やまがたでの日々の暮らし・自然・風景

やまがたでの日々の暮らし・自然・風景
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ご大層な名前である。立派である。恐れ入る。返すコトバもない。
が、しかし、いずれ、星の数ほどあるワインの中の一つである。

ま、名前がなければ伝わらないので、何がしかの名前が付く事は仕方ない。
この私だって、中身はともかく、「名無しの権兵衛」じゃぁなんともならんし。

名前をはじめ、言語というものは、めちゃくちゃ大事でもあり、
人が発明した物の中でもトビキリなモンだろう。

でも、言語を構成するコトバは、「事の端」でもあるので、
先ずは何がしかのコトバを受け止めてみたならば、
そのついでに、その本質みたいなものを、
自分なりにちょこっと意識してみるのもオモシロイものだ。

例えば、「後方支援」という<具合の良い言葉>がある。

軍事用語的に使われたりもして、「あくまでも物資輸送とか情報収集や
提供などの<後方支援>なので、実際の戦闘は行わない。
だから、相手国に攻撃しているのではない。」・・・ビミョーである。

いや、微妙でもなんでもない。常識的にハッキリしているのだ。

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流通用語に「ロジスティクス」という外来語がある。
これを、流通の世界でも「後方支援」ともいう。

例えば、ある商売とがお店なんかが成立するには、人・モノ・カネ・情報が、
社会的に「適時×適量×適質」にうまく供給され続ける必要がある。
これは、商売とか店に限らす、人間生活全てに必要な事だろう。

その流通機能の最適な在り方というか、仕組み・概念を、
最近は「ロジスティクス」というコトバで表す事が多くなって来ている。

この「ロジスティクス」というのは、実は軍事用語なのである。
そして、その意味は「兵站技術」なのだ。
つまり、或る地域で或る種の戦争・戦闘がある場合に、
それに対応するため、人・モノ・カネ・情報の適時×適量×適質な供給が必要になる。

その結果として、それなりの戦争や戦闘が成立し、その後、戦後処理や復興と移る。

逆に、目の前に繰り広げられる戦闘を出来るだけ上手く収める方策として、
相手の補給路を断つという事が非常に有効となる。
コトバを代えれば、「後方支援」を断つ、もしくは「混乱をさせる」という事になる。

だから、戦略的には「後方支援」部分は、戦闘局面よりもけっこう大きな意味を持っている。
然るに、「後方支援」を構成する者や組織は、既に「その戦争」に加わっている・・と言える。

モノゴトの善し悪しの事を言っているのではない。

コトバや、その並びである文脈などに隠れてしまっている、
何か・・・本質みたいものに、ちょっとだけ寄り添ってみても、損は無い。

その際に頼りになるのは、その時の自分自身の「ジョーシキ」みたいなモンである。
だからこそ、尚更、損は無いし、オモシロイのである。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ところで、この日本で、どーして「クリスマス」なのだろうか????

   ま、良い。

 飲み食い出来るし、プレゼントなんかも飛び交うんで、楽しいし、
 それなりに経済も活性化するんで・・・・とりあえず「良し」としている<Shidareo>でもある。

 余計な事だが、個人的には「シャンパン」大好きだし、その中でも、
 この「モエ・シャン」系と、それに「ポムリー」系、「ブーヴ・クリコ」系は、私のお薦めでもある。

Xmasケーキのひとつに「ノエル」という、やや地味系な菓子がある。
丸太ン棒に見立てたロールケーキに、粉糖(パウダーシュガー)を振りかけ、
Xmasらしい飾りを施したものだ。

この時期になると、なんとなくXmasが気になるものだ。
確かに、食材や外食、ワイン、プレゼント云々も動き、経済もそれなりに活性化する。
拠って、やや気ぜわしくなると言えばそうなのだが、
ま、個人レベルのハナシでは、
Xmasは、もう「昔の思ひ出」の世界に閉じ込めてしまって、久しい。

ま、今朝はやや冷えたので、冬枯れして真っ黒くなってしまった「ヨモギ」に
白い朝霜が降りて、粉糖(パウダーシュガー)みたいだ。

改めて画像化すると、なんとも寒々しい感じなのだが、
それをパウダーシュガーなんかで表現されてしまうと、
いくら寒い北国であっても、そこに住む人の心根の暖かさが
上手く現れるモンだなと思う。

