やまがたでの日々の暮らし・自然・風景

やまがたでの日々の暮らし・自然・風景
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このところ雪が続いているが、犬っ子達との早朝散歩の際には
蔵王龍山上空だけは少し明るく、遠望する事が出来た。

確かに、「寒」の時期でもあり、当地で雪が降るのは当然の事なのだが、
降り込められると、どうしても遠望が効かなかったり、
光の量が少なかったりして、気持ちまで塞がりがちになる。

当地はじめ、東北の人は「口が重たい」という感じになるのは、
こんな影響もあるんだろうか?

でも、だからこそ、春の光が溢れ出した時の喜びというのは、大きい。
なにも、いちいちコトバに表さなくったって(表せなくったって)、全然構わない。
コトバに表わした途端に「稚拙な<事の端>」となってしまい、伝えきれない。
そーんな感じで、四季というものを非常に深く濃くに感じられる地域でもある。

犬っ子達との散歩コース脇で、今朝未明頃にでも遊んだのだろうか?
久々にイタチくんの足跡を見つけた。


あまり人目には付かないが、私達のすぐ傍で(山形市郊外である)、
こんな動物達もちゃんと生きているんだなぁ〜と、ちょっと安心した。


今日も、まだ暗いうちからの犬っ子達との朝散歩である。

気温は下がり、舗装道路は水分が昇華したらしく乾燥、
未舗装の農道は乾いたサクサクの雪なので、ほぼ滑らない。

ナトリュ―ム灯が雪面をほんのり照らし出して、
暗い中でも良い感じの風景が浮かびあがっていた。

(↑↑↑こんな感じの撮影はホントは三脚持参すべきなのだが;;;)

今は「つらら」も伸びる寒中そのものの時期である。
でも、ちょっと光が射しただけで、信じられないほどにキラキラ輝き出す。

冬の光って、やっぱりドラスティックだ。

今朝のNHK:TVニュースでだが、米沢の森林を外資に売却したとの報道があったらしい。

このところ、報道などで外資への森林売却に関しての問題が明らかにされ始めたばかりでもあるし、以前、当blogでも話題として出させていただいた経緯もあるが、本当に先行きが心配だ。

ポイントは、今の法律ではほぼ無制限な開発が可能であるという事だ。(要は穴なのだ。)
これでは、その土地固有の自然や環境破壊、資源流出の懸念は拭いきれない。

フランス等の例では、原野・森林等の売買に関しては基本的に自由だが、
その利用とか開発については法的な制限を設けているらしい。
この様な創意工夫によって、「自由な経済活動」と「固有の自然や環境の保全」を
バランスさせている・・・とのことだ。

日本の国内でも、改めて法改正を願う次第だが、もしも時間的に間に合わんかったら、
昨今の東や南アジア地域の経済復興の事や自由貿易協定などの諸問題はじめ、
国内(特に地方)では「ジャパンシンドローム」も顕著に現れ始めて来てる事でもあるし、
取り急ぎ、県レベルや市レベルで条令化すべき事案ではなかろうか?

既成事実と既得権がこのまま積み重ねられていけば、
未来永劫、取り返しのつかない事になるかも知れない・・・という岐路に
差し掛かっているのではなかろうか?

特に当地は、<大量の海水を、大量の真水に変えて蓄積している、世界でも非常に稀な、
天然自然の巨大プラント>という、かけがえのない揺り籠なのですから。

P.S.

<やまがた緑環境税>というものを議会で可決し、山形県民一人当たり年間1.000円也、
さらには、例外を除く県内の法人・団体については資本金額に応じた所定の額の税を収めている素晴らしい地域でもあるので、潜在・顕在はともかくも、県民の本来的な関心事項でもあるのではなかろうか?

雪マークが続いていますが、今朝は思ったよりも積雪が少なく、且つ、比較的軽い雪だったので、
日課である犬っ子達との朝散歩後の、これも日課となりつつある雪掻き作業は楽々であった。

うちの雪掻き作業には「現場監督」が目を光らせているので、先ずはサボれない。
ヘルメット着用とまではうるさくないが、「綺麗な現場」、「整理整頓」、「後片付け」と指示が飛ぶ。

そんな、うちの雪掻き作業の「現場監督」は、<犬っ子ケンタ(兄:5歳)>である。
そうなんですぅ・・・! このなんとも言えない<眼差し>がモノを言うんですねぇ〜。

そんな事を思っていたら、「監督助手」の<犬っ子モッチ(妹:2歳)>が
鼻の頭に雪をくっ付けたまま、よそ見を始めてしまった。気が散ったのかな?


