やまがたでの日々の暮らし・自然・風景

やまがたでの日々の暮らし・自然・風景
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明日から2日間だけだが、首都圏出張となる。

オシゴト内容の準備の方も大事だが、
ナンと言っても億劫になるのが、靴や服装である。

当地の最高気温は、東京の最低気温にも届かない。
拠って、この時期に首都圏に出向くと、体が妙にオーバーヒートしてしまう。
おまけに、この週末はカンジキ履いて何時間も山ン中を歩いていたし。。。
<↑↑↑そんなの趣味だろ?>って簡単に切り捨てられるかも知れんが、
今でも連綿として続いている飛島の岩ノリ漁の分配方法やマタギ達の猟果の分配方法を、
近代経済論下では、単に「原始共産制」と切り捨てられてしまうのと同じ事の様な気がする。
本当ならば、時代論とか発達史的過程、文化継承等という眼差しを以って
再評価すべき時に来ていると思うのだけど。。。

愚にもつかん屁理屈はここまでとして・・・・・、

ともかくも、そんな自分が、どんな服を着て行けば良いのか、甚だ困ってしまう。

ま、不快感を与えない限りにおいて「自分らしく」で良いとは思うのだが。。。
イツモナガラの事ではあるが、ここは「沓なくて・・・・・」の歌に免じさせていただこう。

さて、準備準備っと。

何かと動きのあった週末が終わって、またまた新たな週が始まった。
< .... and is go on.>てな気分である。

今朝も、やや結晶が大きい雪がハラハラと降っている。
寒のうちなので、当地ではこれが正常なのかも知れない。

犬っ子達との朝散歩コース脇に、雪に覆われた若い雑木の土手がある。
高校生の頃に聴いたギタリスト(ビル・コナーズ)のLPジャケットの写真を思い出した。
(マイナー過ぎなので、勝手な独り言レベルの話題だが;)

もちろん、もっともっと絵になる写真ではあったが、
なにかエッセンス的にとても似てるなぁ〜という感じがした。

ま、ジャケットを思い出したと書いたが、ホントは、同時に、
その透明感のあるソロでのアコースティックギターサウンドなども思い出している。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

一昨日の土曜日は、白鷹山の北山懐へ犬っ子達と1.5時間程の軽い山散歩に出向いた。
雪は深い。先週などよりも若干締り始めているとは言え、輪カンジキで膝下くらいまではある。
ヤマドリの足跡を見つけて、沢を100m程登るがラッセルがキツクテ戻る。
休日とは言え、夕方から会議等が入っていたので、気分的に落ち着かない。
こんな日は、心から遊べていない事を、犬っ子達も微妙に感知しているに違いない。(ゴメンね;)

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

昨日(日曜)は、ターゲットを共にするいつものメンバーで山へ出かける。
メンバー数名での共猟の際には、犬っ子達は普段は留守番となるが、
昨日はピンチヒッターという事でベンチ入りを果たした。
徐々にターゲットの匂いや姿カタチを覚えて貰わにゃならんし、良い機会であった。

うちの犬っ子達・・・只の雑種であり、私から見れば「ヤンチャ×甘えん坊」達であるが、
こうやって、イッチョマエの狩人達からも、可愛がられつつ・育まれて行くという状況自体が、
この現代を人と共に生きる「イヌ」として、非常に稀なシアワセを享受してるのではなかろうか???

ま、トーちゃんとしては、ケンタもモッチも、共に怪我などせずに、
いつか皆さんに少しでも恩返し出来れば良いな、と思っている。


本当は、昨日が大寒で満月だったが、雪雲であまり見えなかった。
しかし、今日の明け方前頃にタイミング良く西の空の雲が取れて、
満月+1日=月齢16の、早朝の月の観賞会と相成った。

犬っ子達にも観賞するように薦めるのだが、彼らは彼らで、
深い雪に鼻を突っ込んで、クンクンと「香道」の道を極めたい様である。

東の蔵王山系は雪雲に覆われていて見えないが、
頭上の雲が上がり始め、比較的明るいDay-brakeを迎えた。


草や木々は、まだ眠っている様だ。
このところの雪で山に入ってはいないが、
多分・・・春に膨らむだろう新しい芽が、堅く小さく付き始めている事だろう。

<新らた芽の 育つ力の 痛いほど>・・・・金魚。
       「金魚」って、<shidareo>の俳号なんですぅ。

さーて、これから家の周囲の雪片付けが待っている。

ひと汗もふた汗もかかなきゃならないが、これも雪国田舎暮らしの一コマである。

大寒の朝であったが、昨日までと比べて以外に冷え込みが少なかった。

夜間に降った雪が、道路も、田や畑も、空き地の枯れ木も、
「ふわふわ・もこもこ」という感じで覆っている。

特に「ふわ・もこ」系の雪が一面を覆うとそれが吸音材となり、人の声も、
自動車の排気音も、犬の鳴き声も響かなくなり、世界がふっと静かになる。

いつもは小さな鳥達が休んでいる雑木の丘も、いつもより静かだった。


ま、寂しがり屋さんにとってはちと厳しいかも知れないが、この静寂感が好きだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・ところで、

