しだれお

▼南蔵王山系:「葉山(通称:三吉山)」上空辺り(?)

日の出 06:53の10分ほど前の、南蔵王山系の端山である「葉山(通称:三吉山)」上空辺り(?)に、程よい赤みが射して来た。今朝も冷えているが昨日ほどじゃないし、ポピュラーな猛禽類(トンビ)もご出勤なので、冬型は徐々に緩んでいるんだろう。
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でも、風邪がまだまだ抜けていないので、今日の山行きはオアズケ。犬っ子達も諦め顔だ。

それにしても、毎日飽きずに朝の光を撮っているが、これがけっこう勉強になる。定点観測でもないが、相手がその辺の自然な風景というか景色なんで、似ていても2度と同じ光には巡り合わない。だから、迷いつつも迷わずに撮るしかないし、後悔しつつも諦めるしかない様だ。
い、いや、後半の言い方が悪かった。この場合、「反省しつつも、思い切るしかない様だ。」でしょうかネ。

ところで、実は、一眼レフとかの写真撮影については、これまで自分自身では行わない事にしていた。何故かというと、他にいろいろと忙しいから・・・である。それに、仮に能動的に始めてしまったら、平たく言うと「けっこうハマってしまう性質(タチ)」だからでもある。

でも、予定した道程を正確にトレースするよりも、「寄り道」とか「道草」とか、果ては「道迷い」(遭難はちょっとマズイが・・・)ほど、後から考えると、糧や為になっていたり、語り草になったりして、良いものでもある。(私などは、両親から「おまえは、道草ばっかりで!」とよく叱られたものだが…。)

うちの犬っ子達もよく道草を喰う。犬っ子達にとっての「道草」は、植物性繊維を摂取するという感じで、どうも生理的に必要なものらしい。犬種にもよるのかも知れないが、うちの犬っ子達は、日本犬の雑種だからだろうか?特定のイネ科の雑草と田のイネの、若葉の先っぽ辺りが好みだ。

翻って、人間にとっての「道草」というは、知的好奇心を発端とした自発的能動的非決定論的対応(ワケワカラン!)という意味に於いて、脳みそを活性化させるのにとても良い事に思えてならない。
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2010.01.17:shidareo

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