やまがたでの日々の暮らし・自然・風景

やまがたでの日々の暮らし・自然・風景
ログイン

暗いうちからの、犬っ子達との朝散歩である。

ナトリューム灯に照らし出された舗装道路の小さな交差点。
適度に凍っていて、とても滑りそう。。。特に黒い部分がヤバい。

でも、ABS、ESPなど姿勢制御技術を備えた車はじめ、
ゴムの配合とかの素晴らしい技術に裏打ちされた
スタッドレスタイヤを履いてるお陰だろうけど、
暗いうちからけっこうなスピードを出しちゃって、
ご出勤される人たちもいるものだ。

近所のオジさんが、未舗装の田んぼ道を何度か往復していた。

「おはようございま〜す!」と声をかけたら、
「舗装道路は滑るから、こっちば歩く事にしてるんだハ〜。」と返って来た。

その通り。。。。  確かに、未舗装道路は滑らない。

凍った舗装道路は、私(の様なオジさん)でも怖い事があるし、
年に何度かは転んだりもする。
チャリ通の中学生ヘルメットじゃオーバーかも知れんが、
私が被ってる毛糸のウオッチチャップは、寒さ対策だけじゃーない。

ご近所の大先輩的年齢のオジさんならば、
凍った舗装道路は、ホントに死線を歩かされる思いだろう。

もしも近くに未舗装の田んぼ道が無ければ、
冬場はコタツで丸くなっているしかない。

それじゃ、「引き籠り」とか「歩行困難」、「寝たきり」などが
いよいよ進んじゃったりするのがオチだろう。

今の舗装道路って、

車に優しく・ヒトにはけっこう厳しい、構造体なのである。

週明けの、犬っ子達との朝散歩であるが・・・、
実は、昨日の山行きでけっこう頑張ったので、
久々の筋肉痛なのである。

スパイク付きのゴム長を履いているのに関わらず、
この時期と言うか、場所にも拠るのだが、
枯ち葉の上に雪が数センチ積もった状態の急斜面は、非常に滑り易い。

スパイクが効きそうなのだが、先ず落ち葉が刺さってしまい、
全然役に立たないのだ。その上、さらりと雪があるので、猛烈に滑る。
どうせなら、根雪になってもらった方がガシッと足場が出来て良い。
特に、稜線を外れて、細い柴(若く細い広葉樹)を
手掛かりにして下る急斜面の源頭部などは、
かなり辛いものがある。要は、立っていられないのだ。

手掛かりにした柴が枯れていたり弱っていたりすると、
ベキッと折れたりして、ロープが切れたと同じで、
何メーターか滑り落ちたりしてしまうのだ。
そんな時は、足の踵をブレ―キに使い、
他の柴の枝でも幹でもなんでも良いから、
手で掴んでなんとか立ち直るしかない。
更に勾配がキツイ場所ならば、四つん這いで下りたり、
本当ならロープを使えば良いのだろうが、
ロープだってけっこうな重量がある。

そーんな、厳しい源頭部を下ったその終わり辺りに、
大物が潜む寝屋があったりするんで、その近くで、
「オ―イ!」とか「ソリャー!」とか声を掛けて、起こすのだ。

その様な事で、今朝は久々の筋肉痛なのである。

さて、師走も終盤。  がんばろ!

昨日、本日共に、奥羽山脈系の某端山の山懐に入っていた。
昨日は単独で。本日は猟友計4名である。

画像は、その山懐近くの水鏡に映る
シンメトリーでモノクロームな冬景色である。
物音ひとつしない、静か過ぎる程だ。

ま、こんな厳しく寒く寂しい様なところに
よくぞ居るなぁ〜と、我ながら感心してしまうのだが、
周囲の山々の中をつぶさにみていくと、
いろんな種類の野生動物達の営みを見たり
感じとったりする事が出来るのである。

それなりのキッカケがあれば・・・であるが、
こういう場所というのは、
普段はおサボりしている自分の「五感」を
思い切り能動的に働かせる事が出来る
現代社会でも稀なる場でもあるのだ。

 だから、

  ま、仮に・・・獲れなくとも(泣笑)、

   そういう意味で、心地良い。(汗;) ←非常にかきました。くたくたです。


...もっと詳しく

今朝は、寝坊。。。   
普段より30分も遅れてしまった。
慌てて起き出して、犬っ子達との朝散歩。

カメラはバッグに入っているが、
なんか気忙しくて、何も撮らずに帰宅。
ま、こんな朝もたまには。。。。

新聞広告を見て、ついアマゾってしまった本が昨日届いた。
  五木ひろし・・・じゃーなくって、
  五木寛之「下山の思想」(幻冬舎新書):777円也。

以前は、五木寛之さんの本は特には読まなかったが、
最近の作は少しだけ読める様になって来た。
ま、受け手である私の方の嗜好みたいなものが、
ちょっとだけ変わって来たのだろう。