昨日より「禁煙治療(計12週間)」なるものを開始した。
実は昨年9月からスタートする予定だったのだが、
禁煙ブーム(?)で治療薬が品切れしてしまい、5ヶ月間も伸びてしまった。

事前検査の結果は、幸い「ライトスモーカー」との事。
自分ではミディアムヘヴィー位かな?と思っていたのだが、
世の中でもっと吸う人は更にもっと吸う様だ。

無駄時間だとか、嫌煙権などという人も当然いるが、
喫煙文化については、もちろん嫌いではない。
低いレベルで理屈を並べれば、飲酒と変わらん。
禁酒法が何をもたらしたかは、歴史が答えを持っている。

社会的には、喫煙に目くじら立てるよりも、国内の自殺者数を
なんとか下げる事の方が、ホントは大事なのではないか?
とりあえず「消費者庁」はあるが、例えば「自殺対策庁」なるものがない。
先般Blogでも触れたが、簡単に言えば死者数がイラク戦争よりも多いのだ。

ともかくも、ま、どうせ禁煙するのなら、成功させてしまいたいナ。
...もっと詳しく

本日の日の出時刻 06:52、日の入り時刻 16:45、
昼間9時間53分、夜間14時間07分、次の新月(2/3春分の日)まであと15日・・・。
(以上、casio G'z GEAR内 山形県データによる)

ちなみに、次の新月に当る2/3春分の日は、2011年は旧歴の元旦となる様だ。

今朝も、いかにも積もりそうな雪が、音も無く淡々と降りしきっている。
木々も眠っている感じだし、動物たちも活性が低く、
せいぜい、犬っ子達の接近が、有刺鉄線の柵の下にじっと隠れていたキジを驚かせて、
慌てた様なゴトゴトという羽音を残して飛び出させてしまった程度だ。
キジには、なんだか気の毒な事をしてしまった感じだった。

日の出時刻を過ぎても、写真を撮れる様な明るさじゃないし、仮に撮ったとしても、
鉛色に近いダークなブルーグレーの光の膜・・・という感じなので、アキラメた。

大寒の前日という事で、この様なお天気なのだろうが、
だからこそ、春の訪れ(音擦れ)が待ち遠しかったり、光が目に染みたりと、
こんな「振り幅」が、脳みそを非言語的にちーゃんとマッサージしてくれるので、
ま、<東北の裏日本>っぽくって、良しとすべしである。

いつもながらの朝の風景であるが、大寒の前日という事で、寒い事は寒い。
でも、平地の視界は開けている。

毎朝ほぼ定時に、私達を追い越して行く新聞屋さんのバイクの
テールライトが、今日は心持ちキラキラしていた。

見上げると、少し滲んではいるが、金星の輝きが残っていた。


ところで、今日は自分の誕生日である。四捨五入するともう還暦である。。。

ま、<赤いちゃんちゃんこ(ベスト)>はすでに何着も持っているし、
(ゴアテックス製、スパンナイロン製、メッシュナイロン製等など蛍光色も含む各種・・・)
特に冬季間はよく着用するが、やはり、フツーでは目立ち過ぎなので、
とりあえず山だけでの着用としている。

しかしながら、彼の「所ジョージ」さんちと同世代でもあるので、
どんな<Jijy>が醸成されるか、我ながら今から楽しみでもある。

あ、プロフィールの年齢部分・・・更新しとかなきゃ。

それでは!
...もっと詳しく

起床すると、すぐに体重を量った後(一応、管理などを;;;)、
すぐに窓のカーテンを開けて天候をチェックする。

ゲっ、月曜の朝から猛烈な雪が降っている。
結果、自ずと予定が決まる。

先ずは、犬っ子達との散歩。
帰宅後、家の前にリードで繋いだまま雪片付け。
(犬っ子達は現場監督と相成る)

月曜の朝なので、普通でも道路状況は通勤等で込み合うのに、こんな雪では尚更である。
このやまがたでも多少は時差出勤なども定着しつつあるが、
この様な時間と燃料と車両と保険費用などの大きな無駄はなかなか解消されないものだ。

