しだれお

▼鍋倉孝二郎さま

鍋倉孝二郎さま

コメントを頂戴致しましてありがとうございます。

実は・・・・詳細には思い出せなかったのですが、
この鍋倉さまのこの絵のモチーフや構図が、
なんとなく、脳みその深いところに残っていて、
どうにも気になっていた次第なのでした。

この様な事を、”惹かれる”というのでしょうか???

・・・・・・・

やまがたにはアイヌ語が語源となったとされる地名が多く、
その中に、当地を指す「最上」の語源説のひとつである、
「モ・カムイ(静寂なる神)」というのがありますが、予てより、
この元々の意味合いと、その忘脚と変容の経緯などに
私なりに(勝手な?)想いを寄せておりました次第なのですが、
鍋倉さまのこの絵と、こんな想いが「重なる」というか、
例えば・・・「共振」の様なものが、あったのかも知れません。
(うまくお伝えし切れないのが、残念です;;;)

自分としては、安易にコトバにしてしまうと、未成熟だったり、
歪んで伝わってしまいがちで、なかなか非常に刹那いのですが、
あえて言ってしまえば、「精神性としてのネイティヴ・ヤポニーズ探し」
・・・みたいなものなのかも知れません。

・・・・・・・・・・・・・・・・

先日、アメリカ駐在から帰国した息子が面白い事を言っておりました。

ご存知の通り、当地「やまがた」には<草木塔>と呼ばれる
草木の精を祀った石塔がたくさん残っておりますが、この事を含め、
東北芸術工科大学で編集・制作した「やまがた」紹介冊子(英訳付き)を、
駐在先で仕事相手のネイティブ(チーフ格)の方に差し上げたところ、
即座にこの<草木塔>に注目して、「私達と同じだ。」と言ったのだそうです。
「私達も、草や木を使わせてもらった後に、祀りをする。」・・・と。

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ともかくも、

鍋倉さまのこの絵には、何かを超えての”惹かれる”ものがございました。
西川町役場の方にお願いして、特別に頂戴しましたポスターは、
パネル貼りにして、部屋に飾らせていただきております。

あの裸弓の<マタギの少年>からは、なにか・・・「心根」の様なものを
いつも見つめられている様な気が致しております。(汗;)
加えて、傍らには「犬っ子」もおりますし。。。

この度は、コメントをいただきまして本当にありがとうございました。
ぜひまた遊びに来ていただければ幸いです。

P.S.

ご活躍の様子、さっそく検索してHPで拝見致しました。

●2010.12.20
●shidareo
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