今、日本の原発の85%程は停止しているそうな。
ま、それがホントの現状であれば、
みんなでもうほんのちょっとだけ我慢したり、工夫するだけで、
日本の原発の100%を止められるんじゃないのかなぁ???
・・・・・・・・・・・とりあえず、止血が大事じゃん。
...もっと詳しく

こーんなに真っ白で、ながらか〜で、ゆーったりとした
曲線を描き出す山もあまりないとは思うが、
晴れ上がった月山を山形市郊外から望むと、
どうしてもお椀っぽく、どうも・・・ベタな写真になってしまう。。。

霊が集まる信仰の山(そういう意味での「死の山」)でもあるのに。

ま、繰り返しになるが、やまがたに住む私にとっては、
子供の頃から・・・・東の蔵王で遊びまくり(スキーや登山、温泉!)、
西の月山からは背後を守られてる様な感覚がある。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

今朝の、犬っ子達との散歩。
↓↓↓帰宅近くになった頃の、土手のハリエンジュである。

葉を落としたとげとげの枝を見ると、
痛く刺さる様な寒い朝に思えるから、なんとも不思議だ。

さて、昨日は月山が明瞭に見えたので、
天候は、今日辺りからかなり下り坂である。

西方には月齢18の月が残っていたが、
間もなく東方の奥羽山脈上空には薄紅色が射して来た。

今日もお天気は良く、行動し易い一日となりそうだ。

さてさて、年賀状であるが、先日注文して来たばかりなのに、
やはり少し足りないので、追加注文をしなきゃならん様だ。
余っても困るし、足りないのも困るし、
毎年の事ながら・・・「丁度良く」とはなかなか行かないものだ。

ケンタ(兄5歳)の左目の下に、カサブタ状態の傷がある。

先週末の山で、犬程の大きさの野生動物と格闘して、引っ掻かれたのだろう。
ま、ケンタは「異種格闘技大好き!」なので仕方ないが、
相手は眼潰し攻撃なんかも仕掛けてくるし、基本「命懸け」なので、
トーちゃんとしては、いつもハラハラなのである。

ん?、モッチ(妹3歳)も撮ってぇーと、カメラ目線で迫って来た。

モッチの眼は、ケンタよりも黒くて白眼部分が少ない。
拠って、比較的無表情っぽくどこを見ているか分かり難い。
人で言えば、なにを考えているのか分からん「ポーカーフェイス型」である。

この要素は、実際の野生動物の世界では優勢なのだ。
表情が豊かで、敵から眼の動きをすぐに読まれてしまう・・・
ひいては、その行動を予測されてしまう・・・様では
なかなか生き残れないのだろうナ。

なんだか・・・なかり久々の写真の様な気がする。

今朝のやまがたは雲が上がり、
奥羽山脈上空には、朝焼けっぽい光が漂っていた。

東北地方裏日本特有の、鉛色の暗い朝が連日続くと、
こんなに少ない光量であっても、朝の光というのが嬉しいものだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・そう言えば、

この東北地方裏日本特有の暗く重たく絶望的な鉛色から、
心とか気持ちが折られたり押し潰されたりしない為にも、
いっそ、雪や冬を味方にして楽しめるウインタースポーツをするのが良いと思う。
私自身も、以前から、スキーをしたり、カンジキ履いて山々を廻ったり・・・と、
自分を元気づけてバランスをとっているのかも知れないなぁ。

↓↓↓奥羽山脈の遠望(日の出後・北東方向)


ともかくも、今日一日はお天気が良さそうだ。

風景の端境期・・・???とでも言うのだろうか???
犬っ子達との朝散歩の時間は、連日暗いし、さらに雨やミゾレである。

やはり何がしかの画像でもないとツマラナイのだが、
それ以前に、気持ちも乗らないモノを載せる事もヘンである。
拠って、今回も画像は割愛させていただいた。


さて、昨日、一昨日と、適度な山歩きを。

一昨日(土)の朝から昼頃までは、犬っ子達をカミさんに任せて、
かねてから探索したい奥羽山脈某所に単独で向かった。
冬眠を控えた黒く大きな野生動物が沢に降りたばかりの跡と
近くに潜む気配にドキドキしつつ、潜んでいるだろう区域を探る。
っという事で、もちろん対峙し勝負したい気持ちと、
突然には会いたくない気持ちとが複雑に交錯する、
非常に趣きのある時間を過ごす。

