しだれお

▼mimさま

コメント、ありがとうございます!

ヤマドリ(のオス全長:90〜110cm程)って、
とても長い飾り尾羽(45〜60cm程)を持っているんで、
特に、驚いて急上昇する時や、木々の間を掻い潜って飛ぶときなぞは
釣り竿の穂先を手で細かく振った様に、それが綺麗に微妙に「くねる」んです。

ご存知の通り、万葉集<あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の.
ながながし夜を 一人眠むかも(柿本人麻呂)>の中で、
わざわざ、<トニカク長〜ィ>事を言うためにあえて使われている程に、
昔はたくさんのヤマドリが身近に居たんでしょうね。

ヤマドリはキジ科の鳥で、日本固有種。
それも、「法律で売買が禁止されている」という、
イマドキ非常に類い稀な、カネで買えない存在なんですよ。

一万円札に刷られている国鳥のキジの方は、売買OKでもあるし、
今でも田舎の人里に沢山いますし、桃太郎話にも出てくるんで、
一般には馴染みがあるんでしょうけど。

ま、そんなこんなで、まだまだ絶滅危惧種ではありませんが、
とにかく綺麗で、且つ美味しい(汗;)鳥だし、日本の古典にも登場してるし、
響き的に、なんかオトナのケダルサとか、ミステリアスさなんかも感じられるんで、
勝手にアヤカッテしまっておりました次第です。

でも、人麻呂は<しだり尾>と能動的に若々しい感じに使ってますが、
私の場合は、年齢的にも若干受身的に<しだれ尾>くらいが
丁度良いのかなと、完コピならぬバグコピーにて。。。

  「バグコピーこそ、進化のキッカケなりぃー!」・・・関係ナイかっぁ〜;

●2010.11.29
●shidareo
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