でも、やはり<兄妹>である。

何か興味があるモノを感知すると、↓↓↓の様に、瞬時にシンクロする。


ちなみに、「オヤツ」と「山散歩」のオネダリは、結託して迫ってくる。

トーちゃん&カーちゃんは、いつも<完敗>なのであーる。
...もっと詳しく

1月10日(月)成人の日の朝、雪がたっぷり積もっている。

しかし、朝から人の動きもやや活発で、昨日とは明らかに異なる。
やや陽が射しこんで来たりしてるし、おそらく気圧も上昇方向にあるのだろう。

人間だって動物の一種であるから、野生動物などと同様に、
「生体活性」というものが、意識下で見事に調整されていると思う。

ただ、意識下の事なので、とりたてて話題になる事は少ないし、
意識上では「天候にも左右されない強い何か・・・を求める」という事の方が
勝っているのかも知れない。これも人間の特徴でもあるだろう。

今日は、「成人の日」・・・であった。

拠って、画像のみで甚だ恐縮ではあるが、記念に地酒の数々を進呈させていただいた。

新成人諸君、及びすいぶん昔に成人した事のある諸君も含め、存分にご覧くださいませぇ・・・である。

年が明けて第二週目の日曜日であるが、朝から湿雪がモサモサと降りしきっている。

雪の小休止日だった昨日でさえ、山は輪カンジキ履いても膝まであったので、
こんな日は、とても歩けたものじゃない。それに家の周りの雪カキもしなきゃならん。

っという事で、犬っ子達との山散歩はオアズケとし、いつものコースを散歩する事にした。

ところが、いつもの散歩コースとは言え、この雪でどうも景色が違って見えるのだ。
その辺の雑木にも厚く着雪して、蔵王の樹氷とまでは行かないけど、
そんな雰囲気を醸し出す景色に一変していたからだ。

実は、昨晩の23時頃に雷が鳴って雨が降ったらしい。
らしい・・・、というのは、カミさんから教えられて初めて知った事だからだ。
(私はすでに眠っていて、全然知らなんだ;)

「正月、カミナリ、鎌要らず」 とか 「寒(カン)、カミナリ、鎌要らず」という言い伝えがある。
私の場合、田畑から切り離されてしまって既に4世代も経ってしまっているので、
近年になって知ったコトバなのだが、、こんな時期に、カミナリが鳴る年は不作となるので、
収穫のための鎌が要らない、という事の様だ。
ま、品種改良とか機械化、ハウス栽培などがあまり進んでいなかった昔のハナシだろうが、
当地の農業にとっては、今も昔もあまり好ましくはない様である。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

散歩の後、朝食をとっていたら、携帯に電話が入り、
「今から山を見に行くから、一緒に来ないか?」との事。

こんな雪が降りしきる中での、急斜面での重く深い雪のラッセルを考えて一瞬迷ったが、
今日は単独行でもないし、全員が無線装備でもあるし、馴染みのメンバーでもあるし、
地形もそれなりに分かっている山でもあるので、了解した。

10時半頃に山裾にある駐車場に集合し、装備や服装を整えて、
ラッセルを交代しつつ山に分け入り、途中から散開して、
周囲の状況や現在地などを無線で連絡をとりながら、それぞれの担当箇所を見て回る。

雪は小康状態だがガスっており、杉林の中は比較的歩き易いのだが、雑木(柴))の急斜面の登りなどでは、輪カンジキを履いても今日は太ももまで雪に埋まったりする。
腰を超え出すと四つん這いでも直登はムリなので、ジグザグに進む。

なんてバカな事をやっているんだろう?・・・なーんて、思ったりもしないではないが、
こんなバカな事をやれる事が許されている人生の一時もあるんだぁ・・・、なーんて、
妙に感心してみたりしている自分がいたりもする。

登り下りで、計3時間の雪中行軍ではあったが、無事帰宅。
今日の一番の収穫は、心地よい疲労感と、悪条件の中での協働というものがもたらす
人同士の原初的な信頼感の増幅の様なもの(???)・・・かも知れない。
...もっと詳しく

今日の山形市周辺の雪は小休止。
昼前頃からだが、久々に犬っ子達と山散歩に出かけた。
・・・と言っても家から車で10分くらいの場所だが。

ところが、山に着いて驚いた。

浮力の高い深雪用の輪カンジキを履いても、ズッポリと膝上まで抜かる。
(直径:約35㎝、豪雪で有名な、飯豊町岩倉の名人から作っていただいた逸品である。)
おまけに湿雪なので非常に重い。まるで、足にダンベルを括りつけて歩いている様だ。

でも、犬っ子達は元気なモン。ほぼ「バタフライ」みたいにして雪のなかを漕いで行く。
いや、「泳いで行く」と行った方が正しい。

そんな様相で沢ひとつをほぼ登り詰める。
ここから先は、春になって雪がうまく固まった「本当に特別な日」ならば
ピッケル持ってアイゼンでも付ければかろうじて進めるだろうけど、あえて強行した事はない。

実は・・・ヤマドリを期待したのだが、ここまで来ても姿も羽音も足跡も全くない。

仕方なく、来た沢をそのまま少し下って、なんとか登れるカベ(写真上)に貼り付くが、
ここは私も「四つ足動物」にならないといけない。犬っ子達もかなりの運動量となる。
モッチ(妹2歳)は、「えっ、ここ登るのぉ!?」と言わんばかりである。

