しだれお

▼何もナシ 稲刈り後の 大広間。

っという句を作ったのは、10年以上も前になる。
キャッチコピーやタイトルコピーづくりの訓練を兼ねた句会に
何度かハメられた折であるが。

今朝は、濃霧に包まれた稲刈り後の田があった。
濃霧は、その先が見えないので不安な気持ちにもなるものだ。

もしも山で濃いガスに包まれてしまって、方向が分からなくなってしまったら、
とりあえず、留まって晴れ出すのを待つしかない。

<稲刈り後の大広間>というコトバからは、
広大感というか広がり感」と共に、虚無感にも似た空白感も存在し
その感覚は、物理的・視界的には見通しがあるにも関わらず、
濃霧に包まれた様な時に似ている気がする。

霧の先、藪の先、見通しが建たない近未来、
何が飛び出すか分からないっといった恐怖を伴う様な
<魑魅魍魎感>とでも言うのだろうか?

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サトイモが、未だ収穫されないでいた。
[画像]
夏の猛暑・酷暑が祟ってしまい、放置・放棄されているのだろうかと思いきや、
なんでも・・・・収穫時期が奥手で、この近辺だけで栽培されている在来種の
「アクトイモ(悪戸芋)」だそうで、肌(皮)も綺麗で、とても柔らかく・身のキメが細かく、
口の中でトロケル程の美味しいイモだそうだ。

ん。

運良く入手できたら、改めて「イモ煮鍋」で一杯だ。
画像 ( )
2010.10.21:shidareo
[2010.10.25]
mimさま (shidareo)
[2010.10.25]
幽玄な大広間 (mim)

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