こういう風土なのだから、農産物と雪を最大限利用した漬物や酒づくり、
生ハムづくりなどの発酵・熟成が必要な美味しい食品づくり系産業が
やはり当地に適しているのではなかろうか。

普通の週末なら、犬っ子達と山散歩に行ったりするのだが、
今週末はお休みした。

先ず、山は雪が深くて、輪カンジキでも歩くのが容易でない。
もう少し、固まってもらわないと致し方ない。

そんなんで、昨日は屋根の雪下ろしを行った。
山形市郊外在住という事で、特に豪雪地帯ではないが、
古めの在来建築であるからして、
軒先だけでも下ろしておくに越したことは無い。

加えて、雪下ろしはちょっと好きでもある。
何が好きかというと、ま、良い汗がかけるという事と、
庭に雪が一杯になって「かまくら」が出来るほどになると、
子供の頃の冬とか雪のイメージが蘇り、なんとも良い。

本日は、お世話になった人の告別式へ参列した。
実は、昨年暮れ近くにもお宅に遊びに行って、山の事や野生動物の事など
いろいろお話を伺ったり、お土産にと、彼のマイ畑で採れた無農薬栽培の
カボチャや白菜などなど沢山頂いてきたばかりだったのに、
数日前に突然倒れられて、そのまま。。。。

なんとも致し方ないし、刹那いものだ。。。

・・・・・・・・・・・・・・・

ここらでちょっと気を取り戻して、

犬っ子ケンタも先日無事に5歳の誕生日を迎え、
以前よりもすいぶん立派(そう)な「青年の面構え」となって来ている。
トーちゃんとしては、本当に嬉しく誇らしい。

そんな中、まだ名無しの生後2ヶ月時の写真が出て来たので、ちょっとだけご披露。(ふふふっ)


この顔を見たとたん、何故か全く迷いなく「ケンタ!」という名が浮かび上がった。
そんなんで、「ケンタ」という名ついた。

犬っ子達との朝散歩。

日の出時刻はまだまだ遅く、寒くて暗い。今朝は、マイナス6℃を下回っているだろう。

周囲が少しだけ明るくなって、雪の陰影が見え出した。
気温が低いせいか、さらに昇華作用が加わってか、雪の結晶の先端が鋭い感じがする。

その鋭い先端が無数に重なり合って、とても質の良いパールメタリック塗装みたいだ。

もう少し明るくなって来たし、体も少し暖かくなって来たので、
ちょっと立ち止まって犬っ子ケンタ(兄5歳)を撮影。

ま、トーちゃんの欲目であろうが、この犬っ子の眼が大好きだ。
あー、こんな眼を再び取り戻して改めて周囲を見回してみたいものだ。

・・・そんな事を想いつつも、雑念たっぷりで恐縮なのだが、

昨日のNHK・TV山形版ニュースで、
「県内製造業生産高が全産業の30%超えている」という様な内容のものが何度も流された。
この事実と数字がシンプルにクローズアップされているだけで、
<だからナンなんだ。>という事には、ほとんど触れられていない。
でもニュアンス的には「こんなに大きな数字を占めてるので大事なんだぁ〜」という感じだった。

それだけに、私の頭上には??????マークがたくさん現れた。
先ずは、その報道の必然性についての???マークであった。
なんでこの時期に上記の様な報道がNHKで流すんだろう????
ま、素直に「あ、そうですかぁ。。。」で忘れてしまえば平和なんだろうけどネっ。

さらに、その数字の表され方を見るに、比較対象相手である第三次産業については
「サービス業■%」「小売業■%」「卸売業■%」、加えて「その他■%」と、
非常に簡略化されており、<一見>非常に分かり易いものであった。

しかしながら、「県内製造業=第二次産業」であるので、統計の土俵を合わせるには、
「サービス業■%」「小売業■%」「卸売業■%」の合計である「第三次産業」という括りとの
比較対象が必要なのだが、はじめっから3っのカテゴリーに分散されて表されている。

なにか意図があるのだろうか???
これでは、フツーは何気なく誘導されちゃうよね。

ちなみに、県内の第三次産業合計はかなり以前(確か・・・昭和50年頃だったかな?)に、
既に50%を超えているのだ。従業者だって一番多い。

産業(お仕事)は、すべて大事である。そして、それぞれに夢や経緯や課題があって今がある。
同時に、それぞれ全てが、繋がって成り立っているのに・・・・。

世で言う「声の大・小」というヤツなのだろうか?

嗚呼、犬っ子ケンタの様な眼で、改めて周囲を見回してみたいものだ。

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