ちなみに、ケンタ(兄4歳)の方は、すこぶる運動能力が高く、
何か野生動物の気配を感じ取り、さっと登って行ってしまった。

先行するケンタにかなり遅れて休み休み登ってみると、
カモシカが慌てて逃げて行く足跡を見つけた。ケンタはカモシカを追ったのだ。

ま、基本的なシツケはしているが、日本犬系雑種のオスである事と、
従順な使役犬としての調教は特にしていないので、割りと勝手なのだ。
(由緒正しい西洋犬であれば、全く歓迎されない事なのだが。)
でも山で迷っしまったり、戻らなくなってしまう事はない。
また、大きなカモシカ相手に傷を負わせたりもしない。要は遊びたいのだ。

そんなこんなで、息を切らせ、大汗をかきながらカベを登り、
途中のやや緩やかな場所で一息ついて立ち止まったそのとたん、
ヤマドリが大きな羽音をたてながら沢の方へ急降下した。
長く綺麗な尾が目視出来たその瞬間、撃ち捕った。

今日のところは、近くにいた犬っ子モッチが回収してくれた。

ケンタは、一件落着した頃に大慌てで戻って来て、少し悔しそうだった。

オソマキながら、今シーズン初のヤマドリGETであった。
この「山からの贈り物」は、改めて「七草雑煮」にして大事にいただきます。

週末なので犬っ子達を山で遊ばせたいと思っているのだが、
今日は、雪は小休止かな?

とりあえず、いつもの様に普通に散歩に出て見たが、
雪雲も切れたりして、少し青空も見え隠れしている。

昼前後ならば、木々に付着した雪も少しは落ちるかも知れない。

ところで、この様にBlogなどを自由に使ったり、検索して調べ物をしたり、
国際電話代わりにSkypeで会話したりと、とても便利なネット環境であるが、
同時に、時と場所を選ばずに、容赦なく所用等も入り込む。

じゃ、80年代や70年代に戻るかい?と聞かれれば、やはり、ノーである。

歩んだ歴史は戻れない。 (歴史の解釈や認識は変化もするし、反省は必要だけど。)

人の眼(マナコ)は、前を向いて付いているので、
基本的に前進が得意で、後退は苦手、というのが「素直」なのだそうだ。

昼の時間は若干長くなって来ているとはいえ、日没時刻が遅くなっているためで、
今頃の時期は、まだまだ日の出時刻が遅い。

加えて、今朝は厚い雪雲に覆われていて非常に暗かった。
そんなこんなで、犬っ子達との朝散歩でのシャッターチャンスは無かった。

でも、そんなお天気ではあるが、犬っ子達はご機嫌である。
まだ誰も歩いていない暗いバージンスノーにベタベタと足跡をつけ、
雪の中に鼻を突っ込んでは興味のある匂いをとったり、
ちょっと開けた場所なんかでは、犬っ子モッチ(妹:2歳)が、
「兄ちゃん、遊ぼっ!」って顔して、犬っ子ケンタ(兄:4歳)にちょっかいを出す。

そう言えば、もうすぐ犬っ子ケンタの満5歳の誕生日である。何してお祝いしようかな?
ちなみに、私の代からは「誕生日」をNo1の記念日としている。
その他、外的というかいろんな世の習慣に合わせなくもないが、
この世に出て来た「誕生日」を一応原点として捉え、最優先としている。

ところで、今日は写真が撮れなかったので、ちょっと寂しいから、
先般(2007年)に訪れたコロラドロッキーのカリブー(和名:トナカイ)の写真を載せた。
ま、携帯で撮ったので、とりあえずこんなんが限界;;;。

山形県とは姉妹州県であるコロラドであるが、
そういう行政がらみじゃない独自のコネクションで、
環境コンシャスなライフスタイルの視察という事で行って来た。

ま、一言では紹介し切れないが、キーワードは、
1.アウトドアスポーツ全般
  (スキー、スノボ、フィッシング、ハンティング、ボート、MTB、ギアやウエア産業含む)
2.IT系ハイテク企業、もしくはIT利用ローテク企業
3.コロラド大学
4.ボールダー市(こちらも山形市と姉妹都市)
5.オーガニック系農業や農産品
6.地ビール、地ワイン・・・・・・・・・・・などなどである。

ちなみに、大流行りしたクロックスのサンダルもコロラドに本社がある。

当地山形とは、気候風土も住民気質も人口構成なども異なるので、
もちろん一概には言えないけど、今後更に日米同盟も進んじゃう事だろうし、
TPPの影響も少子高齢社会もすでに後戻り出来ん状況だろうし・・・・、
表層的でカタチだけのどっかの交流会などに任せてばかりおらずに、
騙されたと思って、とりあえずボールダーの街のカフェで
地ワイン・地ビールとメキシコ料理を楽しむだけでも良いから、
一度は行ってみても、おろらく損は無いかも知れないかナー。

要現地ガイドの方は紹介も可能です。
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