寒く、グレーっぽい薄曇りの東風の中、
西には月山の白い稜線がくっきりと浮かんでいた。

あー、Blog更新が今頃になってしまった。

基本的に「朝ネタ」にも関わらず、もう夜の19時。
夕食時間の方も多いだろうに。

ちなみに、私は、21時を回るともう眠くなってしまう。
それも、アルコールの力を全く借りずに・・・である。

   ま、良い。つー事で、気を取り直して・・・・。

今朝は意外に透明感のある空が広がり始めていた。

手前に見える山裾は、蔵王龍山であるが、こんなシルエットに雲が適度にかかっていると、
まるで、とてつもなく大きな龍が寝転んでいるかの様に見え、まさしく<臥龍>である。
当地の先人は、よくぞ言い当てたなと、改めて感心してしまった。

そうすると、その奥の深山である<蔵王山>は、この「臥龍」の様な端山である
<龍山」>に守られている構図になっているんだなぁ。。。なるほどなぁ〜。。。。

こーんな、煮ても焼いても喰えん事を想いつつ・・・犬っ子達と歩いていた。

散歩コース脇の畑では、立派な×立派な「ムラサキキャベツ」が葉を広げていた。
間もなくキャベツらしく葉を巻き始めるんだろうけど。。。
サラダの彩としてはもちろんだが、なんか・・・LOHASっぽい創作料理にも似合いそうだな。

語呂的に、”♪津軽海峡冬景色ぃ〜♪”のパクリみたいなタイトルになってしまったが、
今朝は、”♪山形市内初氷ぃ〜♪”であった。

でも時期的には遅れてるし、そんなに寒さは感じない。

曇天にも関わらず、ほぼ無風状態で、周囲の山々がけっこうくっきり見渡せる。

いつもの<蔵王:雁戸>や・・・・、

いつもの<蔵王:龍山>はじめ、奥に垣間見える<蔵王:熊野岳>も・・・・、

そして、北蔵王山系に入るのか???奥羽山脈:<山形神室岳>も・・・・、

さらに×さらに・・・西方奥には<霊峰:月山>もくっきりと望めた。


ところで・・・・、

今朝の様に、薄〜曇天で、無風もしくは東風で、
周囲の山々(特に月山)の稜線がくっきりと見える時は、
その後半日〜1日内には荒れた天気になる事が多いので、要注意である。

今回も、少なからず荒れるだろう。

・・・・んっ、

「モッチには関係なーい。」・・・みたいな顔して、そっぽ向かれてしまった。


早朝の犬っ子達との散歩なので、まだ陽が昇っていない。
加えて、曇天なのでさらに薄暗く感じる。

そんな鈍く薄暗い中、少し葉が落ちた藪に黄色い色を見つけた。

カラスウリの実だ。

  ところで、カラスウリの花は、夜に咲く。

  そしてそのカタチは、白く妖しいベールが開いた様で、
  個人的には、好きじゃない・・・というよりも、<怖い;;;;>。
  あの花は、「嘘吐き」を連想させる。だから、近寄らない。
  そんな「臨在感」を受ける。

  これは、あくまでも私の非常に個人的な感覚でのハナシであって、
  生物・植物としてのカラスウリには、罪が無い。
  それ以上に、このカラスウリの生態戦略には学ぶべきなのかも知れない。

  けど・・・あまり近づきたくない。
  これは、私個人の生理的な反応に近い感覚なので、
  今は、どうにも仕方ない。

しかし、このナンも無い時期に、
「藪から、このカラスウリの黄色が見え出す。」という、
生態戦略には、頭が下がる。

↓↓↓は、同じ時期の黄色い実の代表である「みかん(つくばみかん)」である。


黄色は黄色でも・・・同じ日本国内なのに、
こーんなに違いがある・・・という事が、オモシロイ。

日曜の朝の散歩は、必然的に浜辺となった。
冬の浜辺とは言え、日の出前から若者たちが楽しそうにしていて、良い。

冬の海辺の朝の光も、なかなか!である。

みるみるうちに強烈な陽が昇って来た。「やまがた」では見れない感じのご来光である。


昨晩は、この辺りの地酒を飲んでみたが、可もなく不可もなく、良く言えば「おおらか」である。
これはこれで特段悪くはないが、改めて「やまがたの地酒」全体のレベルの高さを思う。

