌや蝦夷の語で<ウ(=広い)・キ(=稲科植物)・タム(=湿地帯)>という
意味であると事なので、一帯はけっこう似ているのかも知れない。

ともかくも、

高畠の南蛮:かなり辛そうな、良い色してました。

P.S.

北緯38度前後の場所は、地球的にもみても、
美味しいものが採れる地域が多いと聞きますが、
それも、本当かも知れません。

朝の犬っ子達との散歩途中、本日の山形県の日の出時刻(06:04)を少し回った頃から、
鳥脅しのガス鉄砲の様な音が、遠く近く微かに聞こえた。11月1日は、カモ猟の解禁日です。

・・・が、特に月初の月曜に当り何かと忙しく、私は自粛。
ま、フライフィッシング同様、雑念無くして気持ちゆったりマイペース・・・である。

週末恒例の「犬っ子達との山散歩」は、お休みした。

ケンタ(兄:4歳)が、後ろ足の肉球(人でいう足の裏)を割るという
怪我しているので、とりあえず大事をとっている。
今のケンタは、基本三足動物(パートタイム4輪駆動状態)なのである。

拠って、何時もの平日通り・・・よりもちょっと短めという事で、若干不満そう。

実は、昨年も今頃の時期に前足と後ろ足の肉球を割っている。
気温が下がって来て、元気いっぱいで山を駆けたりすると、
トラクションがかかる肉球が、丁度、靴擦れを起こした様に
堅い皮質部分が割れてしまうのだ。

しかし、けっこう治癒力も高く、割れた堅い皮質の下に
薄く新しい皮質が張り始め、みるみる新陳代謝をはじめ、治る。

ま、でも、犬っ子にとっては、単に走るためだけでなく、
安全を確かめるための触覚という意味でけっこう敏感で
大事な部分でもあるのだ。

治療は、とりあえず日に2回ほどの傷の洗浄(水道水でザブザブ)と
消毒(イソジン)、そして抗生物質(クロマイ)を塗って様子を見る。

万一、感染症の症状が出れば、かかりつけの獣医さんへ行く事になるのだが、
今回も、なんとか無事に治りそうである。

そんなこんなで、平日通りの軽い散歩とあいなった。
今朝は、山形市西部の登神(戸上)山と虚空蔵(白鷹)山に、
ガスが巻き昇って、なんとも良い感じであった。天候は下り気味だろうか?

午後、お願いしておいたおコメ(無農薬カモ農法)を受け取りに
上和田のくまっちさんとこにお邪魔し、話にハナが咲く。

帰路、ちょっと遠回りになるが、せっかくなので
ぶどう松茸ラインで上山:楢下経由を決め込んだ。

おやおや、おサルさんだ。(見張り役の若猿か?)


おっと、カメラに気付いたらしく、子猿を背負って逃げる×逃げる。。。

全部で30頭程はいただろうか?

ちなみに、メインディッシュは<放置された柿>でしたぁ〜。

これじゃ、おサルさんの被害とか、クマが・・・・、
なーんて、収まる話じゃないかも知れん。

せっかく飯豊町まで行ったのに、残念ながら、飯豊連山の姿は見る事が出来なかったが、
往路ではR348から「大朝日岳」が遠望できた。

また帰路には「蔵王:熊野岳」も出迎えてくれた


晩秋〜初冬にかけて、運良く晴天に恵まれれば、
抜ける様な青い空、そして高い山には白い冠雪、
その中腹から山裾は紅葉、そして里には秋の名残花と、
なんともこの世のものではない風景が広がる。

ま、「そんなの当たり前じゃぁ!」・・・「放っておいてもそうなんじゃぁ!」
「どーって事もないさ。」・・・「ツマらん!」・・・とおっしゃる方が非常に多いと思う。

私も日本人のハシクレであり、なお且つ、
地元っ子であるからして・・・それも分からないではない。

でも、一歩も二歩も引いて、地球規模で改めて考えてみると、
こんな景色が当たり前に映し出される地域って、稀なのである。

日本は、ガラパゴスに次いで固有種が豊富な地域であると言われ、
イワユル先進国の中でも、おそらくはダントツだろう。

加えて言うならば、

怪我をしたカモシカの保護活動や、クマ・サルなど
野生動物の生息調査などでとても有名な山形の或る獣医さん曰く、
「あまり知られてはいないけど、やまがたは野生動物の宝庫なんだー。」と。

金やダイヤモンドも、話題のレアアースも、著作物(権)も、
「価値の大前提は、希少性にある。」と、経済学者も言っている。

ま、こんな事・・・言われなくとも充分に肌で分かってる程度の
当たり前と言えば当たり前の事で、全くその通りなのだが。。。

しかしながら、

サッカーや野球が「分かる」人であっても、
「出来る」とは限らない・・・という事と同じ様に、
やまがたの素晴らしさとか希少性の価値の事などが頭では分かっても、
それらを意識して、充分に楽しんだり、利用したり出来る人は、
意外にまだまだ少ないのかも知れない。

もっともっと、メタ・メタ(構造)にならにゃ・・・と思う。

ちなみに、

自分でもちょっと恥かしいかなぁ???と思う事もあるのだが、
私自身は、野球もサッカーもあまり分からないし、
ましてや、プレーをするな〜んてとても考えられない・・・程に、貧しい。。。

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