しだれお

▼<裏日本>ですよー。

あの、映画「スタンド・バイ・ミー」や「悪霊の島」、「ミザリー」とかで有名な、
アメリカン・モダンホラー小説家の「スティーヴン・キング」ですが、
アメリカのメイン州出身なんです。(実は、けっこうファンだったりもします。)

メイン州は、アメリカ合衆国の東北部に位置しているんで、
ま、アメリカの東北地方の一県みたいな感じでしょうか。
(東北地方に対応するのは、メイン州含むニューイングランド地方となるのかな?)

うっ・・・、前置きがくどくなってしまいましたが、
               何を言いたいかというと・・・、

スティーヴン・キングの映画一連に醸し出されてる、
「あの色」、「あの空気感」、「疎外感」・・・みたいなのが、
この東北の裏日本の色とか空気感と似てるなぁ・・・・という事なんです。
日本なら、差し詰め「キタノブルー」かなぁ???

写真の色・・・ですが、同じカメラ、同じレンズで、
同じ人間が撮ってるのに、絶対に違いますよね。

先ずは、精神論とか感情論じゃァーなく、
モロ・物理的に、光と空気(主に湿度)が違うからだと思います。

でも、ヒトの個体として、その<違い>の中に半世紀も曝されて
毎日生きてりゃ、見えるモン(幻想とか認知とか認識・・)が、少しは違ってくる。
まして、個体(個人)の集合体である地域社会という括りでも同様だろうと。

そういう意味において、メイン州出身のスティーヴン・キングだからこそ
創出し得た作品の数々であり、光であり、空気感なんだろうなぁと、
いつも、そんな煮ても焼いても喰えん事を想っているShidareoなんです。

●2010.12.07
●shidareo
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