週末恒例の犬っ子達との山駆け散歩の為に
昼過ぎに一旦帰宅し、犬っ子達と共に改めて出掛ける。

さて、当日はモッチ(妹3歳)のお手柄である。
まフツー程度の大きさのヤマドリをGETして帰宅。
肉は無論だが、ガラからは非常に上品で旨いスープがとれる。
ま、これで、正月の雑煮が更に美味しくなる。

また昨日(日)は、猟友と共に奥羽山脈某所一帯を探索。
またまた黒く大きな野生動物が沢に降りたばかりの跡を発見。
降りしきるミゾレがみるみる消し去る足跡はじめ、
その他の状況から察して、せいぜい数分以内だろう。
昨日よりもやや小ぶりだが、まだ沢にいる!
緊張感と共に、上手と下手に分かれて探る。
・・・・・対岸の斜面を登って足跡が全く見当たらない、
・・・・・・・・・・・・・・・・・・にも関わらず、姿は見えない。。。。
降っていたミゾレが、真っ白で大きなボタ雪の嵐に変わったりする。
こうなると、目の前を降る雪の白さに幻惑されて、
クマっ子が隠れるだろう窪みとか藪陰がいよいよ見難くなる。
でも、相手(クマっ子)から見ても)基本的に同様だろうから、
怖いと言えば怖い事なのだが、こういう気象条件の日は
かなりの近接戦まで持ち込める・・・・などと言われる様である。
しかし、居ない・・・見えない・・・???・・・である。
狐にバカされるとは言うが、クマっ子も負けてはいない様だ。
ま、こんな時間も楽しからずや・・・である。

さてさて、

その後、猟友のジムニー1台に乗り込み、別の地域の
古びた林道を探索移動中に、路肩を少し踏みハズしてスタック。
どうやら路肩がミゾレ雨で緩んでいた様だった。
幸い、沢とか崖とかでは無かったが、車は大きく傾いてしまった。

ハンドウインチを使うも引き上げならず、
さらに状態は酷くなり、車はいよいよ傾きを増す。
JAFを呼ぼうにも、地図にも載っていない林道である。
仮に携帯でGPS座標を伝えたとしても、
せいぜい軽トラとかジムニー向けの山道の途中である。
JAFの車両が入れるとは限らない。

最悪の事態(横転)に至る前に、車のプロ(であり且つ猟友)を
呼ぼうと言う事になるが、都市部に強い某S社携帯は使い物にならず、
幸い・・・僻地に強いと言われる(私の…)某A社の携帯で連絡がついた。

到着までには軽く一時間以上はかかるだろうとみて、
それ以上は傾むかない様に、近くの立木にロープで車両を繋ぎ止めて、
ジジイ二人して恐る恐る車内入り込み、エンジンをかけて暖をとりつつ、
遅くなってしまった昼食代わりにコンビニ菓子パンを仲良く食してる光景が
なんとも・・・可愛く、寂しく、オゾマシクく、情けなく、とても・・・趣きがあった。

かくして、プロ(・・・長年乗り込んだ通なジムニーである)が到着し、
暖かき嘲笑と、スパイシーなお言葉を頂戴しつつ、作業開始。
あっという間に走行可能な位置まで復帰する。

スノモの世界などでは常識になっているだろうけど、
ジムニーなどでのストイックな林道や山道走行の際には、
ぜひ複数台で・・・・である。

あー楽しかった!
...もっと詳しく

今朝は少し冷えた。 

すでに初氷ではないが、山形市郊外でも氷が張った。
未だ明け切らない奥羽山脈上空は明るさも感じられるが、
蔵王雁戸方向はかなり冷えびえとしている感がある。


犬っ子達は、活性が高い感じだ。
っというか、山駆け散歩をした先週の土曜日以来、
朝夕の普段の散歩だけなので、
運動不足でストレスが溜まっているのだろうか???
兄妹どちらともなく仕掛け、2匹でジャレ合う。
ま、互いに遊び合っているのを見ると、メンごいものだ。

昨日は、なんとなく慌ただしくてBlogはお休みしたのだが、
ま、師走でこれから更に超忙しとなるだろうから、
その前にちょこっと元気付けという事で、
山形の職場の仲間の昼休みに向けてクマ汁を振舞った。

友人の猟師(そろそろ熊撃ち名人さんの域・・・かなぁ???)からの
頂き物であるが、肉質も良くやその処理も適切なので、
強過ぎる獣臭や独特のクセもほとんどなく、
ジビエ料理お初の女子社員などからもちゃんと食してもらえた。

  ま、ちょっと怖々気味みたいだったけどネ;;;

Powered by samidare