しだれお

▼ま、週末をまとめて。

風景の端境期・・・???とでも言うのだろうか???
犬っ子達との朝散歩の時間は、連日暗いし、さらに雨やミゾレである。

やはり何がしかの画像でもないとツマラナイのだが、
それ以前に、気持ちも乗らないモノを載せる事もヘンである。
拠って、今回も画像は割愛させていただいた。


さて、昨日、一昨日と、適度な山歩きを。

一昨日(土)の朝から昼頃までは、犬っ子達をカミさんに任せて、
かねてから探索したい奥羽山脈某所に単独で向かった。
冬眠を控えた黒く大きな野生動物が沢に降りたばかりの跡と
近くに潜む気配にドキドキしつつ、潜んでいるだろう区域を探る。
っという事で、もちろん対峙し勝負したい気持ちと、
突然には会いたくない気持ちとが複雑に交錯する、
非常に趣きのある時間を過ごす。

週末恒例の犬っ子達との山駆け散歩の為に
昼過ぎに一旦帰宅し、犬っ子達と共に改めて出掛ける。

さて、当日はモッチ(妹3歳)のお手柄である。
まフツー程度の大きさのヤマドリをGETして帰宅。
肉は無論だが、ガラからは非常に上品で旨いスープがとれる。
ま、これで、正月の雑煮が更に美味しくなる。

また昨日(日)は、猟友と共に奥羽山脈某所一帯を探索。
またまた黒く大きな野生動物が沢に降りたばかりの跡を発見。
降りしきるミゾレがみるみる消し去る足跡はじめ、
その他の状況から察して、せいぜい数分以内だろう。
昨日よりもやや小ぶりだが、まだ沢にいる!
緊張感と共に、上手と下手に分かれて探る。
・・・・・対岸の斜面を登って足跡が全く見当たらない、
・・・・・・・・・・・・・・・・・・にも関わらず、姿は見えない。。。。
降っていたミゾレが、真っ白で大きなボタ雪の嵐に変わったりする。
こうなると、目の前を降る雪の白さに幻惑されて、
クマっ子が隠れるだろう窪みとか藪陰がいよいよ見難くなる。
でも、相手(クマっ子)から見ても)基本的に同様だろうから、
怖いと言えば怖い事なのだが、こういう気象条件の日は
かなりの近接戦まで持ち込める・・・・などと言われる様である。
しかし、居ない・・・見えない・・・???・・・である。
狐にバカされるとは言うが、クマっ子も負けてはいない様だ。
ま、こんな時間も楽しからずや・・・である。

さてさて、

その後、猟友のジムニー1台に乗り込み、別の地域の
古びた林道を探索移動中に、路肩を少し踏みハズしてスタック。
どうやら路肩がミゾレ雨で緩んでいた様だった。
幸い、沢とか崖とかでは無かったが、車は大きく傾いてしまった。

ハンドウインチを使うも引き上げならず、
さらに状態は酷くなり、車はいよいよ傾きを増す。
JAFを呼ぼうにも、地図にも載っていない林道である。
仮に携帯でGPS座標を伝えたとしても、
せいぜい軽トラとかジムニー向けの山道の途中である。
JAFの車両が入れるとは限らない。

最悪の事態(横転)に至る前に、車のプロ(であり且つ猟友)を
呼ぼうと言う事になるが、都市部に強い某S社携帯は使い物にならず、
幸い・・・僻地に強いと言われる(私の…)某A社の携帯で連絡がついた。

到着までには軽く一時間以上はかかるだろうとみて、
それ以上は傾むかない様に、近くの立木にロープで車両を繋ぎ止めて、
ジジイ二人して恐る恐る車内入り込み、エンジンをかけて暖をとりつつ、
遅くなってしまった昼食代わりにコンビニ菓子パンを仲良く食してる光景が
なんとも・・・可愛く、寂しく、オゾマシクく、情けなく、とても・・・趣きがあった。

かくして、プロ(・・・長年乗り込んだ通なジムニーである)が到着し、
暖かき嘲笑と、スパイシーなお言葉を頂戴しつつ、作業開始。
あっという間に走行可能な位置まで復帰する。

スノモの世界などでは常識になっているだろうけど、
ジムニーなどでのストイックな林道や山道走行の際には、
ぜひ複数台で・・・・である。

あー楽しかった!
2011.12.12:shidareo
[2011.12.13]
北国とか雪国って、 (shidareo)
[2011.12.12]
趣のある週末でしたね (mim)

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