防波堤そばに、潮焼けしたロープが放置されていた。
こんな色や風合いも、海辺ならでは・・・である。


釣り人がひとり、ゆっくりと防波堤を歩いて行った。


先週末の金曜から、一泊二日の予定で茨城県つくば市まで出掛けた。

実は、3年ほど前に一度日帰りをしてみたのだが、
早朝から片道5時間の高速運転をして、トンボ帰りでまた5時間の復路ではかなり疲れたし、
伺った先から帰りの時間を気にしながらお話しするのは、訪問先にとても失礼な事なので、
これはイケナイと思い、ちょっと余裕をつくった次第だ。

もちろん、犬っ子達連れなので、ペット同伴宿泊OKの海辺の旅館をリザーブした。

往路の金曜は、雨と強風中、東北道・磐越道・常磐道をひた走り、
ひたちなか市の旅館に到着。

低気圧が太平洋沖に抜けたので、空は晴れ上がって来たが、波が高く、
久々の海は、「太平洋の荒波ぃ」でした。

なんでも、こんなに高い波はこの辺でも珍しいらしく、
地元のオジサンなども浜辺まで見物に出て来ていたが、
まさかサーファーまではいないだろうと思っていたら・・・↓↓↓いたいた。

ま、どこにでも<好きモノ>はいるもんだ。

息子が小さい頃によく話をした事だが、
仮に・・・私達家族が、湘南とかサンディエゴなどの海辺に暮らしているンなら、
きっと、サーフィンやスキューバダイビングを楽しんでいるんじゃないかな???、
で・・・、
「やまがた」に暮らしてるのだからして、オフロードバイクやスキー、
渓流釣りやキャンプを楽しむのは、ごく素直で自然な事。
そして、<同次元の事>だよーって。。。

ま、「やまがた」に残ってるオヤジは、性懲りもなく今でも山をウロツイて、
冬には犬っ子達とヤマドリを追ったり、仲間と共にヤマクジラやクマさんを待ったり、
春には山菜を採ったり・・・である。
成長無いけど、もしかすると成長の末なのかも;;;(「時代の限界」というハナシもあるけど)

おいおい、ケンタくん、海を見つめて何をたそがれてるんだい???

犬っ子のケンタ&モッチにとっての海は、初回が沖縄のビーチ、そして今回が2度目である。
拠って、いろんな訳け分からん「匂い」と「潮騒」と「景色」に、
なんか場違いというか、落ち着かない様子であった。
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上空は、おそらく快晴に近いのだろうけど、
放射冷却と地表や川面の水蒸気が凝結して、濃霧である。

いつもなら、11月中旬あたりから見られる風景だが、
どうやら今年は遅れている。

モノクロームの世界って感じで、今はちと寂しい。
もしかすると、中には「耐えられん」という人もいるかも知れない。

でも、今はちと寂しいが、霧が上がると、光が溢れ出すハズだ。

この「やまがた」に降りる光や、四季の風景の<振り幅>が
けっこうキツイと言えばキツイのだが、
当地に住む人たちの情を育んでもいるんだと思う。

  ↓↓↓ちょっと水墨画風に遊んでみた。

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毎度毎度の、犬っ子達との朝散歩である。

この時期は、どんどん夜明けが遅くなって行くし、足元はMadyだし、
野に花が咲いていたり、雪が輝いている訳じゃーない。

目を楽しませてくれていた畑の冬野菜達も、
かなり収穫されてしまい、冬枯れを待っている状態だ。

せいぜい、まだ雪に潰されていない藪にキジが隠れていて、
犬っ子達から感付かれて、大慌てで飛び出すくらいである。

蔵王雁戸上空に、「ひこうき雲」が伸びて行った。
ようやく太平洋から顔を出しつつあるだろう朝の光を受けて、燃える様に。

正確には、ジェット機なんだろうけど・・・ね。。。

           ここしばらく、国際線に乗ってないなぁ〜。
             でも、犬っ子達家族も一緒じゃないとなぁ〜。      

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